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80年代の、ルネ・ヴァンダール氏の西洋魔法についての
言葉です。
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近代においての"魔法"は、古代であれほど栄光に満ちた
「王者の術」であったにも関わらず、何百年も続いた迫害の為に
何だか訳の分からない迷信の塊になってしまいました。
学問を積み、自らを鍛錬した魔術師はいましたが、彼らは
自分達の伝統的な儀式と秘術を隠して誰にも見せず、自分達の
殻に閉じこもって、発展してゆく時代になっても社会の表面には
出ようとしませんでした。
しかし、近代魔法の父と言われたエリファス・レヴィが、滅び去ろうと
した古代の秘法を新しい観点から研究し、"高等魔術の教理と祭儀"
など、優れた書物を著した事により、今日では、欧米各国で再び
高等魔法、実践神秘学の研究が熱心に行われています。
残念ながら日本では、神秘学がまだまだ陽のめを見ていませんが、
若いあなた方にそう遠くない21世紀を、古代の秘法の中から未来に
役立つ人類の宝を再発見して、輝かしい明日にしていって欲しいと、
ルネは祈っています。
今までちょっぴり難しい魔法の時代背景の御話しをしてきましたが、
これはほんの一部分です。
でも魔術や魔法は「魔」的なものではなく、古代から伝わる人間
本来の潜在能力の開発と大自然への同化を行う術だという事が
判って頂けましたか。
遊び半分でやるのではなく、自分の可能性を考え、真面目な態度で
臨めば、あなたは立派に魔法を操れる"魔女っこ"になれるのです
から……。
魔女や魔術師は、いつの時代も新しい時代の開幕の担い手なのです。
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以下、同氏による少し変わった「欲しいものもらえるおまじない」です。
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【オーラのおまじない】
オーラと云うのは、一言でいえば生体エネルギーの事で、人間が
発しているエネルギーです。
エネルギーなんて見えるのかしら?と思うかもしれませんが、
訓練次第で誰にでも見えるのです。
手の指先が一番よく見えます。
大抵の人は見えたとしても、ぼんやり見えるだけですが、訓練を
積んでいくと、オーラにも色がある事がわかります。
その色は、ほぼ虹の七色とされていて、不思議な事に毎日少し
ずつ変化し、その日のあなたの精神状態や身体状態を示して
くれるのです。
ですからあなたも時々心を落ち着けて、少し暗い所で手を組み、
人差し指だけを伸ばし、そこに精神を集中して見つめたり、
両手の指先でまぶたの上の部分を一分間ぐらい押し、手を離して
まぶたの裏に見えてくる色を見たりして、自分の現在の状態を
知ると良いでしょう。
赤っぽい色の時はエネルギーが活発で、精神も高ぶっています。
黄色っぽい色の時は幸運があなたを待っています。
青っぽい色の時は休養が必要で、はっきりしない色や黒っぽい色の
時は病気や事故に遭いやすいので要注意です。
夜寝る前に、まぶたの上に手を置いてオーラの色を見たら、
その色で、縦10センチ、横3センチの長さの白い紙に、あなたの
プレゼントしてもらいたいものや、あるいは「プレゼント」と書いて、
その紙を枕の下に敷いて寝ます。
間もなく、素敵なプレゼントがもらえます。
……