宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ハートの神秘」

2009年10月20日 | Weblog



何処に、どのようにして遺された図版であるかは判りませんが、
人間の霊性の向上・人間錬金術進化の七段階を象徴的に
示した、7枚の図版があります。
これはノーシスの機関誌の中で紹介されたもので、各図版と共に、
紹介者の方が瞑想して受け取られた解釈も加えられています。

長くなりますので、区切って掲載させて頂きたく思います。

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この図版をデザインした人の名前は伝わっていないが、深い叡智を持っていた
人に違いない。
これらの図の中には、多くの素晴らしいメッセージが含まれている。
あなたが人生の水平線の道、変化や気晴らしはあるが、何処まで行っても、
魂の上昇がない道には、満足は出来ないと感じる人であれば、別の道、
我々の内部に垂直に伸びる梯子、魂の道が存在し、水平線の道と交差して、
聖なる十字架を形作ると云う事を、御存知であろう。

ここに挙げた7枚の図版は、垂直の道への道標である。
全てが、シンボルで語られている。
シンボルは、インテレクトを通さず、意識に直接訴えるものである。
そして、それを見る人は、本人の心理状態、又、進化の度合いによって、異なった
メッセージを受け取る事になる。

以下、私なりの解釈を一例として挙げてみよう。
しかし、この小文を読まれる前に、まずあなた自身でよく見て、瞑想し、自分なりの
メッセージを受け取る事を試みて頂きたい。

又、シンボルの解釈は、必ずしも逐語訳的なものである必要はない、という事も
つけ加えておこう。
意識は、奥深い所で、言葉にならない多くの事を受け取っているからである。


【図1】




ハートの中央に構えている魔王。
このハートは、完全に悪魔に占領されている。
複数の悪魔(エゴ)と、自分自身を同一視している状態である。
災いをハートの中に引き入れる悪魔達。
このハートは、環境に翻弄されて、その犠牲者となっている。

欲望の虜になっているので、不満の絶える事がない。
「人生は、不満と苦しみの連続である」と嘆く。
だが、意識が曇っているので、何故に自分が苦しんでいるのか、判らない。
不満があるので、生活を変えたいと思い、又、自分の不運から脱出したいと
切望している。
しかし、悪いのは全て、他人や社会の方であると、エゴは考える。
だから、自分自身の本当の姿が見えない。
自分が邪悪さで満ちているという事を、認めようともしない。
頑固な表情が、それを物語っている。
彼らの心理は、「苦しみ」と「悲しみ」と「怒り」の歌を唄っている。
だが、そんな歌を聞くのは、もううんざりだと互いに思っている。
ハートが隠れ蓑の役をして、中の醜悪な怪物を見る事が出来ない。

全ての人間には内なる星、内なる魂がある。
だが、図1のようなハートの状態では、魂の存在を、思い出す事さえ出来ない。
内なる星は黒く、くすんでいる。

七匹の動物は、七つの大罪を表している。
孔雀は虚栄心、山羊は肉欲、猪は大食、亀は怠惰、蛇は嫉妬、豹は怒り、
蛙は吝嗇を、それぞれ表している。

このような心理状態では、鳩(聖霊)とハートは、反発してしまう。
つまり、ネガティブな感情で満たされているので、そのハートから発する
バイブレーションの為に、聖霊が近づく事も出来ないのである。

しかし、このような救いようのないハートであっても、天使が手を合わせて、
祈ってくれている。
叡智がもたらす光と愛は、まさにこの天使の祈りと、愛と同じである。
頽廃していたハートを、甦らせる力のある愛である。

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【図2】




反省の気持ちが起こる。
垂直の道の、一段目に足をかけた時である。
図1では増長していたハートであったが、ここでは少し控え目にしぼんでいる。
悪魔(エゴ)の勢力も、小さくなっている。

「高いイニシエーション(霊的奥義参入)に到達したいと望む者は、まず自分自身を
邪悪な存在として、認める事から始めなければならない」

自己観察が始まり、自己の醜さに気づき始めている。
垂直の道の一段は、革命の一段である。
上昇する事によって、我々のハートのバイブレーションは、より繊細になる。
そして、それにより、我々自身の磁場が変わる。

恐らく、ハートの周りにある炎のようなものは、宇宙的なアストラルの火であり、
磁場の変化によって、集まったものだろう。
その変化に気づいた鳩(聖霊)が振り向く。
内なる星のかげりが取れてくる。

右肩にいる女性は、聖なる母の変身の一つであろうか。
ハートの人物を、心配そうに見守っている。
ハートの人物の顔が左を向いている。
これは、精神的・霊的な方向に、心を向けている事を示している。

自己観察を続ける事で、内なる怪物(エゴ)達の凶暴さは少なくなる。
しかし、依然としてハートの中に隠れたまま、居座り続けている。

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図3以降は、他日に掲載させて頂きます。
以下、「アステック・クリステック・マジック」から、翻訳させて頂きました。

【プラクティス】

床で休む間、顔を上げ、背中で、聖霊の火が天より降り、あなたの頭の中を過ぎて、
第三の目、従って第三の目の内側の眉間の間を通り、左から右(時計回り)に
回転させる、火の蓮(チャクラ)を想像し、感じる。

そして、その火が喉仏の火の蓮、甲状腺に降り続け、それを円盤のように左から右へ
(時計回り)回転させる。

この火が、あなたの心臓部降下し、到達する事を感じ続け、それがいかにして、
12枚の(チャクラの)金色の花びらに火を灯し、この火で満たし、あなたのこの
サイキック・センターの素晴らしき蓮が左から右(時計回り)に回転するのを見るのである。
そして、それが光明と、まばゆい火で満たされるのを見る。

この意識的な状態の間、あなたの最奥、あなたの内なる神である、ケツアルコアトルに
思いを馳せながら寝入るのである。
彼を称え、彼を崇め、彼の導きと助けを願おう。

その後、この「オン」の音階を次のように唱する。

「オオオオオオンンンンン(OOOOOOONNNNNNNN)」

この音階を三度発音し、寝入るのである。

ノーシス書棚:http://gnosis317.web.fc2.com/

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「Kundun ダライラマの半生1/13」
http://www.youtube.com/watch?v=YdsfDys4mC4

ダライラマ14世の発見から、北インドへの亡命までを、美しい映像で
描いています。
日本語吹き替え版で全部をアップして下さった方に感謝します。

この映画のレビューの一つで、「西蔵の映画なのに、モンゴルで撮影したは
可笑しい」というものを見かけたのですが、西蔵から逃げ出さなければ
ならなかった方達とその子孫が、西蔵に戻って、そしてダライラマの映画を
作る事が、現在政治的に可能であると思ったのでしょうか……。
西蔵の人によると、モンゴルと西蔵の環境は、非常に似ているとの事です。
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