モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

BMW R1100S 車検整備

2017年05月01日 | メンティナンス
BMW R1100S車検依頼のついでに、気になる個所の整備や修正補修。

何度かこのブログでも行っているハーネス被服の補修。


タンクカバーなどを外し、アルミで出来たガソリンタンクも外す。

すでに被服はボロボロ、この年式のBMWのお約束だ^^;








ハンドルバー スイッチからの配線被覆も





ボロボロのチューブを出来るだけ取り除き、脱脂してからハーネステープを巻きスパイラルチューブで保護しておく。





取り除いたチューブの破片は。。






次回はホース類の点検。


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アエルマッキ、アラベルデ

2017年05月01日 | メンティナンス
なかなかレアな車両が入車した。

拙い記憶だとアエルマッキはイタリアの航空機会社で、戦時中は戦闘機などを主に生産してた。

戦後三輪やオートバイの製造に着手していたが、60年代にハーレーに吸収されたと覚えていたが

間違ってるかもしれないので、興味ある方はWikiさんで検索して欲しい。

このアラベルデはクランクケースにもHDの文字はないし。ごく初期の頃の個体だろうか。





修理依頼はエンジン関係電装関係で、要するに乗れるようにする事。

先に言われていた事がプラグホールねじ穴の破損。

調べてみると、確かに奥の数巻きでしかプラグが締まらない。






ヘッドを外す。





燃焼室側





ピストン側





ここまで作業して気が付いた。

前修理をした人間がリコイルを入れるために、タップをたてたのだろうが何故かリコイルは数巻き分しか入っていない。

ねじ山が舐めていたのでは無かったわけだ。


抜いたリコイルがコレ↓




何故こんな作業をしたのか理解に苦しむが、もう一度軽くタップをたててリコイルを挿入する。

下穴タップが少しユルクなってしまっているが仕方ない。

キチンとした長さのリコイル、あとはタングを切ればOK。






ガスケットも破れたので製作しておく。





プッシュロッドホールの自作品と思えるパッキンは縮れて硬化してた。






続く
コメント (2)
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