雨曇子日記

エイティライフの数々です

花八つ手

2014-11-17 19:50:13 | 花散歩

     

                  (新宿御苑)

 

「八つ手」の花は多分見たことがありますが、新宿御苑では初めてです。

公園案内マップにも「ヤツデ」と記載されていました。

「八つ手の花」は、観賞に堪えるのに、一般には目立たない場所にあります。

 

雪隠をうかがい居りぬ花八つ手      小池一平

北窓に暮早く来る花八つ手         山口 重

 

「八つ手」は、日なた、日かげ、公害、潮風に強いばかりではなく、剪定や移植にも強い。そのタフさゆえにやや粗末に扱われているのではないかと、私は少しばかり八つ手に同情を覚えました。

そして、近所に「八つ手」を探しに出ました。「去年見たことがある」という程度の不確かな記憶を頼りに出かけましたが、立派な花をつけていたので安心しました。

 

     

     

          (柏市大津ヶ丘団地)


侍ジャパン大活躍

2014-11-16 20:30:39 | 野球談義

MLBオールスターチームに3連勝と大活躍の侍ジャパン。

特に11月15日(土)の3戦目はすごかった。

則本、西、牧田、西野と4人のリレーながらノーヒットノーランを達成。(4人ともパの投手)

この勢いで5連勝もありうるのでは?と思ったが、そんなに甘いものではなかった。11月16日(日)はMLBのワンサイドゲームとなった。

 

他の侍ジャパンはどうだったのか。

 

12U     第 8回 12Uアジア選手権  8/27~8/31        準優勝   フィリピン・マニラ

15U   第 2回 ワールドカップ     7/31~8/10      7位   メキシコ・マサトラン市  クリアカン市

18U     第10回 18Uアジア選手権  9/1~9/6              準優勝   タイ・バンコク

大学   第27回 ハーレムベースボールウイーク  7/11~7/20      準優勝   オランダ・ハーレム

社会人 第17回 アジア教義大会     9/22~9/28           3位   韓国・仁川

21U   第1回  21Uワールドカップ   11/7~11/16        準優勝    台湾・台中

女子   第6回 女子ワールドカップ    9/1~11/7         優勝(4連勝) 日本・宮崎

 

優勝が女子だけというのは寂しいが、各世代ともがんばっているんだな。


北緯35度51分の珈琲園

2014-11-15 10:42:09 | 

             

             

     

 

北緯35度51分 茨城県北相馬郡利根町にある珈琲農園です。

高さ6mのガラス張りの温室です。

 

     

     

 

私などは、パパイアやバナナに眼を奪われてしまいます。

 

     

     

             

             

 

しかし、これらは謂わば脇役。

コーヒーへの直射日光を防ぐためのシェードツリーにすぎません。

主役は、あくまでも珈琲ビーンズです。

 

     

 

“このビーンズで珈琲を飲む”

この夢を実現させた人が、「コーヒーハウスとむとむ」の御主人です。しかも、30年ほど前に。

 

             

 

カナダ杉で作られた山小屋風の店内に飾られたステンドグラス(縦120cm 横90cm  カットグラス435ピース)はその記念なのです。

 

     

 

お昼は、この店の“黒糖ペッパーランチ780円”にしました。

 

     

 

メモ  コーヒーハウスとむとむ利根本店

     茨城県北相馬郡利根町横須賀804-1  tel  0297-68-8154

         営業時間/9:00~20:00  無休

 

 

                                                                       

                                                                         


新宿御苑  菊花壇展

2014-11-14 10:02:29 | 東京散歩

             

             

 

11月13(木)菊日和です。新宿御苑新宿門には大作りの菊が置かれ、菊花壇展を盛り上げています。早速行ってみましょう。

 

1.懸崖作り花壇

園内に設けられた案内板に導かれ、日本庭園の池に沿って進み“懸崖作り花壇”に来ました。

 

             

     

 

断崖の岩間から垂れ下がって咲くイメージで、1本の小菊を大きな株に仕立ててあります。

 

2.伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇

     

      (ちぢれた花びらが垂れ下がって咲く)

     

       (アネモネ咲きが特徴の丁子菊)

     

     

       (細長い花びらが立ち上がって咲く)

それぞれが、伝統を持つ古典菊です。

 

3.大作り花壇

一年がかりで枝数を増やし、1株から数百の花を半円形に、整然と仕立てて咲かせます。

             

     

     

     

 

4.江戸菊花壇

             

     

     

花が咲いてから、花びらがさまざまに変化し、色彩に富んでいるのが特徴で“花の変化”を観賞します。江戸時代に江戸で発達しました。

 

5.一文字、管物花壇

             

             

                         (一文字菊)

     

     管物(くだもの)菊     台紙は、花を支えています。

 

6.肥後菊花壇

古くから肥後(熊本)地方で作られた一重咲きの古典菊で、花びらの間が開いているのが特徴です。

     

     

 

7. 大菊花壇

菊の代表的な品種で花びらが花の中央を包み込むように丸く咲きます。

     

             

 

花壇にはどれも立派な上屋(うわや)が設けられ、それによって一層花が引き立っているように思いました。

どの菊もこの新宿御苑で毎年栽培されされ、この時期展示されるのです。

まさに、“皇室ゆかりの伝統を引き継ぐ”格調高い菊花展でした。

 


笠間の街は菊いっぱい

2014-11-12 14:49:49 | 関東の小都市歩き

10/18(土)~11/24(月)菊祭り期間中、笠間の街は菊一色です。

 

     

 

水戸線笠間駅から、稲荷神社への一本道、道端に立つ菊の花です。

 

     

             

             

 

菊祭りの中心“稲荷神社”は大勢の見物客で賑わっています。

 

     

     

             

             

             

               (神棚等、神社関係の品物がそろっています)

 

コンテスト入賞の花が、社の一角、テントの中にありました。

 

     

     

      

             

 

“盆栽仕立て”という楽しみ方もあるようです。

 

             

     

 

さまざまな色や形で咲き誇り、見る人を楽しませてくれる笠間の菊です。

 

     

     

             

              

             

             

             

 

参道の狐達は、ずっとこの菊祭りを眺めてきたのでしょう。

 

               

   

             


笠間示現流

2014-11-11 09:49:24 | 関東の小都市歩き

             

 

11月 8日(土)午前10時 示現流の剣士たちが笠間稲荷神社 社頭に勢ぞろい。

「何事ならん!」と、野次馬根性丸出しで駆けつけました。

 

             

             

             

             

 

「示現流は薩摩ではないの?」

でも、調べてみると、茨城県笠間にもその源流があったのです。

 

笠間藩は、江戸に近く比較的小領地で、譜代大名が短期間に何度も交替していましたが、延享4(1747年)牧野氏が日向延岡から8万石で転封してからは、明治までその統治が続きます。

牧野氏の延岡時代に、薩摩の示現流を学んだ家臣が笠間に広め、当地に根づいたのです。

演武が始まりました。

筒状に巻いた茣蓙を真剣で次ぎ次ぎに切っていきます。

 

             

             

             

     

 

次は、木刀による立ち合い。

 

             

             

             

     

     

 

今度は真剣。

剣士もギャラリーも真剣に見守ります。

 

             

             

             

             

             

 

城下町笠間の面目躍如です。

        


菊人形展

2014-11-10 10:49:47 | 関東の小都市歩き

             

 

笠間稲荷神社の裏手で「菊人形展」が行われていました。入場料は800円です。

 

             

 

会場には、色々な種類の菊が、色や形を変え美しく咲き誇り、まるで菊という素材を使って描かれた絵画のようでした。

 

             

             

             

 

こちらは、菊を一木に見立てています。

 

             

 

花びら一本一本が管(くだ)になっています。

 

             

             

             

             

 

菊人形が現れました。

 

             

 

菊人形づくりの手順が説明してありました。

1.ラフ絵を書く(テーマ・全体像・色・背景・配置を決める)

2.巻き藁で胴ガラを作る(竹ひごを芯にして丈夫な畳糸でくくる)

3.着付け(菊の花の根回りを水分を含んだミズゴケで包みイグサで縛る)

4.首、手、足の順に取り付ける

 

              

     

 

人形展は、NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」がテーマで10の場面が作られていました。

 

     

     

             

 

人形はないものの、上屋の中に作られた作品はどれも見事でした。

 

