子宮頸(けい)がん予防ワクチンを接種した後、歩行困難などの重い副反応が出る例が相次ぎ、被害を訴える母親らが3月25日「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を発足させました。子宮頸がんワクチンの予防接種は、関連法の成立を経て国の定期接種に組み込まれる見通しとなっています。被害者連絡会は国に対し、副反応症状の実態の公表や、被害者の救済制度の充実などを訴えています。
この件を調べてみますと、厚生労働省に設けられた専門家の検討会で次のような報告が3月にされています。
2種の子宮頸がんワクチンの副反応が、インフルエンザワクチンの38倍と26倍、重篤な副反応は52倍と24倍にのぼるそうです。
この数字を見ると、このまま接種を勧めていいのか不安になります。
一方、子宮頸がんのワクチンの安全性についてのサイトをみると、受けても大丈夫なようにも思えます。親としては判断に悩んでしまいますね・・・。
この問題については、つねに最新の情報を得ていかなくてはいけませんね。
なお、綾瀬市での子宮頸がんの予防ワクチン接種について調べたところ、2010年度は753回、2011年度は2913回、2012年度は2月までの数字ですが1338回の接種が行われていました。計5004回の接種が行われていますが、現在のところ重篤な副反応の事例は一件もないとのことです。これを確認してひとまずホッとしました。
みなさんのご意見も教えてください。