俺の判断が甘かった

2016年04月03日 05時35分37秒 | 沼田利根の言いたい放題
「沼田の奴、飼い殺しにしてやる!」
当時、勤務していた経営者から沼田はイジメのターゲットにされてしまった。
沼田利根は「会社のために」と誰よりも頑張ってきたのである。
倒産寸前の会社を立て直すために、沼田が死に物狂いで奮闘してきた時期に経営者は、あろうことか戸田競艇などへ行っていたのだ。
ある意味で、その経営者も被害者であった。
創業者に騙され、家を担保に金をつぎ込み会社の建て直しに奮闘した時期があったのだ。
その意味で、2人は同志の存在であった。
だが、「次期社長は、沼田にする」と株主の一人が言ったことから、事態はあらぬ方向へ動いていく。
経営者は、6年間も株主総会を開かない。
創業者は沼田に不満をもらす。
沼田も創業者に騙され、倒産寸前の企業に関わってしまったのだ。
「俺の判断が甘かったのだ」と沼田な後悔していた。
「横田さんは詐欺師のようなもんだ。自分だけ良い思いをして社員を犠牲にしている。先生などと呼ばれていい気になって人間は信用できない」と親しい友人は批判的であった。
「横田さんと関わると裏切られるよ。苦労を背負い込むよになるよ」ともアドバイスをされていた。
だが、横田さんから再三懇願され、沼田は彼の部下になったのだ。













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