綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆聞き取れなかった防災無線を再確認できる“音声応答システム”がまもなく始動

2011年11月30日 | いいぞ綾瀬市政

 防災行政用無線がよく聞き取れない、という市民の方の声が多くありましたので、2011年6月議会の一般質問で、聞き取れなかったときに、その内容を確認できるシステムをNTTの「テレドーム」という機能などを活用して作ってほしい、と市に提案をしました。

 これと同じ提案を前日の一般質問で公明党の松沢議員もされていましたので、同じ会期中に公明党と共産党との両方から期せずして同時に提案したことになります。

 そのシステムを綾瀬市では、来年2月くらいから運用したいと考えていることが12月議会の補正予算の論議のなかで明らかになりました。
 防災放送が聞き取れなかったときに、市が指定するフリーダイヤルに電話をすると、その防災行政無線の放送の内容を聞くことができるというシステムです。
 このフリーダイヤルを携帯電話に登録しておけば、すぐ再確認することができますね。どうぞご利用ください。

 ついでにお伝えしておきますと、同じ一般質問の中で、災害時に「災害臨時放送局」を開設できるように今から準備をしておくことも提案しました。そのときの議事録を見ると、次のように言っていました。
「それから、もう1つ御検討いただきたいのが、実はちょっとこのテレドームというのが、私が調べた限りですと、東京のほうに一番システムがあるような形ですので、大震災のときにその東京が無事でいるのかというのがちょっと心配なんですね。ですので、もう1つ御検討いただきたいのが、コミュニティーFMということで、今回の東北の震災でも被災地ではコミュニティーFMが、有志などが集まって臨時災害放送局という形でぞくぞくと開局したということを確認しています。3月25日現在のデータですけれども、岩手、宮城、福島、茨城の4県で15の局が立ち上がったということです。貴重な情報源として需要が高まっているというふうにも報道されまして、この臨時災害放送局は災害時に必要な情報を被災地に届けるため自治体などに開設され、申請は口頭でも認められるというふうになっています。この「口頭で」というのは、今回非常時ということでこうなったのかもしれませんけれども、こうした放送の機材、そんなに高いものではないと思います。周波数を確保しておいて、出力もそんなに大きい必要はありませんので、平時からこうしたFM放送ができるような設備を準備しておかれることが必要ではないかと思いますが、こうしたことも検討していただけるかどうか、お伺いします。」

 これに対して、市長自らが「これは非常に大切なことと私も認識をしているところでもございます」と答弁され、準備を進めていくとのことでした。


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