宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「櫛に流るる黒髪の」

2008年02月05日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

80年代出版された、十代の少女向け本からです。

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髪は女の命と云われ、その命を美しくするクシは大切な
宝物です。

今は殆どがプラスチック製ですが、それまでは、紫檀、
白檀、竹、つげなど縁起の良い木や、象牙、べっこう、
銀、ガラス製でした。

クシは髪をとかしたり、飾りにする目的だけでなく、魔よけ
としても使われました。
男の人と別れたい時は、クシを投げるとサヨナラ出来るという
ジンクスもあります。

反対に、彼との仲を進展させたい時は、飾りとしてクシを挿すと、
願いが叶うんですって。
これは東洋でも西洋でも、高い確率で用いられてきた方法です。

またつげのクシをお守りにすると、ラブ運が良くなります。

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つげクシの価格は品質や木の産地、伝統工芸品であるか
否かなどでそれぞれ価格が違いますが、日常の使用のため
には、あまり高価なものでなくても良いようです。

伝統工芸品の「薩摩のつげ櫛」
クシそのものが芸術的で、とても美しく思います。



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