伊東市の観光施設“東海館”は、昭和3年(1928)創立の、伊東を代表する旅館でした。客室の障子一つとっても、手の込んだ造りです。
120畳敷きの大広間もあります。
昭和24年(1950)にでき、当時は天城まで見えたという望楼に登りました。
昼食は、東海館前の洋食店ナナバルにしました。
本日のAランチ1070円をおいしくいただきました。
食後、海岸通りをぶらぶら歩いて木下杢太郎記念館に行きました。
資料が豊富で、説明がよかったので、とても楽しめました。
明治42年(1909)24歳の杢太郎が、北原白秋らと創刊した「屋上庭園」(パンの会)が2号で廃刊に追い込まれた理由は、黒田清輝の表紙にではなく、白秋の詩にあったことなど、興味深い説明がありました。
杢太郎の姉さんが、友人の樋口一葉と撮った写真。一葉のこのような髪型の写真は珍しいのだそうです。
新潟県の観光列車は、勿論、記念館ではなく、伊東駅の構内に停車していたものです。