峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

奈良井宿

2013年07月15日 | 
昨日は木曽の御岳3062mに登る予定でした。高校の同期たちでやってる山の会の計画に便乗しました。

前日の雷雨に心配しながら登山口まで行ってみると、やはり雨。登り始めから雨で、展望も期待できないなら登っても辛いだけだなと早々に中止決定(ー_ー) いきなりの敵前逃亡です(^^ゞ

それでは、ここまで来てしまったこの体、どう落とし前をつけよう?中山道の馬籠宿とか妻籠宿とかの人気観光地の候補が上がります。それならと高校生当時に行って感動した奈良井宿を提案しました。



奈良井宿は中山道最大の難所である鳥居峠の麓にあるため、峠越えのベース基地として栄えました。そして写真のように馬籠や妻籠をしのぐ規模にも関わらず、観光客は少なく、穴場的な静かさが魅力です。

江戸時代風の看板がかかった家が多いですが、こんな昭和レトロな看板を保存してらっしゃるお家もあります。



初めて行ったとき(1971.4.5)に私が奈良井で一番美しいと思った建物は旅館・越後屋さんでした。

1971.4.5当時の越後屋

「えちごや、おまえもワルよのぉ!」
の越後屋は江戸の悪徳商人ですが、三越創業時の屋号と聞きますし、同じような屋号は全国的にあったようです。

しかし1971.4.5当時の写真と較べると、1971年当時ガラス戸だった正面の引き戸が今は格子戸になっています。昭和53年(1978年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に指定されてからの努力でしょう。

旅館、越後屋

ここで、奈良井宿の観光案内に付いていた「町屋の正面意匠と部分名称」の図を詳しく見てみましょう。わかりやすかったので、パクらせていただきました m(_._)m
宿場の建物に多いのは袖壁と格子戸、2階の方が長い屋根ですね。

町屋の部分名称-s

それから奈良井宿はNHK連ドラ「おひさま」のロケ地になりました。戦前の松本市という設定でした。女学校時代の白紙同盟3名の通学とか、おばあさま渡辺美佐子が黒塗りの高級車で乗り付けるシーンなどが懐かしいです。





宿場外れには鳥居峠に登っていく階段もあって、また辿ってみたくなりました。

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岐阜県図書館で地図研修会

2013年07月14日 | 旅行
岐阜県図書館は参考文献や国土地理院の地図とか何かとお世話になっています。今年の異動で高校の同級生が図書館の館長さんになったので、館長就任を記念してというか、それに便乗して研修会を開いてもらうことにしました。



玄関に着くとボードに予定が書き入れてあります(^^;)



待っていると、館長さんがお出ましになられました。まずは参加者ともども記念写真をば。



11:00~12:00 館長 じきじきに岐阜県図書館を案内していただきました。

岐阜県図書館は平成7年7月7日というゾロ目の日に岐阜公園の旧図書館から移転開館しました。駐車場を含めた延床面積は大阪府立中央図書館に次いで全国第2位。また蔵書数・利用者数・貸出冊数とも上位にランクされるそうです。

また地図関係資料の所蔵が全国一で図書館としては珍しいそうです。そのため図書館の床などに地図が展示してあります。



古地図の所蔵も多く、NHKの「ぶらタモリ」に使われた古地図は県図書の提供だそうです。そんなこともあってか有名人も訪れていて、作家の志茂田景樹さんや俳優の紺野美沙子さん、NHKアナウンサー・加賀美幸子さんの色紙が飾ってありました。

2階にある「江戸古地図」は大きさも詳しさも圧巻でした。





また、館長の案内ですから、ふだんは決して見ることができない図書館のバックヤード・蔵書室とか他の図書館と本の貸し借り配送室、本の修理室、また当図書館の目玉・地図の収蔵室とか加工などをする部屋などを見せてもらいました。

