「風の精を見る」

（画像はクリックされましたら拡大します。）

画像は昔の少女雑誌「マイバースデイ」で掲載されていた、
風の妖精「ジュルフェ」の絵です。
その雑誌シリーズの中では、風の精は「ジュルフェ」と「シルフィード」の
両方の名前で扱い、またいつも可愛らしい少女の姿で描いて
いました。

ルネ・ヴァンダール氏は「美しい瞳を作る、風の精を目でとらえる」
という訓練を何度も誌上で紹介されていましたので、氏の体系の中では
比較的重視されている訓練かもしれないと感じました。

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美しい瞳を作るには風の精に手伝ってもらいますが、
風の精はシルフィードといって、透明ですから一般には見えません。

でもシルフィードの動きは草や木の葉のそよぎ方や、煙突の煙の
棚引き方でわかります。

もしあなたが美しい瞳を持ちたいと思ったら、学校の屋上に上がって
遠くの方を渡ってゆくシルフィードの動きをしっかりつかまえる練習を
して御覧なさい。

はじめのうちは中々焦点が定まらず、シルフィードの動きも掴みにくいの
ですが、やがてあなたにも「風」の姿が見えるようになります。

このトレーニングを繰り返していると、あなたの瞳は次第に澄んでくるの
です。
その上顔を引き締まって、賢そうになってくるから不思議です。

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