宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

魔女の口笛

2007年11月18日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

写真は90年代初頭に出版された少女向けの魔女の
本からです。
今では創作とわかりますが、わたくしは当時こうした
魔女が本当に実在すると信じていました。

我が家にある本の一つ項目に、「魔女の13の秘密」と
いうものがあります。
それは「魔女になるための心構え」なのですが、
魔女志願者でもそうでない人にとっても、大事な事が
書かれているように思いました。

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<魔女は猫や犬と仲良しです>

昔の魔女の絵には、必ずと言っていいほど黒猫が描かれて
います。
それは魔女が黒猫を使者にして、人々を陥れる魔法を使う、
という事を宣伝するために描かれました。
だから不気味で恐いイメージの方が多いのです。
でも本当の魔女は黒猫だけではなくて、犬や小鳥とも
大の仲良しです。
なんと言っても、この地上に生きているもの全てとつながり
合っている、という気持ちが魔女の力を強力にします。
ノラ猫がゴミを漁るからといって、石を投げつけているよう
では、おまじないの効果も薄れてしまいます。

<魔女修行は自然を愛する事から始まります>

学校の行き帰りに友達と歩いている時にだって、授業中
教科書を開いている時にだって、いつでもどこでも魔法が
使えるようになるのです。
それには身の回りの自然や物を大切にする事が第一歩。
ジュースの空き缶を道にポイ!とか使い捨ての物を
バサバサ使っているようでは、素敵な魔女にはなれません。

<魔女には特別の道具は必要ありません>

とんがり帽子に黒いマント、空を飛ぶほうき……などなど、
魔女にはこういう道具が必要なのかな、と思っていたら
大間違い。
本当の魔女は、誰でもが持っている普通のハンカチや
ボールペンで、あっと驚く魔法を使うのです。
おもちゃ屋さんで売っている魔法のコンパクトや杖も
全く必要ありません。

ただしそうなるには、皆が見過ごしてしまう何でもないもの
に気を留めて、特別な気持ちで接する事が必要。

<魔女は変身します>

サナギが蝶になるように、小鳥が卵からかえるように、種が
芽を吹くように、人間もドラマティックに成長します。
ただあまりにも速度が遅いので、自分でそれと気づかないだけ。

でも素敵な魔女は、その事を知っていて自分の意思で変身を
遂げます。
その時々に素敵な魔女でいるには、心も一緒に成長しなくては
なりません。
自分に無い魅力、欠けている要素を追い求め、変身していける
魔女になる事が、素敵な魔女になるための一番大きな条件
なのです。

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