写真は新聞各紙をまとめておく書架と地図の加工室、各種地球儀が並んでいますし、奥の別室には貴重な地図類が収蔵されていました。


       
12:00~13:00 館内レストラン「杏(アン)」にてランチをいただきました。



13:00~15:00 お昼からは 研修会です。
「地図の魅力」について、県図書館サービス課 郷土・地図情報係 課長補佐 様に講師になっていただき、わかりやすい地図の知識、江戸時代の地図事情、伊能地図など貴重な地図類の解説をしていただきました。



そんななかで特殊な地図としては「外邦図」があります。書いてあるように日本軍が軍事上の必要に迫られて独自に測量・作成した地図です。一般に知られていなかった施設や地形、土地利用状況などがわかるので大変貴重です。そういえば「劔岳 点の記」も陸軍測量部の話でしたね。



旧ソ連製地図はソ連崩壊に伴い四散してしまったのか、いま世界に3つしかないそうです。中国やインドなどアジア地域を中心に所蔵しているので、映画・旅行など現地の地理を把握するのに利用されているそうです。



古地図は郷土研究とかテレビ番組の資料など需要が多いそうです。



私は小学生以来の地図ヲタクです。たまたま銀行で今いる部署が日本全国の地方税を取り扱っているので少し満足してますけど、こういう全身どっぷり浸かった職場は羨ましい限りです(^^;)

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インターラーケン(ホテルなど)

2013年07月13日 | 旅行
インターラーケン(Interlaken)は「湖の間」という名前のように、ブリエンツ湖とトゥーン湖に挟まれた所にあります。写真はトゥーン湖から見たインターラーケンです。

トゥーン湖から見たインターラーケン

そのイーターラーケンヴェスト(西)駅の近くに私たちが泊まったHOTEL CENTRALがあります。最上部にCONTINENTALの文字が付けられています。でもガイドブックには載ってないので由緒あるのか胡散臭いのかよくわかりません。もっとも今まで泊まったホテルもガイドブックには載ってないので1流ホテルではないのでしょう(^^;)



ちなみにユングフラウ登山鉄道が出てるのはイーターラーケンオスト(東)駅です。

玄関前の川は驚くほど水量豊富です。ふたつの湖を結ぶ川とは思えないような流れです。部屋はこの川とは反対側にありました。しかし、こちら側にも小さい川があります。それぞれが別々の川ではなく、分岐した川の間、すなわち川中島になっているのです。



部屋は書斎のようなスペースが窓際に伸びたへんてこな構造になっています。いや、それよりこのホテルの部屋鍵はとってもかかりにくい古くさい鍵でした。



夕食は2日ともホテル外のレストランでした。こちらが1日目。無駄に元気の良い店員がいる店で、泊まったホテルが経営しているようです。メインは魚のソテー。スイスなのに魚が多いのは湖が多いからだそうです。



2日目の夕食です。メインはオイルフォンデュ。スイスはチーズフォンデュが有名ですが、それだとパンを付けるだけ。ツァー中、肉料理が極めて少なかったせいか、牛肉のオイル揚げといったところですか?それなりに美味しかったです。



泊まったホテルの朝食です。ソーセージもチーズも不味く、「?」の付くホテルでした。



町の中にあった日本庭園です。インターラーケンは湖の間の町。そんなことで琵琶湖岸にある大津市と姉妹都市になっています。ここはその友好庭園として造られたそうです。日本庭園のバックに教会というミスマッチが面白いです。そしてガスった山が晴れていれば、そこにユングフラウ3山が見えるのだそうです。



晴れてたら良かったのに。仕方ないので池端に佇むと餌をもらえると思ったのか、池の鯉たちが一斉に集まってきました。



でもそばに立ててある看板にはご丁寧に
「池の鯉に餌をやらないでください」
と日本語で書いてありました(^^;)

