綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

◆厚木基地で性能評価試験をするという自衛隊の新型ジェット機を視察(3)~基地対策特別委員会

2007年11月19日 | 平和○・憲法○・米軍基地×
 小牧インター、一宮ジャンクションをすぎました。予定より30分以上早く順調な行程なので時間調整のため川島PAで休憩しました。

 さて、それでは今日視察するXP-1について簡単にご説明します。
 神奈川新聞では、XP-1について次のように解説しています。
「潜水艦の探索や不審船の監視などのを任務とする海上自衛隊主力の大型固定翼哨戒機(P-3C)の後継機。プロペラ機のP3Cと比べ、やや大型化。新規開発されたターボファンエンジンを4機備え、飛行速度や音響システムなどで高性能化が図られている。2001年度から開発が始まり、07年9月末には試作機が川崎重工業岐阜工場で初飛行に成功。防衛省には08年8月に納入予定。」

  この新ジェット機の試作機の性能評価試験を、来年、2008年8月から2011年までの約4年間、厚木基地で行うというのです。
 10月11日、私も参加した日本共産党の防衛省への要請のなかで、厚木基地での性能評価試験を夜間も含め500回程度行うことや、将来、八戸、下総、厚木、鹿屋、那覇の5つの基地に配備する予定と回答しました。
 防衛省南関東防衛局長の綾瀬市への通知(申し入れではなく通知です(`o´))でも、「昭和56年度から厚木基地等に配備されている海上自衛隊の固定翼哨戒機(P-3C)は、機体の耐用年数が迫っており、順次後継機に更新していく必要性が生じております」と、厚木基地配備をにおわせています。
  ですから、今度の性能評価試験は、将来の厚木配備の布石になっていて、性能評価試験に名をかりて、XP-1配備に必要な施設の整備建設を行おうとしているわけです。

  あ、そうこうしているうちに、川崎重工業岐阜工場につきました。


*新型ジェット機の名称は、これまでマスコミも「PX」と呼称していましたが、正式には「XP-1」ですので、呼称の統一を行いました。なお、防衛省に納入されると「P1」となるそうです。

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