連日、食品の異物混入に関するニュースが報道されています。
私のスクラップブックも、こんな具合に・・・。
次々に異物が見つかり、
地元の直売所の手作りおこわに小石が混入していたことまで
新聞に掲載されています。
でも、これは今に始まったことではありません。
思い起こせば、私が小学生の時、
母が食べていたソーセージから、ハエの死骸が出てきたことがありました。
その時、母はすぐに吐き出し、
「こんなものを売って、まったくあの店は!!
文句を言いに行く!」
と怒りまくっていましたが、
その後、文句を言いに行ったのかどうか・・・。 ^_^;
でも、あの執念深い?母が、その店の悪口を言わなくなったので、
店側から、何かお詫びがあったのかもしれません。
その店も、悪い評判が流れることなく、
区画整理で撤退するまでは、
町内の便利なお店屋さんとして営業を続けていました。
まあ、平和でのんびりした昭和の話です・・・。(*^_^*)
食の安全に関する問題が多発する中で、
食品業界は「食の安全」を確保しようと、
ISO22000の認証、HACCPシステムの開発など、
消費者の信頼を勝ち取るために努力してきたはずなのに・・・。
ここに来て、次々に問題が発覚するのは
消費者がネットで、どんどん情報を発信するようになったからでしょう。
今まで、消費者と店側で何とか穏便に済ませられたことが
そうはいかなくなった・・・。
これまでは、原材料の生産→製造・加工→保存→流通→消費の
段階で発生する恐れのある「危害」を分析して、
防御対策を決定すれば良かったのでしょうが、
これからは、消費後の対策も考えなければなりませんね。