ラビットS601修理の続き。
トルコンは9割がた完了してるので、ほかの個所を直していく。
オーナーさんが「燃料計が動かないので直したい」と、言われるので様子を見ることに。
しかし錆びて固着してるのか、なかなか外れない。
誰かが外そうとしたのだろう、パネルに引っかき傷があった。
ジックリ壊さないように何とか外した。
Eのまま動かない。
こんな感じで錆びてる。
分解
中に入ってるであろうフロートが出てこず、錆だけがぱらぱらと。。
細いロッドで押しながら抜いたフロート、もう腐食で穴が空き再使用不能だ。
長い間乗らずにフロートが下がった状態で錆ていき固着したのだろう。
そしてさらに面倒なことに、タンク内のコーティングが剥がれエライ状態になっている。
20年前にタンク前側を二箇所切り開き、錆び取り後コーティングしたようだ。
自分がやったのだが、切り開いたのは分解するまで忘れていた^^;
今回はタンク後ろ側を切り開く事にする。
切り開き中を見ると。。
この頃よく使ってたのが、クリーム タンクライナーってボトルが三本セットの製品。
この製品でコーティングしたのだが、年数が経つとダメになるやつが多いようだ。
他のバイクでも似たような状態になってるのを何度か見た。
その頃は良かれと思ったケミカルだったんだけどねぇ。。
とにかくコーティングを剥がしていく。
出るわ出るわ~~
その後ブラストを行い、内部をきれいに。
だいぶキレイになった。
ブラストが終わったら、切り開いた部分をガス溶接で繋いでいく。
ガス溶接の上からロウ付けでグルっと流す。
そしてタンクシーラーを流し、塗装となるのだがまた次回に。