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ユングフラウ

2013年07月12日 | 
スイス観光の代表的なもののひとつベルナー・オーバーラント。その中心にあるのがユングフラウ三山です。インターラーケンから登山鉄道を乗り継ぎ、最後はトンネルの中を登り、ユングフラウヨッホ3454m地点まで行ってしまえます(途中に載せた地図参照)。



まずはインターラーケン・オスト(東)駅からBerner Oberland-Bahnでグリンデルワルトヘ行きます。普通の電車です。ここでアプト式電車に乗り換えます。氷河急行のようなパノラマ車が付いていました。クライネシャイデック2061mまでの間では下の写真のように山が見えました。



たぶん、これがアイガー。



そして、メンヒ、ユングフラウです。
ユングフラウは「若い女性」という意味で、「アイガー」という男性の山と一緒になりたいのに、間に入って邪魔しているのがメンヒ(僧侶)なのだそうです。



クライネシャイデックでもう一度アプト式の電車に乗り換えると、やがてトンネル内を登るようになります。車掌さんが検札に来ます。インターラーケンは湖の間という意味の名前が付いた町なので日本の大津市と姉妹都市になっています。



途中のアイガーヴァンド駅ではトンネル内の窓からアイガーの壁が見られました。

次のアイスメ-ア駅でも氷河などが見られます。それぞれの駅で5分づつ停車します。



終点・ユングフラウヨッホ駅もトンネルの中です。トンネル内から展望台建物に入ると、日本の昔懐かしい赤ポストがありました。たぶん大津からの寄贈でしょう。

エレベーターで展望台に上がってみると、ガスってホワイトアウト状態でした。



ユングフラウ三山についてはインターラーケンに着いた日から最後まで全くと言っていいほど見えませんでした。ですから中腹で一瞬見えたのが奇跡のように思いました。

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世界遺産・ベルン

2013年07月11日 | 旅行
ベルンといえばスイスの首都です。
さほど大きくはないのでチューリッヒやジュネーブほど有名ではないですが、
町そのものが中世の佇まいを残していて、世界遺産に指定されています。



上の写真は大聖堂。ドームのような緑屋根が連邦議会議事堂です。
これらの写真はアーレ川の川べりにあるクマ公園から撮りました。



ベルンの名前はここを造ったツェーリンゲン公が狩りをして最初に捕まえた動物の名前を町の名前にしようと提案、最初に捕まえたのがクマbärenだったため、ベルンと名付けたそうです。

そんな町の象徴であるクマが飼われているのがクマ公園です。クマ公園前では電車などの架線の上に綱渡りをするクマのレプリカがありました。下の動画にも写っています。



のんびりしているクマが可愛かったです。

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モンブラン×

2013年07月10日 | 
本日はアルプス第一の高峰、モンブランを見に行きます。

ツェルマットからローヌ川の谷に戻り、マーティニーからフランスのシャモニーに向け峠道に。その前にサービスエリアのような施設に入りました。



添乗員さんの説明によると、
「サン・ベルナール峠は大変厳しい峠道で行き倒れる人が多く、それわ救うために大型の救助犬が使われました。犬の首輪には小さな樽をぶら下げ、その中にブランデーなどのアルコールを入れ、救助した人に飲ませて気付け薬代わりにしました。そのサン・ベルナールを英語読みすると、セントバーナードになります。」
これを聞いたので、てっきりこれから行く峠はサン・ベルナール峠と思いこみました。

フォルクラ道路

しかし、後から調べてみるとサン・ベルナール峠はスイス・イタリアの国境で、ナポレオンが越えたとか、90度くらい位置が違います。地図やバスから撮った峠付近の写真を照合すると、ここはフォルクラ峠でした。峠のホテルの写真を拡大するとこうでしたから(^^;)



なんとなく国境を越え、シャモニーの町へ行くと、モンブランの展望台エギーユ・デュ・ミディ3842mへ行くロープウェイが強風・悪天候で運休とのこと。仕方ないので反対側の展望台プレヴァン2525mに行くことになりました(下の写真で赤い線がエギーユ・デュ・ミディへのロープウェイ)。



