宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ノーシス:地獄の第二段階」

2009年03月05日 | Weblog

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ノーシスの続きです。

ノーシスでは、地獄は第一段階から第九段階まで、下層に向かう毎に
大変な重力の法則が重なって重苦しいものになり、更に各層は
それぞれの惑星のネガティブな面に対応していると言われます。

第一段階は月のネガティブな面に対応していますが、第二段階は
水星のネガティブな面に対応しています。
死後、ここに磁気的に引寄せられる人の性質というのは、生前に
退廃的な性に身を委ねた人、好色や肉欲に溺れたような人であると
されています。

この点について、ミゲルさんは80年代に平易な例を挙げて
解説されていました。

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では、二段階に行ってみよう。

ここは、肉欲に溺れ、好色な人生を送った人が落ちる。

「オレには肉欲なんて、そんな汚いものはない。
オレが彼女を抱きしめたいと思うのは、愛しているからだ。
愛は美しいものだ。」

そう思っている人が殆どだろう。

何度も妻を捨てて別の女性と結婚する事を繰り返している人でも、妾を
何人もかこっている人でも、愛しているからだ、と言うだろう。

しかし、「愛」とはそんなに短い期間しか続かないものでもないし、
何人もの女性に分散出来るものでもない。
そしてまた、愛は努力によって自分の内に育てていくものだから、
誰でもが持っているものでもないのだ。
愛の種はみんな持っているけれども、それは育てなければ何時までも
種のままである。

彼らが愛と呼んでいるのは、情欲である。
だから満たしてしまうと、飽きてしまう。
そして別の女性へと走るのだ。

愛と情欲は大変混同し易いものである。
だから、例えば彼女にキスをしたいと思ったら、<これは愛だろうか、
情欲だろうか>と、魂に尋ねてみるくらいの用心深さが必要である。


女性も同様で、彼があなたに甘いキスをしたからといって、それが愛
そのものであるなどと勘違いしてはいけない。
また、彼があなたに手を触れないからといって、愛していないからだと
思うのも早急である。
その前に、彼のそんな行為を求めている自分の心を、しっかりと
見つめてみる事だ。
そうすれば、自分の中にある情欲を発見する事が出来る。


またタレントや俳優などで、性的な誘惑を行い、自分自身も誘惑に負けて
退廃してしまった人々もここにいる。
日本のタレントや女優さんは、雑誌やTVで簡単に裸になっているが、
そうやって不特定多数の男性に性的誘惑を与える事で、自分のオーラが
どんなに汚れていくかを知らないでいる。
知らず知らずのうちに、自分が汚れていっているのだ。

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★朝の祈り

「毎朝、寝床から出る前に、力とエネルギーを込めて言いなさい。」


『我々は強い。
我々は豊かである。
我々は幸運と調和で満たされている。
オーム。オーム。オーム。』


「このシンプルな祈りを暗唱すれば、全ての物事が順調に運ばれるのを
見るだろう。
この祈りに没頭しなさい。信念を持ちなさい。」

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