ぺー君とまゆちゃんの白い鳩

（画像はクリックされましたら拡大します。）

わたくしの小学校時代は、バレンタインデーの前に少女雑誌の
特集増刊号などが出され、その中にはチョコレートにかける
おまじないやラッピングの工夫の方法など、「意中の男子学生に
チョコレートを渡して相愛になる」ための工夫や情報、相談や失
敗談などの記事や投稿で一杯でした。

一方わたくしの周囲には、わたくしも含めてこの日にチョコレートを
渡している女子学生は全くおらず、また姉貴の周辺でも事情は
変わりませんでした。

そうした雑誌における投稿者は首都圏の女子学生が中心であった
ため、札幌の学生はもっと淡白なのかもしれないとも考えましたが、
誌上で「今年のバレンタインデーは日曜日に当たっているので、
カレの家にまで行って、緊張せずに上手にチョコレートを渡して愛を
告白する方法」など、真剣に対策が練られていたのを今思い出すと、
微笑ましい気持ちになります。

画像の方は先日掲載させて頂いた魔法の本からですが、これは
意中の人と相愛になるための魔法と言うより、既に相愛の相手が
いる人の魔法のようで、同書の中ではペンギンの「ぺー君」と
人間の「まゆちゃん」が恋人同士と云う設定になっています。

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（白鳩の魔法）

二人の心をしっかり結ぶには白鳩の魔法が効果的です。
鳩はノアの箱舟の昔から、「幸福を運ぶ鳥」として皆に愛されて
きました。
きっとあなたと恋人の心を結ぶと思います。

①白い紙を半分に折り、開いてそれぞれの側にあなたと相手の
名前を書きます。

②名前を書いたら素早く折って再び半分にし、鳩の形を切り抜きます。

③次に鳩を開いて折り線の所から半分に切り、相手の名前を
書いている方をあなたが持ち、あなたの名前が書いている方を
相手に渡します。

こうしておくと、魔法の鳩は半分になりたくないので、いつもあなたと
恋人をぴったりとくっつけておいてくれるのです。

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図を見ると、互いの名前が丁度両翼に当たるように書くとバランスが
良さそうで、また二人で両翼という表現もロマンチックではないかと
思います。



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チョコレートの需要・流通量が格段に増加する時期ですが、
チョコレートと愛の言葉を口にする以上、世界の児童奴隷労働に
よるカカオ生産の現実に対する認識もやはり必要ではないかと
感じます。
http://mscience.jp/cocoa.htm

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「ボヘミアン：チャゲ＆飛鳥」
http://jp.youtube.com/watch?v=oMIGNBbqEzI&feature=related

葛城ユキが歌って８０年代にヒットしたこの曲ですが、
作詞者の御本人が歌っておられます。