先週末、だし講座をやらせていただいた後、
私は掛川のトマト農家さんに寄って、施設見学をさせていただきました。
3000平方メートルの巨大な温室です。
手前の煙突のようなものは二酸化炭素発生装置、
奥の太い筒のようなものは送風の機械です。
収穫された出荷用のトマトは、こちらのコンテナに
この温室で働くパートさんは6~7名。
基本、収穫はパートさんにお任せしていますが、
それでも出荷できるかどうか迷うようなトマトは、
こちらのコンテナに集められます。
こちらの温室の栽培法は、今、主流となっているハイワイヤー栽培。
トマトを吊り上げて背を高くすることで、日光を十分に当て、
トマトが育ちやすい環境を作っています。
この栽培法では、茎が伸びるにつれてつる降ろしをすると同時に、
下葉を摘除します。
摘除されたものは、こちらのコンテナに。
(フライにしたらおいしそうなグリーントマトは、いただいてきました)
土のように見えますが、これはやしの実の繊維や皮を固形状にした培土です。
トマトの栽培方法もどんどん変わっていきます。
いちいち驚く私に、「このくらいはみんなやっていることだから」
と、生産者さんはおっしゃいますが・・・。
常に勉強会を開いて、より優れた栽培方法を研究していらっしゃる
若き生産者のお姿を拝見し、
もっともっと生産現場を見せていただきたいと思いました。
貴重なお時間をありがとうございました。
今度は、野菜ソムリエ仲間を連れてきてあげたいなぁ・・・。
つる下ろしして、何段も生らせたら、たくさん採れるよね(⌒-⌒; )
まるで「トマトの工場」のような設備でした。
オランダから導入された栽培法ということですが、
狭い農地を有効に活用することが考えられているよね。