昨日、視察研修で伺った西光エンジニアリングさんの
関連会社 沖友さんで、
こんなびっくりするような光景を目にしました。
何かが、流水の中に!!
この正体は、こちら。
海ぶどうです。
先ほどの水槽は、海ぶどうの中間養生施設です。
海ぶどうの賞味期限は6日間ほど。
沖縄からの配送と検品などで3日間かかりますので、
本土での流通は3日程度に限られます。
そこで、沖友さんでは、海ぶどうの鮮度を保ち、
藤枝から全国に出荷する仕組みを考えました。
沖縄から配送された海ぶどうを3日間、駿河湾深層水に漬けます。
紫外線も照射します。
3日間漬けたものは、隣の水槽に移され、出荷となります。
こうすれば、海ぶどう本来の
ハリと鮮度とプチプチ感を取り戻すことができ、
賞味期限も伸びるそうなのです。
今まで、沖縄物産展でしか買うことができなかった海ぶどうが
急に身近な存在になりました。
でも、私、とんだ勘違いをしておりました。
海ぶどうは寒さに弱いのです。
先ほどの水槽の水温も26℃に保たれています。
冬場の出荷の際は、携帯用カイロを箱に貼り付けたり、
毛布で包んだりするそうです。
ということは、冷蔵庫で保管してはダメ!!
常温保存が鉄則です。
どうりで、今まで家で食べた海ぶどう、しぼんでいたはずです。(-_-;)