”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

山口農園のなす

2016-07-30 21:06:47 | 野菜

視察研修の話が続きます。

  

こちらは、藤枝市の山口農園さん。

 

  

農薬と化学肥料は使わずに、種はなるべく固定種を使い、

種取りも積極的に行っています。

 

  

こちらのなすは、真黒なすの中から、

丸いものだけを選抜して育てたもの。

 

   

真黒(しんくろ)なすとは、埼玉県草加地方で発達した

やや小型の中長形なすで、

「千両二号」をはじめとする多くのF1品種の親となった品種です。

  

もともとの形は、こんなふうな小ぶりの中長なす。

 

【画像 お借りしました】

   

それが、毎年丸い実を付けるようになったなんて、

これはもう、新しい「山口なす」ですね。

  

有機農業を行う山口農園さんの一番の悩みは草刈り。

草刈りは、大変な作業です。

防草シートで覆ってしまうという方法もあるのですが、

そうすると、土が痩せてしまうのだそうです。

 

 

畑のすみに、トラクターが置かれていました。

このトラクターを購入するまでは、

手動のものを使っていたそうです。

  

「有機農業もある程度の効率化は必要。

そうでないと、趣味で終わってしまう。」

山口さんの言葉が印象的でした。

コメント
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