綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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■自衛隊の準機関紙が安倍批判! “米軍でもなかなか成功しない人質救出作戦は自衛隊にはムリ”と論説

2015年02月22日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

「自衛隊に人質救出作戦はムリ」と指摘した自衛隊の準機関紙「朝雲」の記事が消された!官邸からの圧力か?
→→『[Twitter 他]防衛省・自衛隊の機関紙と言える「朝雲」の記事が削除された』shanti-phula.net/ja/social/blog…

上田博之さんがリツイート | RT

 
 
 
 消された記事は以下の内容でした。
 『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える安保・防衛問題の専門紙です。


 朝雲寸言 
過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件は残念な結果となった。悔しい気持ちはわかるが、自衛隊が人質を救出できるようにすべきとの国会質問は現実味に欠けている。

人質救出は極めて困難な作戦だ。米軍は昨年、イスラム国に拘束されている二人のジャーナリストを救出するため、精鋭の特殊部隊「デルタフォース」を送り込んだが、居場所を突き止められずに失敗した。

作戦に際し、米軍はイスラム国の通信を傍受し、ハッキングもしていたに違いない。さらに地元の協力者を確保し、方言を含めて中東の言語を自在に操れる工作員も潜入させていたはずだ。もちろん人質を救出するためであれば、米軍の武力行使に制限はない。それでも失敗した。

国会質問を聞いていると、陸上自衛隊の能力を強化し、現行法を改正すれば、人質救出作戦は可能であるかのような内容だ。国民に誤解を与える無責任な質問と言っていい。

これまで国会で審議してきた「邦人救出」は、海外で発生した災害や紛争の際に、現地政府の合意を得たうえで、在外邦人を自衛隊が駆け付けて避難させるという内容だ。今回のような人質事件での救出とは全く異なる。

政府は、二つの救出の違いを説明し、海外における邦人保護には自ずと限界があることを伝えなければならない。私たちは、日本旅券の表紙の裏に記され、外務大臣の印が押された言葉の意味を、いま一度考えてみる必要がある。

(2015年2月12日付『朝雲』より)

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