             

             

             

             

 

 

   


割烹旅館“城山”のもてなし

2014-11-09 13:57:09 | 関東の小都市歩き

     

 

笠間稲荷神社裏手の一見民家ふうの宿、女将は、88歳。38で開業し、2011年の地震では屋根等に相当な被害を受けたそうです。

部屋に通されると、お茶請けに板前さんお手製の栗の渋皮煮が出ました。

温泉ではない内湯には、バラの花が浮いています。

 

     

 

夕食は別間で。オードブルにイチジクがついていました。

 

     

 

続いて、椀物です。蕪には丁寧に包丁の切り込みが入っていました。

     

                  

 

次は、御作り。とても新鮮でした。

 

             

 

蓮根の煮物の上に合鴨の肉です。(そう聞いたように思いますが)

 

             

 

次はぶり大根です。

 

             

 

揚げ物です。

 

             

 

そして酢の物が出ました。

 

             

 

ここでご飯となり、蟹の炊き込みご飯が出ました。とてもうまかったので、3人とも2膳ずつ食べました。

味噌汁には、やわらかなサトイモが3つ入っていました。これも完食です。

 

             

 

デザートは何でしょう?おいしく食べたのですが、何と言っていいのか?

 

             

 

朝食は、オーソドックスな品が勢ぞろい。

 

             

             

 

部屋にもどる途中、ロビーでコーヒーを淹れてもらいました。

 

             

 

宿を出るとき、若くハンサムな板前さんが、カメラのシャッターを押してくれました。これが、その写真です。

 

             

 

メモ  割烹旅館“城山”笠間市笠間14-1      tel  0296-72-0861


権威を振りかざす朝日新聞西村欣也氏

2014-11-08 22:40:54 | 野球談義

11.8朝日新聞スポーツ欄で、西村欣也氏は「セ優勝阪神にしては?」と提言をしている。

提言の根拠は「日本一という権威」にあるらしい。

しかし、「日本一」というのは、タイトル名であって、「権威」ではない。そんなものを、振り回してもらいたくない。おまけに、阪神は日本一に届かなかった。お疲れの巨人に代わって「セ代表」として戦い惨敗した。そんなチームがどうして“セ優勝”ということになるのか、阪神にしてもそんなことは望まないだろう。

朝日新聞西村氏は、「セ優勝阪神にしては?」などと冗談にも言ってはいけない。巨人が2014年セ・リーグ優勝を正々堂々と勝ち取った栄誉を称えこそすれ、貶めるようなことを言ってはいけない。

「セ・リーグ優勝」と「日本シリーズ優勝」と、2つのタイトルを比べるとき、どちらが上でどちらが下ということはない。例えるならば「王将」と「名人」のようなものだ。

私達ファンは、そういうタイトルをかけて戦う試合を大いに楽しみ、満足する。贔屓のチームが負ければ悔しいし悲憤慷慨もする。でも、それも楽しみのうちである。それだけのことで、権威がどうこうではない。2014年セの優勝は巨人である。


菊祭り笠間観光一泊旅行

2014-11-08 20:27:04 | 関東の小都市歩き

     

 

 明治41年に始まり今年107回を迎える、茨城県笠間市の菊祭り、10月18日(土)~11月24日(日)見学に、11月 7日(金)普通列車で出かけました。

 

             

 

列車が利根川を渡って茨城県に入り、「石岡」の手前にさしかかったあたり、霞ヶ浦に注ぐ恋瀬川の先に筑波山が見えました。

「友部」で水戸線に乗り換え、2つめの「笠間」駅を降りると、バスが待っていたので早速乗り込みました。

 

     

 

親切な運転手さん。産額はわが国最大の笠間市稲田近辺に産する花崗岩に関わる仕事をされていたそうで、「私の母親は、香川県小豆島から来た石切職人の娘です」と言っておられました。

稲荷神社前の道路は稲田石が敷き詰めてあります。

 

             

 

菊見物の前に「日動美術館」に行きました。

 

     

     

     

     

       

 

笠間稲荷神社の境内は、最も菊が集まったスポットです。

 

     

     

     

             

             

 

今日の宿舎、割烹旅館“城山”に入りました。