巻き込まれキャンペーンの最後を飾るイベントとしてでかけてきました。
東京ドキュメンタリー映画祭。
知り合い関係の作品だったので見に行ったのですが、そんなことに関係なく見た2 作品とも素晴らしかった。
『西索米~人の最期に付き添う女たち〜』(台湾)
『巨大中国と戦う“民主の女神” 香港 オタク少女の青春日記』(日本)
台湾の「西索米」は葬式楽隊の話。陳昇の「鼓聲若響」が登場してちょっと驚き。
お葬式はなかなか触れる機会のない台湾の一面。楽隊の女性たちが人生に誇りをもってる姿が美しかった。私がもともと惹かれていた台湾の美点もこんなところだったと思いだしたりもした。
香港の雨傘運動の女神と言われる「周庭」アグネス・チョウさんを追った日本のTV番組もなかなかで、香港のことだけど日本国内のことに強く思いが向く内容だった。
一番印象的だったのは「若者たちがこんなに頑張っているのに、大人として恥ずかしい。今日は彼らを守りに来た」という香港のおじさんの言葉。
自分に刺さった。
台湾のひまわり運動の時、私の友人は「おとな」として、示威行動をする学生のために、近隣のホテルの部屋を予約して、学生たちに休憩、シャワーなどが交代でできる空間を提供していた。わたしよりずっと年下だけど、「おとな」としてまぶしかった。
果たして自分にできるか?
巻き込まれキャンペーンの最後にふさわしい、いろいろな贈り物(課題)をもらった日曜の夜だった。