綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
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綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

◆市の防災訓練で「避難所運営マニュアル」を検証

2006年09月03日 | 災害ボランティア

 7月25日のブログでお知らせしていた「綾瀬市総合防災訓練」が9月3日市内6ヶ所の避難所となる体育館で行われました。私は地元の「早園小学校避難所」での訓練に参加しました。



 私は、避難所運営委員として「ボランティア班」の訓練を担当しました。私が考えて準備した【災害ボランティア受入訓練】は以下のような内容です。

 本日の訓練の目的 
  1、ボランティア班の役割と活動内容の概要を知る。
  2、避難された方の要望(ニーズ)を把握し、必要度・緊急度別に整理する。
  3、ボランティア派遣の要請の仕方を知る。
  4、ボランティアの受入の準備と実務を知る。

●訓練1   ボランティア班長と班員の紹介
  -班長あいさつ  
●訓練2   ボランティア班の活動内容について
  -避難所運営マニュアルの説明  
●訓練3   避難された方の要望(ニーズ)の把握
  -ニーズ票への記入  
●訓練4   ニーズ票の整理
  -避難者同士の相互協力で解決できるニーズか、ボランティアセンターへ派遣を依頼するニーズかの見きわめをする。  
●訓練5   ニーズ票の送信
  -ボランティアセンターにボランティアの派遣を要請する。このとき、ニーズ票を地区対策本部に渡し、送信を依頼する。  
●訓練6   ボランティア受付窓口の設置
  -机、イス、様式15のボランティア受付票を用意する。  
●訓練7   ボランティアの受付
  -到着したボランティアに、様式15に記入していただく。  
●訓練8   ボランティアに活動内容を伝える
  -ボランティアに、支援対象者や地域等を案内し活動に入っていただく。

 訓練4では、予想されるニーズを「ニーズ票」に書き出して、それを一つ一つみんなで検討していくというワークショップ形式で行いました。この訓練をとおして、災害時のボランティアの役割などをかなり明確に理解していただけたのではないかと思いました。

 市内6ヶ所の訓練内容は、それぞれが創意工夫を凝らしていますので、今後、それぞれの経験を学びあって、より効果的な訓練になるようにしていかないとなりません。また、「避難所マニュアル」もより実効性のあるものに改訂していかなければなりません。
 ちかぢか避難所運営委員会が開かれると思いますので、続報をお待ちください。


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