”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

小麦のお話をしてきました

2015-01-28 08:46:29 | 食育

今年も、袋井市立浅羽北小学校の3年生に

小麦のお話をさせていただきました。

  

  

子供たちは、地元農家さんの協力のもと、

小麦の栽培や収穫を体験してきました。

3学期は、その総まとめの時期にあたります。

  

 

お話の内容は、

 ●人類の栽培の始まり

 ●野生種の小麦の発見

 ●なぜ粉にして食べるの?

 ●日本への伝来と普及

 ●グルテンと小麦粉の種類

 ●なぜ浅羽地区で小麦の栽培が始まったのか?

  

まあ、人類の歴史から地元の農業の話まで

広範囲にわたっております。

  

  

地元浅羽地区の小麦と、野生種に一番近いスペルト小麦を

比較してもらいました。



  

  

  

スペルト小麦を観察する子供たち。

「いい匂い~!!」という反応が一番多かったです。




  

   

小麦の皮を剥いてもらって、皮が硬いこと、

むきにくいことを実感してもらいました。


 

中には、えんぴつを使って、小麦の粒を砕こうとする子、

歯でかじって皮を剥こうとする子もいました。

小麦はなぜ粉にするのか?

この体験を通じて理解してもらいました。


  

   

薄力粉、中力粉、強力粉を触ってもらいました。


 

それぞれ触感が異なることに驚いていました。


  

   

 

今年の3年生は、

「とにかく元気がいいです。

 じっと座ってお話を聞いていられるかどうか・・・。」

ということを、度々聞かされておりました。

  

そこで、お話の内容をすべて見直し、

組み立て方や進行の仕方を前日に変更。

子供たちに問いかけ、発言させる機会を増やし、

体験してもらう場面を増やす工夫をしました。

  

その成果があったのかどうかは、わかりませんが、

授業終了後に、子供たちが集まってきて

「握手してください。」

「ボクも、握手してもらっていいですか?」

  

本当にうれしかったです。(*^_^*)


  

来月は、小麦粉を使ったクッキングに挑戦します。

ケガのないように、頑張ろうね!! (^^)v

 

コメント
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