プレヴァン展望台へのゴンドラ駅です。スキー場のゴンドラですね。上方に見える岩山が展望台です。



登っていくと、シャモニーの町が見えてきます。そしてゴンドラの上の駅です。



さらにそこからロープウェイで展望台の岩山に行きます。手前にいる金髪の女性がロープウェイの運転手さんでした(゚o゚) ロープウェイに乗ると、いきなりガスが出てきて全く見えなくなりました。しかし、展望台に到着する頃には晴れてきました。



展望台からモンブランは全く見えませんでした。しかしフランス側の西方の山は見えました。



展望台のカフェでコーヒーを飲んできました。スイスフランしか持ってませんでしたから支払いの時に困りました。フランスもユーロですからね。クレジットカードも使えそうではなかったのでスイスフランで換算して払ってきました(^^ゞ

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ツェルマットのホテル

2013年07月09日 | たべあるき
ツェルマットで連泊したホテルです。「ラ クーロン」と読むようです。2階のテラスから撮っています。



このテラスに見えるサンルームのような白い枠組の隣が私たちの部屋でした。部屋の前には赤いクッション付きのビーチベットがあります。晴れた日は寝そべってマッターホルンが見られますv(^^) 冷蔵庫はありません。



ホテルに着いたときの夕食を再掲しておきます。前菜がトマトクリームスープ、メインがサーモン焼きに野菜パサパサのライス、デザートがレモンシャーベットです。コーヒーはオーダー。このときのレストランは1階でした。



うちの部屋の隣にあるサンルーム、ここが朝食用(バイキング)のレストランでした。もちろん、ここからもマッターホルンが見えます。チョー豪華ですねv(^^) しかしバイキングの種類はハムとチーズくらいで大したものがありません。パンとヨーグルトは美味しかったです。



レストランのウェイトレス?さんです。1回目の朝が左のご婦人、2回目の朝が右側のとてもおきれいな人でした。席に着くと「コーヒー?ティー?」と聞いてきます。そしてテーブルへ写真にも写っているポットを持ってきてくれます。4杯分くらい入ってました。



連泊最終日、朝の出がけは雷雨。ツェルマットの駅までは歩かなくてはいけません。どうしようか考えたあげく、ゴアのフル装備で折り畳み傘をさして行くことにしました。そんなホテルの玄関先で1枚。古い板スキーが飾ってあります。



雷雨は一過性のものだったらしく、雨は小やみになり、駅に着く頃にはやみました。

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マッターホルン2(展望台・博物館)

2013年07月08日 | 旅行
毎日暑いですね。東海地方もとうとう梅雨が明けてしまいました。いつもより2週間早いそうです。入梅は遅くて明けが早い。冬は雪が多かったし、なんちゅう気候でしょうか!

それからここのデザインを変更しました m(_._)m 地図や写真など最近サイズが大きすぎて画面をはみ出すことと、記事の「年月日」の「年」が出ないからです。

昨日の記事に地図を載せるのを忘れました。ツェルマット周辺の地図です。合わせて昨日にも載せておきます。
さて、ここで赤囲いをしたところが昨日と今日の記事で出てくる所です。



ゴルナグラートの展望台は天文台みたいなドームとともに重厚なお屋敷のようです。この外観から見ても実際にホテルを兼ねているようです。目の前には教会もあって、私らからすると、ここで結婚式もやれちゃうのかな?という感じです。

展望台の前はオープンテラスになってます。展望台のレストランはスキー場のようにセルフサービスでしたから、飲食物をトレイに載せてオープンテラスに持っていく人が多かったです。



私らのツァーは数に任せて、このレストランでコース料理を食べました。野菜サラダ、メインがブラートブルースト(名物のソーセージ料理)、デザートは私が大好きなアップルパイでした。さすがにコース料理だからかセルフではありませんでした(^^;)



