綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

「ブログ村ランキング」の応援クリックをお願いします

ブログ村ランキングに参加中です。
各記事のラストにある「ブログ村」アイコンのクリックを
お願いいたします。

◆修学旅行の見学地が0.6マイクロを超えている現実

2012年01月13日 | 原発・放射能はいらない

 綾瀬市の小学生が修学旅行に毎年行っている日光市が、2011年12月19日、環境省によって放射性物質の「汚染状況重点調査地域」に指定されました。
 「汚染状況重点調査地域」は、その地域の平均的な放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の地域を含む自治体を指定したものです。指定された地域は、事故由来放射性物質による環境の汚染の状況について重点的に調査測定をし、除染することが必要とされました。
 1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上という基準は、これ以上であると、年間の追加被ばく放射線量が1ミリシーベルトを超えるということで、国が定めた基準です。(国が定めた基準なので、かなりゆるゆるの基準です。)

 ただ、ここで留意しなければならないことは、調査測定の結果に基づき、具体的に市町村内で除染実施計画を定める区域(1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の区域が対象)を判断していくことになるので、汚染状況重点調査地域として指定を受けた市町村の全域が除染実施計画を定める区域になるとは限らないことです

 さて、私は、「日光に子どもを修学旅行に行かせるのは心配だ」というママさんたちの声を聞き、自分の目で修学旅行地の汚染状況を把握したいと思い、去る12月初旬に測定に行ってきました。
 その時のデータが、上記の表です(単位は毎時マイクロシーベルト : μSv/h)。赤字の測定値は、綾瀬市が11月まで除染を行う基準にしていた毎時0.19マイクロシーベルトを超えたところです。表の一部で地域名にモザイクをかけてありますが、これは民間の施設等ですので、名指しでの公表は差し控えるためです。ご理解ください。

 こうした測定がもっと複数行われ、公表されることが大切なのではないでしょうか。正確な情報がなければ正しい判断ができません。

 みなさんのご判断をお聞かせください。


 なお、ここでのデータは外部被曝にかかわるものだけです。呼吸や飲食による内部被曝についても、合わせて考えていかなければならないことを忘れてはなりませんね。


ブログランキング・にほんブログ村へ ←ブログ村ランキングに参加中! さて今何位でしょうか??
応援クリックをお願いいたします。

blogram投票ボタン

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする