高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

ごみと私~ごみと歩んだ13年 第1回:ごみとの出会い

2019-08-07 09:00:00 | 連載

を翻訳・出版した服部さんによるエッセイです。

香美市香北町 ロータスグラノーラの服部雄一郎です。

第1回:ごみとの出会い

こんにちは。
香美市の会員の服部雄一郎です。
高知に移住して、もうすぐ5年。
まだまだアップアップの生活ですが、
水曜日だけオープンするカフェ「ロータスグラノーラ」も軌道に乗ってきて、
サイドワークとして取り組む翻訳やごみのことを高知新聞などで取り上げていただいたことで、
知っていただいている方もいらっしゃるかもしれません。

これからの6回シリーズでは、ごみのよもやま話をしたいと思います。

今ではまるで「ごみの人」みたいになってしまった私ですが、
30才になる頃までは、(恥ずかしながら)ごみのことなんて何の関心もありませんでした。
既に生協に加入し(当時は神奈川県に住んでおり、生活クラブ生協に入っていました)、
無農薬農家さんから野菜を直送してもらったり、
「食」や「洗剤」の安全性は追い求めるようになっていましたが、
ごみの分別は単に「面倒くさい」。
妻ともども、何となく分けて、出して、それ以上考えることはありませんでした。

きっかけは転職。
子どもが生まれて、もっと時間的に余裕のある暮らしがしたいと思い、
電車に乗らずに通勤できる職場を探したら、「町役場」しかなかったのです。
それまでは舞台芸術の仕事をしていたのですが、
転職してみたら、ごみの担当に配属されました。
運命を呪いたい気持ちでしたが、蓋を開けてみれば、これが人生の転換点。
ごみのことがおもしろくて仕方なくなってしまったのです。
なぜか。
それはまた次回に! (つづく)

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年8月号より転載しました。
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