昨日の選果場見学の続きになります。
22ha(サッカーコート30面分)の広大な敷地の中に、
年間1200tのアメーラを栽培するハウスが並んでいます。
選果場からハウスへ歩いて移動します。
まず、見せていただいた、苗テラス。
種まき後5日で苗テラスに移されます。
これは2週間目の苗です。
この時の室温は25℃でしたが、これは成長に応じて変えていきます。
二酸化炭素の濃度、光の量も変えていきます。
こちらは、苗テラスのものよりも、1ヶ月早く種まきをした苗です。
こんなに成長しています。
1つのハウスには8000本の苗が植えられますが、
4棟あるハウスの生育ステージは異なるため、
このしくみで、周年出荷が可能となりました。
この屋根カーテンは、自動開閉。
不織布でできており、細かいアコーデオンカーテンのような作りです。
二酸化炭素を供給する管
土はヤシガラ培土です。
こちらは、収穫間近のアメーラルビンズがずらり。
この白いシートにも注目です。
光を反射するので、太陽大好きなトマトにはぴったり!
以前は、黒のシートを使っていましたが、
白い方が夏のハウス内も涼しく保たれるようです。
選果場、ハウスと見学させていただき、感じたことは、
最新鋭の技術を駆使して栽培から出荷まで管理されていますが、
そこに流れるのは
・最高品質のアメーラと感動を届けたい
・トマトが一番育ちやすい環境を作ってあげたい
というスタッフの熱い思いだと思います。
お客様ファーストの思いが、
結局はトマトが一番育ちやすい環境づくりにつながり、
最高品質のトマトの生産に結びついています。
また、サンファーマーズさんは、多くの方が農業で活躍できるように
福祉事業部を設け、障害者の農業参加を支援しています。
最新鋭の技術を見ても、そこに温かみを感じることができたのは、
選果場の説明してくださった山川様、
圃場の説明をしてくださった山崎様のお人柄に加え、
人を思う気持ちが現場全体に流れているからだと感じました。
素晴らしい見学ができたこと、感謝申し上げます。
最後は、スタッフの皆さまと参加者全員で記念撮影。
さあ、この後は、アメーラを使ったイタリアンをいただきます。
to be continued