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昨日からの続きです。
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マヤの至高神フナッグ・クーは、全ての運動と法則を司る神で、
それは一つの円とその中の四角という図で、象徴的に表された。
円は数値に置き換えると13で、死または一つのサイクルを意味し、
四角は4、即ち生命や四方、自然界の四大要素(火、水、土、
空気)を意味している。
この生×死=13×4の絶え間ない連なりが52の一世紀を作り、
彼らは「新しい火」の祭りを祝った。
そして、マヤの人々に特に愛され、尊敬されたのが、羽毛の蛇
ククルカン(ケツアルコルトルともいう)である。
ククルカンは東の空から叡智の大洋を渡ってこの地に到来し、
再び大洋に向けて去ったと言われる黄金の知恵の蛇で、マヤの
人々をその原初の時から導き、芸術や科学、宗教、哲学を教えたのだ。
マヤの神殿の入り口に、尾を天に向けた形で神殿の屋根を支えている
一対のククルカンの像があるが、これは、神の祭壇に至るには、
大いなる知恵の蛇ククルカンの助けが必要である事を象徴している
ものである。
こうしてククルカンによって叡智を授けられたイニシエート(霊的
参入者)達は、「蛇に飲み込まれた者」という意味の、ルック・アノオブ・
トゥメン・カンと呼ばれ、大衆を導き、マヤの神殿都市を建てるために
四方に散って行ったのだ。
マヤの人々はよく知っていた。
人間は知識なしに、また正しい導きなしには、宇宙の神秘に到達する事は
おろか、自分自身の存在の目的さえ認識する事は出来ないという事を。
だからこそ、ピラミッドの階段の一段一段に、石標(エステラ)の神聖文字の
一つひとつに、これらこの事を刻み、伝えたのである。
人間が、我が身に内在する全ての可能性を引き出し、本当の意味で
進化を達成する事が出来るように、と。
こうして、天文学と数学の都チチェン・イッツア、医学の都パレンケ、
そして神聖魔術とナワールの都ウシュマルなどが建てられた。
が、ウシュマルはマヤの都市の中にあっても、とりわけ深い叡智が
伝えられ、ある壮大な使命を帯びた都なのである。
と言うのは、かの伝説の地アトランティス(!)からやって来た、
「赤い手教団」が結集した地だったからだ。
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【夜の祈り(鏡の前のエクササイズ)】
★鏡の正面に近づいて、自分の顔を熟視する。
そして次のように祈る。
「我が魂よ、あなたは必ず成功する。
我が魂よ、あなたは必ず悪魔に打ち克つ。
我が魂よ、私のマインド、私の感情、私の生活を導き給え。
入り口の番人を、私から遠ざけ給え。
あなたは必ず彼に打ち克つ。
完全に私を支配し給え。
アーメン アーメン アーメン。」
この祈りを七回続け、鏡の中の目、瞳孔、瞳孔の真ん中、網膜を観察する。
それらが光、強さ、パワーで満たされていると想像し、鏡に映し出された
あなたの目の内部をメンタリーに見通そうとする。
想像力を使って、映されたあなたの魂の美を見なさい。
そして大声で次のように言いなさい。
「おー、我が魂、あなたに会いたい、あなたに会いたい、あなたに会いたい。」
熱心に辛抱強くこのエクササイズを毎日行う。
これは毎晩寝る前に実践しなさい。
このエクササイズで超視覚を開発する事が出来るだろう。
毎日十分間行いなさい。
それだけで良い。
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