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晴れた日の昼間はすっかり汗ばむ日差しで、夏の始まりを感じます。
4月に植えたズッキーニも花が咲き始めました!
ウリ科の野菜にはウリハムシという虫が寄ってくるので、
定植初期は虫除けにパオパオと呼ぶ不織布をかけていたのですが、
それをはいで、先週花付け(受粉作業)を開始しました。
人の手で受粉をしないと、せっかく成った実も大きくなる前に腐ってしまいます。
写真で見える通り、パオパオに守られていたのは
ズッキーニだけではなく、雑草たちも同じ。
柔らかくてきれいな草の絨毯が敷き詰められています。
大きくなる前に草引きをしなくてはいけません。
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今年のあまがえる農園のズッキーニは、6品種。
去年F1種から種取りをしてみた緑と黄色の2種類と、
新たな緑と黄色の固定種、それからUFOズッキーニ、
つるくびズッキーニという変わり種も。
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今年買った種は全て、自分で自家採種して来年も育てることのできる固定種です。
ナスやトマト、キュウリも在来種、固定種を中心に据えています。
種を取るためには、交雑を避けるために畑を離す必要もあるし、
畑がなかなか片付かないなどいろいろな手間や制約が増えますが、
種の自給は農民の自由の象徴。地域の文化を受け継ぐ意味でも、大切にしていきたいです。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年7月号より転載しました。
管理人記
5月〔5〕回目のSOEL野菜セットは
坂本農場のジャガイモ(男爵) 、玉ねぎ、
あまがえる農園のサニーレタス サツマイモ(べにはるか)、
田村農場のそら豆 でした。
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坂本農場のジャガイモ(男爵) 、玉ねぎ、
あまがえる農園のサニーレタス サツマイモ(べにはるか)、
田村農場のそら豆 でした。
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