小排気量のイタリアバイク ジレラ ジュビレオ98の入車。
車両の預かりではなく、部分的な塗装を依頼された。
持ち込まれたパーツはタンク フレーム(に付帯するもの)等など。
タンクは底に錆で穴が空いていた。
半田で塞いでから内部の錆び取り、コーティングを済ませておく。
そして古い塗装の剥離。
フレームも古い塗装が幾層にも重なって、何度か剥離を繰り返す。
すると見えなかった車体番号が出てきた。
タンクは剥離~パテ修正~サフェーサー~仕上げパテまで済ませておく。
画像左のタンクも再生を頼まれたのだが、ぱっと見キレイでもかなりやれてる。
右タンクの丸で囲ったスリーブが毟れて付いていない。
ここはスリーブの中にゴムが入って、フレームにマウントされる。まぁ振動対策かな。
スリーブを旋盤で制作 ロウ付けで付ける。
注入口も少し修正。
そして剥離
すぐにサフェーサーで錆防止。
凹みの部分は磨いてパテをあてておく。
仕上げる時は二個同時に作業する予定。