3月初めに、このような記事を書きました。
こちらをご覧ください。
お茶畑が更地になって、たくさんの苗が植えられました。
これは、温州ミカンの苗です。
苗の段階で、種からすでに3年ほど経っています。
「青島」という品種です。
温州ミカンには、極早生、早生などもあります。
9月頃採れ始めるのが、極早生。
そして、早生品種と続きます。
これらは、皮が薄くて、爽やかな酸味が特徴ですが、
出荷時期は、収穫してから短い期間です。
それに対し、青島は12月に収穫が始まる貯蔵タイプのみかんです。
貯蔵することにより、酸味がマイルドになって、
甘みが強く感じられるようになります。
出荷時期は、12月~3月頃まで続きます。
この畑に「青島」を植えた理由をお聞きした時に、
「青島のような晩生のみかんの方が儲かるから。」と言われましたが、
この出荷時期の長さ、それに伴う味の変化が魅力なのかもしれません。
今、この木には可憐な花が咲いています。
受粉がうまくいれば、来年には実が付くそうですが、
最初の年は少量だそうです。
でも、楽しみ!! (*'▽')