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4月23日TBSテレビの報道特集「ある町で起きた連続難病死と米国産牛肉の関係」は、米国ニュージャーシー州でのできごとを取材した衝撃的な報道でした。このこと自体は、以前新聞で報道されていたので知ってはいましたが、映像での証言はまた重みが違います。
人口わずか11000人の町で、100万人に一人しか発生しないといわれているヤコブ病での死者がこれまでに23人もいたというのです。しかも、その人たちはみんな同じレストランで牛肉を食べていた、ということがわかっているのです。
報道では、1日1900頭を処理する工場で、歩けなくなってへたってしまう牛(まさにBSE牛の症状!)が毎日20数頭いたという、元検査官の証言も紹介されていました。この検査官は、検査が厳しすぎると解雇されてしまったそうです。そういえば検査後にへったった牛をそのまま解体して食肉としてしまった、というニュースも最近ありました。
こうした事実が明らかにされてきているのに、米国政府は、BSEが原因の新型ヤコブ病患者はイギリスで感染した人だけで、米国での感染者はいないと主張しています。
田中宇氏のホームページによると、米国の農務省は牛肉産業の業界団体にのっとられたようになっているといいます。知れば知るほど、おそろしい話です。それなのに日本政府は米国牛肉の輸入再開を昨年末に行ったのですから驚きです。その直後発見された骨つき肉のために再び輸入が中止されていますが、消費者の命と健康を最優先する立場で、日本と同様の全頭検査がしっかりと実施されるまで、輸入を再開させないように働きかけていきたいと思います。