食事が終わってから現地ガイドさんの案内で「湖面に写る逆さマッターホルン」を見る予定でした。でしたというのは予定コースが積雪で開いてないこと、マッターホルンもお隠れになっているので中止。

代わりにフィンデルバッハから麓のツェルマットまでのフラワーハイキングに変わりました。高山植物はそれなりに可愛いですけど、名前を覚えられないので割愛します(^^ゞ



ハイキングの後は自由行動。私たちはスネガの展望台へ行ってみようかと、添乗員さんが持っているスイスパスを借りて行きました。これを見せると展望台へ行くケーブルカーの運賃が半額になるとのことでした。嬉しいv(^^)

私たちはスネガからさらに上へ行くつもりでした。しかし、クワッドリフトみたいなのが動いていません。仕方ないのでスネガ展望台のオープンテラスでコーヒーを飲んできました。ここもマッターホルンの展望台なのですが、やはり一度お隠れになったお山は現れてはくれませんでした。

スネガ

スネガから降りてツェルマットの町をブラブラ。通りの建物の壁にマッターホルン初登頂を果たしたエドワード・ウインパーのレリーフが埋め込んでありました。彼の登頂記「アルプス登攀記」を小学生のときに読んで以来、アルプスと言えばマッターホルン。そしてスイスに行きたいと思うようになりました。思い続けて半世紀。私も執念深いですね(^^ゞ

ウインパーのレリーフの前にはアルプスの小動物・マーモットの銅像がありました。実物は帰りの登山電車の車窓から一瞬目撃しました。電車に驚いて一目散に巣穴に飛び込んじゃいました。



このマーモットの銅像の後ろにあるのがマッターホルン博物館です。ここも話の種に入りました。狭そうですが地下が広いです。入場料はけっこう高かったですが、「スイスパスある?」と聞くので借りてきたものを見せると、何と無料になっちゃいました。それにロッカーまで使って良いとのことでした。
「スイスパス」黄門様の印籠みたいです。

ここの目玉は「切れたザイル」です。初登頂のあと下山している最中にザイルが切れたのです。6人のパーティの半分が命を落としました。まあビックリするくらい細かったです。こりゃ切れるわと思いました。



そのほかは予想通り民俗資料館です。ハイジハウスと大して変わりません。それでもアルプスの岩石とか色々のものが展示してありましたし、装備の変遷は面白かったです。山靴、水筒、カメラですね。

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マッターホルン(ゴルナグラート鉄道)

2013年07月07日 | 
今回のスイス行き、一番の楽しみはアルプスの山々です。中でも象徴的な山、マッターホルン4478mはどうしても見たかった山でした。

前日から中腹というか8合目?あたりまでは見えていましたが、朝焼けのときも、あと少しがどうしても見えませんでした。



本日はツェルマット駅前からゴルナーグラート鉄道で3089mにある展望台を目指します。アプト式の登山鉄道です。ここで位置関係です。地図を載せておきます。



登山電車が発車してすぐ、ずっと見えなかったマッターホルンの頂が見えてきました!車内に大歓声があがりました\(^O^)/ 駅の看板「the matterhorn railwai」に偽りはありませんでした。いやあ、生きてて良かった。



そうなると、ワクワクドキドキ。どこを見ても絵になります。アプト式電車は楽しいですし、高度が上がると色々な山々が見えてきます。



そしてゴルナーグラート展望台に到着です。展望台は石造りの洋館で天辺に天文台のような2つのドームを乗っけてました。



展望台に上がる前に集合写真です。ツェルマット駅前から富士フイルムのお店が出張してきて撮影です。アルプスには付き物のセントバーナードが救助犬ならぬ写真犬として侍ります。ついでに希望者も個人的に写してくれました。

