「◆綾瀬市で、資源物回収作業中に収集車の回転板に巻き込まれる死亡事故が発生してしまいました!」の記事の続報です。
本日午前10時から議員全員協議会(議会では「全協」と呼びます)が開かれ、9月議会閉会後の出来事について市側からの説明を受けました。
その中で、当然、標記の事故について説明が行われたのですが、残念ながらその内容は、一昨日のブログ記事の内容のままで、原因は現在警察で調査中、とのみ。新聞記事にも劣るその情報提供のお粗末さに唖然としました。(新聞記事は下に参考として転記しておきます)
この件で質疑をしたのは共産党議員団だけでしたが、松本議員が質疑をしていた時、「調査中と言っているのに再度質疑するな」というような趣旨のヤジが志政あやせ会派の複数の議員から飛びました。
また、私が続けて質疑をしていた時には「マル共が」という日本共産党を侮蔑するかのようなヤジまで!(この件に関しては別記事で触れる予定です)
市民の負託を受けた議員が代表して質疑をする権利が狭められる事態が進行してしまうかもしれませんので、市民目線でのチェックをお願いいたします!!
さて、本題の事故の件ですが、私たちの質疑に対しての市の部長の答弁の趣旨は、リサイクル協同組合に委託している事業なので、協同組合が対処すること、という立場で、まるで他人事のようでした。
回収車を一人で作業している件についても、一人で操作するものだ、との考えの表明がありました。
私は、安全対策として2名以上で作業するということが基本のはずだと反論をしましたが、今後具体的な事象や事実を突き付けていかないと綾瀬市は変わらないかな、という思いを持ちましたので、後日部長との懇談を行うことといたしました。
▼共同通信配信の記事
回収作業中に収集車巻き込まれ男性死亡 神奈川
[2019年10月19日18時48分]
19日午前10時15分ごろ、神奈川県綾瀬市の路上で、資源ごみの回収作業をしていた綾瀬市小園、会社員仙堂正美さん(61)が収集車の回転板に巻き込まれた。仙堂さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
県警大和署によると、仙堂さんは1人でごみ収集車を運転し、回収作業をしていた。「収集車が10分以上エンジンが掛かって停車しているが、運転手が見当たらない」と署に連絡があり、駆け付けた署員が発見した。(共同)