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来年度から使用する中学校の道徳の教科書の展示が、25日(月)まで、市役所6階で行われていました。
展示されていたのは8社の教科書でしたが、そのなかに「日本教科書株式会社」の教科書もありました。
この教科書会社は、中学校で来年度から新しく始まる道徳の教科化にあわせて作られた教科書会社だということですが、実はいろいろと黒い、といいますか、よくない噂の多い出版社なのです。
まず第一に、この新規教科書会社の住所が、民族差別をあおる『嫌韓流』シリーズを手がける出版社・晋遊舎の住所と同じだ、ということです。
リテラの調査によると「東京・神保町駅からほど近い晋遊舎のビルへ足を運んでみると、入り口にある「(株)晋遊舎」と記された同じ郵便受けには、たしかに「日本教科書(株)」というシールが貼られていた」とのこと。
これは住所だけではなく、「登記簿によると、現在、日本教科書社の代表取締役をつとめているのは武田義輝なる人物だが、この武田氏は晋遊舎の代表取締役会長だ。ほかにも、晋遊舎の元取締役(編集局長)と現専務取締役が日本教科書社の役員や監査役に名前を連ねてい」るとのこと。
差別をあおる出版物を出している人たちが道徳の教科書を出版!?
悪い冗談としか言えません。
さらに、第二に、この出版社が道徳教科書に参入することになった背景には、安倍首相の“極右教育政策のブレーン”が深く関わっているとのことです。
リテラによれば、「その人物とは八木秀次・麗澤大学教授。周知の通り八木氏といえば、日本会議とも近い“極右御用学者”だ。「新しい歴史教科書をつくる会」系の歴史教科書改悪運動を牽引し、安倍政権のもとでは首相の諮問機関「教育再生実行会議」の委員をつとめ、その教育政策や改憲の旗振り役を務めてきた。
ところが、その八木氏は以前、くだんの日本教科書社の代表取締役だったのだ。日本教科書社の登記簿を見ると、前述の晋遊舎・武田会長が代表取締役に就任したのは昨年9月1日。その前任者が八木氏で、16年4月の同社設立から17年9月1日まで代表取締役を務めていた。」とされています。
お国のために命も捧げる、という国に役立つ人間を道徳教育を通じて作り出そうという動きに呼応する教科書は、私はいりません!!!
詳細は、「児童凌辱のマンガも出版、ヘイト出版社・晋遊舎が“道徳教科書”に参入! 安倍のブレーン・八木秀次がバックか」をご覧ください。