宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ハートの神秘Ⅲ」

2009年10月26日 | Weblog




「ハートの神秘」からの続きです。

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【図5】



聖霊は別の見地によれば、クリスティックなエネルギーである。
イニシエーションの一歩を踏み出す時から、多くの試練が始まる。
イニシエーション以前であったならば、多くのエネルギーを無駄に
しても、それはエゴに負けた愚かさであった。

しかし、この段階に来ると、例えば侮辱されたり、虐げられるような
状況に直面したとしても、怒りや悲しみに身を任せる事はなく、
また心くじける事もなく、心のバランスを取る事を課題として、
それらの状況を強く生きる事を求められる。

「最悪の逆境が、最善の機会を与えてくれる」

苦難の状況が与えられた時でも、引き下がる事なく、その課題に
挑戦する事を求められているのである。

最近映画にもなった、M・エンデ作「ネバー・エンディング・ストーリー」の
中にも、試練を生き抜く為の、多くのメッセージが含まれている。

心のバランスと意識の目覚めは、深い関連がある。
意識を目覚めさせておく為には、多量のエネルギーを蓄えておく事が
必要である。
別の言い方をすれば、エネルギーをエゴに盗まれないように、常に
警戒し、その上、蓄えのできるエネルギー形態に変換(性エネルギー
昇華)させなければならない。

クリスティック・エネルギーは、どこに蓄えておくべきか。
頭脳まで上昇させた後に、まさに清められた心臓に蓄えるべきである。
そしてこのエネルギーは、魂を輝かせる為に用いるのである。

思考においても、エネルギーを無駄にしない事が必要である。

「ネガティブな思考や、害を及ぼす考えを、真に自分自身で考えて
いるのだと信じ込み、それらを自分と同一視する(それらのネガティブな
思考に流される)事は、全く馬鹿げた事である。
エゴが、そのネガティブな思考の原因である事は、明らかである。」

クリスティックなエネルギーが、無駄に費やされる事が無ければ、
聖霊は大いなる輝きとなって、上昇する。
上昇の道は、我々の中心経路である脊髄である。
光の上昇は、勝利の行進である。

…………………

【図6】



勝利の後におごり高ぶる時、本来の目的を失い、苦汁をなめる人々が多く存在する。

「高みに至った人ほど、慎み深く、謙虚であるべきである」

再び凶暴な悪魔たちが、ハートを目がけて誘惑と攻撃をしかけてくる。
仏陀が光明を得る前に、無数の魔障と出会う「降魔成道」の話と同じである。
警官が、ハートの左脇を刺している。カルマによる苦しみにも耐えなければならない。

あらゆる誘惑に勝つ時、初めて真の自由を得る事ができる。
頭上の天使は、ハートの人物が進歩した事を証明しているのであろうか。

…………………

【図7】



クリストが十字架から降りている。内なる復活がなされたのである。
父―子―聖霊の三位一体が成就し、ハートの内から、かげりがなくなっている。
三位一体の成就は、はるか天空で成されるのではなく、我々のハートの内で、
実現可能であるというメッセージである。

ハートの人物の顔は、愛と威厳に満ちている。
このハートこそ、完全にバランスの取れたハートであり、我々の目指すべき
ものである。

ハートの外には一方に天使がおり、他方に悪魔がいる。
この世界から、悪魔がいなくなるという事はない。
我々が上昇する為には、その存在が必要なのである。
悪魔の仕事は、我々が光に向かうならば、それを妨害し、我々を引きずり
降ろす事である。
「聖アントニオの誘惑」の伝説中のアントニオに絡みつく怪物のように。
それに打ち勝つ時、我々は試練(テスト)を通過する。
その時、魂は祝福される。
法は、愛ある法である。
我々は努力を要求されるが、しかし克服可能な試練が与えられているはずで
ある。

これらの図版の作者は、次の事を我々に訴えているように思われる。

「悪魔によって荒廃していたハートさえ甦り、父の住み給う宮となる事が出来る。
我々の人生は、大いなる試練の学校である。
我々は、この機会を生かさなければならない。

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「ハートの神秘」は、「図7」でおしまいです。

以下、ノーシスのプラクティスです。

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【ハートのチャクラを振動させるプラクティス】

このように発音します。

「トオーーーーーームムムム(TOOOOOOOOOOMMMMMMMM)」
「ドオーーーーーームムムム(DOOOOOOOOOOMMMMMMMM)」

教会の鐘の音に似せて響かせます。


そして続けて、「イイイーーー(IIIIIIII)」「ウウウーーー(UUUUU)」
「エエエーーーー(EEEE)」「イイイーーー(IIIIIIII)」を、そよ風が木の葉の間で
立てる感じの音に似せて発音します。

ノーシス書棚:http://gnosis317.web.fc2.com/

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「主よ人の望みの喜びよ」
http://www.youtube.com/watch?v=EKZKm7Pvw5E

バッハの「主よ人の望みの喜びよ」のピアノ演奏版です。
こちらの動画には、このようなコメントがあります。
「聴いているだけで精神が浄化されるような思いがします。」
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