神奈川新聞などの記事でご存知の方も多いと思いますが、綾瀬市では、特別障害者手当等の支給誤りが発生しました。
5月18日、議員全員協議会においてこのことについて議員に説明がありました。
今回の事案では特別障害者手当、障害児福祉手当、経過的福祉手当などで過払いが12件で44万1000円、不足が12件で44万1000円でした。ミスの原因はパソコンへのデータの転記ミスとのことで、今後、元データを見やすく分類するなど改善措置を取るとのことです。
さて、ここで私が疑問に思ったのは、5月10日にミスが発覚しているのに、不足分の追加支給が5月25日になるということです。2週間以上もかかることになり、この間、この手当を糧としていた方にとっては苦しい生活になってしまいます。
そこで私は「市の責任でおきた問題に対しては、通常の会計の流れとは違い、緊急の救済的な支払いができないのか」と質疑をしたところ、その場での回答は「できない。これが最速だ」というものでした。私は、今後できるような工夫をすることをその場で求めました。
ところが、全員協議会後、同じ会派の松本議員が会計課に確認したところ、今回のような場合は、即日か翌日には支給できることが判明しました。
市民に不利益を与えないためには、いま何ができるか? と、真っ先に考え、関係機関と相談することが大切だと、今回の事案で私自身改めて思いました。
あわてず、冷静に、市民の立場にたって、いつもいたいものです。