個人の撮影になった頃には晴れていたマッターホルンに雲がかかりだしました。ほんとラッキーでした。

マッターホルン3

展望台に上がると、目の前に見える景色です。ヨーロッパアルプス第2の高峰・モンテローザ4634mが一番左に見えます。双耳峰です。真ん中あたりの雲に隠れているのがリスカム4527m。間にカストール・ポリックスなる双子峰があって右端にブライトホルンです。すべて4000m以上あります。そして目の前を流れているのが氷河ですね。

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展望台付近の最高点にも登ってみました。女房がいるところです。後ろにミシャベルアルプスの最高峰・ドーム4545mが見えます。展望台にあるドームも目の高さです。



マッターホルンの雲も多くなってきました。そして瞬く間に見えなくなりました(ToT)/~~~

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ツェルマット

2013年07月06日 | 旅行
サースフェーでミシャベルアルプスを見てから、本日のお宿、ツェルマットへ移動しました。

マッターホルンが見える麓の町としてあまりにも有名なツェルマットは内燃機関の車は進入規制されています。そこでひとつ前のテーシュでバスを降り、シャトル列車に乗ります。

アルプスの風景がきれいです。川には雪解け水が轟々と流れています。



ツェルマット駅には泊まるホテルから荷物のお迎えの電気自動車が来ていました。お客は町中を歩いてホテルまで行きます。何しろ40名のツァーですから、お客も一緒に運んでいたら日が暮れてしまいます。

日が暮れるといえば、これで現地時間の19時15分です。暗くなってもおかしくないのに緯度が高いのでしょう。21時頃でも結構明るいです。

泊まったホテルです。2階のテラスから撮っています。



ホテルに着いて早々に夕食になりました。前菜がトマトクリームスープ、メインがサーモン焼きに野菜パサパサのライス、デザートがレモンシャーベットでした。コーヒーは自分で付けました(旅行中、朝のバイキング以外は常に自分でオーダーしてます)。



食後、2階テラスからマッターホルンが見える名物橋を写しました。マッターホルンの頂上部分は雲の中でした。



これで22時少し前です。ビックリでしょ!ツェルマットは北緯46度。樺太付近に相当します。また標高1600mに位置しますから寒くて当然ですね。

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ミシャベルアルプス

2013年07月05日 | 
フルカ峠を下り、次に目指すは5大名峰の2番目、ミシャベルアルプスです。ツェルマットの隣の村・サースフェーから見ます。ここは標高1800m、人口1300人の小さな村です。添乗員さんの説明によると、先回のFIFAワールドカップに向け、全日本男子のキャンプ地になったのがこの村だそうです。

開催地南アフリカの試合会場が1000mを越す高地なので、体を慣らすためにここにしたそうです。なるほど有名ではないので観光客も少なく、練習に打ち込むにも最適だったようです。

そんなサースフェーから見たミシャベルアルプスです。左からアルプフーベル(Alphubel)4206m。その右下にあるのがフェー氷河(Feegletscher)。その右にティーシュホルン(Taschhorn)4490m。さらに右真ん中付近にあるのがミシャベルアルプス最高峰のドーム(Dom)4545mです。スイス国内でも最高峰になるそうです。



そのほかにも色々な山が見えてましたので、絵地図を参考にしてみましょう。ここはロープウェイやゴンドラが数多くかけられ、山岳というよりスノーリゾートがメインのようでした。



下の写真は最初の写真の左方になります。真ん中がアルプフーベル(Alphubel)。そして左の雪山がアラリンホルン(Allalinhorn)4027mでしょう。



最初の写真を撮った橋を別アングルから写してみました。



橋の後ろに写っている山達は何だかわかりません。まさかイタリア国境にあるモンテローザではないでしょうから、ミッタークスホルンとかフェルスキンでしょうか?

