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札幌の神秘学研究家の方が80年代に学研ムー誌上で投稿された、
二つの性エネルギー昇華法について、先日は性エネルギーそのものを
視覚化して昇華する方法を抄掲させて頂きましたが、今回は別の
もう一つの方法を抄掲させて頂きます。
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単なる成り行き任せや神秘体験のみを追及する心構えでは、いずれ
機械的に訓練を繰り返すだけになり、殆ど意味がなくなってしまうと
いう、もったいない結果に終わってしまう。
そうならない為にも、まず心しておかなければならないのが、しっかりした
目的と意思であろう。
また昇華訓練に当たって常に使用するのが呼吸法とマントラ、それに
視覚化だ。
このうち最も大切なのが視覚化に必要な想像力である。
従って、普段から想像力を逞しくする絵画や彫刻などに親しんでおく事も、
訓練に大いに役立つ。
【エクスタシー体験】
①まず結跏趺坐か、半跏趺坐で座る。
背筋を伸ばす事と、尾てい骨を地に付けるのが目的である。
②目を閉じ、眉間に意識を集中させながら、呼吸を整える。
集中すると言っても、力む必要は無い。
呼吸は腹式が良く、出来るだけゆっくりと深く、規則正しく行う事が
大切である。
部屋を真っ暗にし、火を灯したロウソクを正面に置いてやると、心を
落ち着け易い。
壁に曼荼羅を貼り、それに向かい合って行うのも良い方法だ。
③5分ほど呼吸を整えた後、マントラを唱える。
マントラはお経でも、聖書の中の祈りの言葉でも構わない。
普段から真理だと思っている事を思いつくままに並べても良い。
ただし、この時あまり深く考えない事。
ただ落ち着いて自分自身に向かって語りかけるようにする事だ。
普段神仏を信じている人が成功し易いのも、日常信じている言葉を
自然に唱えられ、また信仰心そのものが深いバイブレーションを起こさせ
易いせいもある。
マントラが効果を発揮している時は、声が眉間で響いているように感じられる
ものだ。
④充分に唱え終えたら、次は視覚化に移る。
マントラは止めても唱え続けても構わない。
視覚化のやり易い方を選ぶ。
超視覚の座は、眉間にあるチャクラだ。
思い浮かべた事は、全てここに映るように想念する。
霊力の強い人ならば、
ここまでの段階で既に眉間のチャクラそのものが見えてしまうだろう。
そこまでいかなくても、ここに強い光や激しいパワーを感じるはずである。
視覚化するテーマは、自分が最も幸福で敬虔になれる場面。
例えば私の場合、緑の生い茂る丘の上で身を横たえ、青い空と美しい海原を
のんびり眺めているシーン、といったものだ。
また、太陽を想像し、その光が眉間で輝いている様を想像するのも、
私にとっては効果のある視覚化だった。
この視覚化を毎日20~30分も続けていれば、あなたは次第に自分の体と
心が変化していくのに気づくだろう。
自分のオーラや他人のオーラが見えたり、願うだけで精神的エクスタシー
に近い状態になったり、強烈なパワーが体にみなぎるようになっていくに
違いない。
また、力がついてくるほど、執着心がなくなっていく事にも気づくだろう。
物事に執着する事は、全て苦しみを生み出す原因になるからである。
正確に言うと、想像するという事は、眉間にある「第三の眼」で「見る」
行為なのだ。
そして既にある2つの眼に加えて第三の眼が加われば、全てが見えるように
なり、ますます深い幸福感を味わえるようになるだろう。
人は物事が見え過ぎると却って不幸になると思いがちだが、多くの場合
それは、本人の無知からくる偏見である事が多く、本当の不幸とは、「見えない」が
ゆえに生ずる方がはるかに多いのである。
幸福感はアガペの位置する心臓で感じるようにする。
幸せな気分になると胸が一杯になるというのは、アガペが円形に広がって
体中を包むためだ。
この事は、同時にあなたを魅力ある人物にする事にも役立つだろう。
なお、ここまでの練習は最低15分。
出来れば30分続ける事が望ましい。
エクスタシー訓練の効果を確かめるのに最も良いのは、肉体が苦痛を感じて
いる時だ。
寒さに身をこわばらせている時、怪我の痛みの激しい時など、意思の力で
精神的エクスタシーを起こしてみよう。
寒さや苦痛が全く気にならなくなる事に気づくはずだ。
エクスタシー訓練は、それに至るために必然的に性エネルギーを昇華させる
事になる。
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「民主党 真っ赤なフラッグ」
http://www.youtube.com/watch?v=bYTuqSHezVM
前回の民主党の党大会の中では、日本国旗が一つも見たらなかった
そうで、彼らは本当にこの「真っ赤なフラッグ(紅旗)」を掲げる事を
願っているのかと思ってしまいます。