”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

藤枝に沖縄のあの食材が!

2016-07-29 13:03:24 | ブログ

昨日、視察研修で伺った西光エンジニアリングさんの

関連会社 沖友さんで、

こんなびっくりするような光景を目にしました。

   

何かが、流水の中に!!

 

  

 

この正体は、こちら。

 

  

海ぶどうです。

   

先ほどの水槽は、海ぶどうの中間養生施設です。

海ぶどうの賞味期限は6日間ほど。

沖縄からの配送と検品などで3日間かかりますので、

本土での流通は3日程度に限られます。  

そこで、沖友さんでは、海ぶどうの鮮度を保ち、

藤枝から全国に出荷する仕組みを考えました。

 

 

沖縄から配送された海ぶどうを3日間、駿河湾深層水に漬けます。

  

   

紫外線も照射します。

 

  

3日間漬けたものは、隣の水槽に移され、出荷となります。

 

  

 

こうすれば、海ぶどう本来の

ハリと鮮度とプチプチ感を取り戻すことができ、

賞味期限も伸びるそうなのです。

  

今まで、沖縄物産展でしか買うことができなかった海ぶどうが

急に身近な存在になりました。

でも、私、とんだ勘違いをしておりました。

  

海ぶどうは寒さに弱いのです。

先ほどの水槽の水温も26℃に保たれています。

冬場の出荷の際は、携帯用カイロを箱に貼り付けたり、

毛布で包んだりするそうです。

  

ということは、冷蔵庫で保管してはダメ!!

常温保存が鉄則です。

  

どうりで、今まで家で食べた海ぶどう、しぼんでいたはずです。(-_-;)

 

コメント
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