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フルカ峠(ツール・ド・スイス)

2013年07月04日 | 
今年もツール・ド・フランスが始まりました。毎日NHK-BS1でやってます。今回は記念すべき第100回だそうです。

今回のスタート地点はツール初のコルシカ島でした。バカンス客がフランス本土からやってくると放送してるので暖かい所かと思ったら、峠付近には雪がありました。調べてみると、ここは北緯41度、青森県と同じだそうです。さもありなんです。しかも2500m越えの山も多いのだそうです(゚o゚)

ツール・ド・フランスの山岳ステージにはピレネーとアルプスがあります。しかし、スイスのど真ん中にある峠はさすがにコースには含まれません。そのため昨日の記事「氷河急行、グレッシャー・エクスプレス」にでてきたフルカ峠はどうだろう?と調べてみました。

フルカ峠の下、ローヌ氷河付近でサイクリストと

やはり今年のコースにも設定されていません。しかし検索すると、ツール・ド・スイスでは結構越えるようです。今年のコースでも第2ステージ6月9日クイント ~ クラン・モンタナ170.7kmでは越えているかもしれません。だってクイントはアンデルマットの南東にありますし、クラン・モンタナはシエルやシオンの近所にありますもの(参照スイス地図)。

いや、それより驚いたのは、ツールの最終日・第9ステージ6月16日バート・ラガツ ~ フルームサーベルク26.8Kmです。最終日のスタート地点、バート・ラガツの地図を確認してみると、その隣町がなんとハイジのふるさとマインエンフェルトでした。しかも私たちも6月16日の午後に行ってますから、同じ日でした。偶然とはいえ、もの凄い接近遭遇を果たしていました(^^ゞ

長い前振りになりましたm(_._)m

氷河急行をアンデルマットで降り、チャーターバスに乗り換え、5大名峰の2番目、ミシャベルアルプスを目指し、サースフェーの町へ向かいます。アンデルマットの先にはフルカ峠があります。つづら折れやヘアピンの急坂がガンガン続きます。



ふと谷間を見ると、別の鉄道がありました。ああ、これがフルカ長大トンネルができる前の旧線(現フルカ山岳鉄道)ですね。BSで見たことがあります。アプト式蒸気機関車が走っているよね。最後は標高2000m付近でトンネルに入ってます。



てなわけで、ソロソロ峠です。遠くからあそこかな?と狙いは付けられたものの、ここも座った席と反対側でしたから危うく撮り損ねるところでした。



峠から下りだしてすぐ、ドライブインというかレストランがありました。問題のローヌ氷河がその先にあるようです。



みんなが休むポイントのようで、何組か登ってきていたサイクリストのカップルとツーショット写真を撮ってもらいました。

フルカ峠の下、ローヌ氷河付近でサイクリストと

氷河のある側もとんでもない傾斜です。ツヅラ折れの道が麓まで続きました。



ここなら自転車を持って来たいなと思った峠でした。

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氷河急行、グレッシャー・エクスプレス

2013年07月03日 | 鉄道
本日はサンモリッツ駅からアンデルマットまで。最近脱線・転覆したとかで逆に有名になった氷河急行、グレッシャー・エクスプレスに乗ります。全席指定、昨日を上回る5時間の旅です。ループ橋のベルニナ・エクスプレス以上に人気がある列車です。



沿線の急坂の上り下りでも飲めるように写真のように傾いたワイングラスが名物とか・・・サンモリッツ駅でおみやげに買ってきました(^^ゞ

氷河急行、グレッシャー・エクスプレスの写真です。サンモリッツのときの電気機関車。スイス国旗をモチーフにしたパノラマ展望客車です。



途中のクールで向きを変え、ディゼンティス駅でオーバーアルブパス(峠)越えに備え、アプト式の電気機関車に付け替えました。

沿線の見ものはやはり石造りのアーチ橋であるラントヴァッサー橋でしょう。昨日と違って先頭車両でしたから撮影は苦戦しました。写真の橋は別ものだと思いますが、動画には収録できました。またオーバーアルプ峠付近には凍った湖がありました。



