”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

藤枝でマナブ!高糖度トマト アメーラツアー2 【圃場編】

2019-10-27 11:14:00 | 野菜

昨日の選果場見学の続きになります。

  

22ha(サッカーコート30面分)の広大な敷地の中に、

年間1200tのアメーラを栽培するハウスが並んでいます。

選果場からハウスへ歩いて移動します。

  

  

まず、見せていただいた、苗テラス。

種まき後5日で苗テラスに移されます。

これは2週間目の苗です。

この時の室温は25℃でしたが、これは成長に応じて変えていきます。

二酸化炭素の濃度、光の量も変えていきます。

  

  

こちらは、苗テラスのものよりも、1ヶ月早く種まきをした苗です。

こんなに成長しています。

1つのハウスには8000本の苗が植えられますが、

4棟あるハウスの生育ステージは異なるため、

このしくみで、周年出荷が可能となりました。

  

  

この屋根カーテンは、自動開閉。

不織布でできており、細かいアコーデオンカーテンのような作りです。

  

  

二酸化炭素を供給する管

  

   

土はヤシガラ培土です。

 

  

   

こちらは、収穫間近のアメーラルビンズがずらり。

この白いシートにも注目です。

光を反射するので、太陽大好きなトマトにはぴったり!

以前は、黒のシートを使っていましたが、

白い方が夏のハウス内も涼しく保たれるようです。

  

 

選果場、ハウスと見学させていただき、感じたことは、

最新鋭の技術を駆使して栽培から出荷まで管理されていますが、

そこに流れるのは

 ・最高品質のアメーラと感動を届けたい

 ・トマトが一番育ちやすい環境を作ってあげたい

というスタッフの熱い思いだと思います。

 

お客様ファーストの思いが、

結局はトマトが一番育ちやすい環境づくりにつながり、

最高品質のトマトの生産に結びついています。

   

また、サンファーマーズさんは、多くの方が農業で活躍できるように

福祉事業部を設け、障害者の農業参加を支援しています。

最新鋭の技術を見ても、そこに温かみを感じることができたのは、

選果場の説明してくださった山川様、

圃場の説明をしてくださった山崎様のお人柄に加え、

人を思う気持ちが現場全体に流れているからだと感じました。

  

素晴らしい見学ができたこと、感謝申し上げます。

 

最後は、スタッフの皆さまと参加者全員で記念撮影。

 

  

さあ、この後は、アメーラを使ったイタリアンをいただきます。

to be continued

 

コメント (2)
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