この列車が「氷河急行」といわれる所以はフルカ峠付近で「ローヌ氷河」が見えたことによるそうです。しかし、新フルカトンネルの開通により現在では氷河を見ることは出来ないそうです。そのため、このツァーではフルカ峠をバスで越えました。

氷河特急は自分の座席で食事ができます。全席予約ですし、ツァーならではの嬉しいサービスです。座席が対面対座で真ん中にはじめから小さなテーブルがあり、バタフライのようにテーブルを広げて使います。

メニューは野菜サラダ。メインが豚とキノコの煮物、ミックスベジタブルの炒め物、麦米のピラフ。デザートはチョコケーキでした。



ドリンクは期待を込めてワインにしました。でも傾いたグラスは出てきませんでした。うそつきめ(ー_ー) 終わりがけにコーヒー追加注文しました。ただスイス国内で食べた料理のなかでは上位に来る料理だと思います。



上の写真はアプト式の線区です。真ん中にラックレールがあります。オーバーアルブパス(峠)から下ります。鉄道では珍しいツヅラ折れの急坂を下ります。アンデルマットの町と駅が眼下に見えています。まるで飛行機のようです。アンデルマットで降りてバスに乗り換えます。

それでは、最後に動画をどうぞ。



絶景でない側の座席なのが残念でしたが、全席予約なので仕方ありません。その分20倍ズームの動画でカバーしました。

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ベルニナアルプス

2013年07月02日 | 自然
今回のスイス旅行で5大名峰へ行った最初のもの、ベルニナアルプスです。



ロープウェイで登ったディアボレッツァ展望台(2978m)から見えたベルニナアルプスです。パノラマ画像にしてみました。左からPiz Palü(ピッツ・パリュ3901m)両側にこぶのような支峰があります。その右がBellavista(ベラヴィスタ3922m)、やや右の雲がある辺りに、Crast'Agüzza(3854m)と主峰のPiz Bernina(ピッツ・ベルニナ4049m)があります。さらに右がPiz Morteratsch(ピッツ・モルテラッチ3751m)だそうです。



この大展望を見ながらコーヒーを飲みました。後ろはカフェの窓に写るベルニナアルプスです。

コーヒーを飲んでいる間に雲が晴れて、Crast'Agüzza(3854m)とPiz Bernina(ピッツ・ベルニナ4049m)が見えてきました\(^O^)/



ということで、サンモリッツから割と近いところにあるディアボレッツァ展望台です。ロープウェーで登ります。麓が既に2093mあります。



カフェ全景。置いてあったエーデルワイスの花です。

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世界遺産ベルニナ・エクスプレス

2013年07月01日 | 鉄道
スイスのサンモリッツとイタリアの町ティラノを結ぶレーティッシュ鉄道ベルニナ線は世界遺産に指定されています。



その絶景を楽しむために窓が天井まで回り込んだパノラマ急行列車がベルニナ・エクスプレスです。サンモリッツからティラノまで乗りました。

ベルニナ線の路線図

全席指定、頭の上まで一枚ガラスなので景色がよく見えますv(^^) これはモルテラッチ氷河です。青い氷が印象的です。ここは進行方向右側、すなわち西側に絶景が多いようです。



午後から行くディアボレッツァ展望台へのロープウェーも右側に見えました。



車内には早くから車内販売さんが回ってきました。日本語がお上手(^^;)で名物のひとつでしょうね。



最も標高の高いオスピッツォ駅、2253m。ベルニナ峠2328mが近くにあるそうで、高さの表示がありました。

オスピッツォ駅

列車はラーゴビアンコの湖畔に沿って走っていきます。



下りにかかり、鉄道では珍しいようなつづら折れが続きます。そしてトドメが最後のハイライト、ループ橋でした。ここも右側にあるので、わざわざ車両のなかで唯一窓が開くトイレ横に陣取って、動画を撮りました(^^ゞ



おかげさまで、なかなか迫力のある画が撮れました。



最後にサービスでハーブティーをもらいました。

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