(愛染明王)
( `m´) 「…本日は 愛染明王に関しまして。」
|・)…
( `m´) 「…さて 愛染明王は その名号の通り
敬愛に関する願望を叶えられるとされ
日本の巷間の密教書では
ただ 愛の願望を叶えられる存在としてのみ紹介される事が多いですが」
( `m´) 「…実は そうではなく、
愛染明王を 単に個人的な恋愛の願望を叶えてくれるだけの存在として捉えますと
非常な損失となります。」
( `m´) 「…愛染明王は その性質の通り
幸魂の陽面(金星面)の中の 敬愛の部分を司る性質がありまして
愛染明王を供養し その眞言を誦す事で
自己の幸魂の陽面(金星面)を増す事ができます。
恋愛願望を祈願する事は 単に自己の幸魂の陽面を削るだけですが
愛染明王を供養して 眞言を誦す事で
自己の幸魂の陽面の 敬愛の部分が増長されますし」
( `m´) 「…また 日本の巷間書の中で とりわけ
"愛染明王は 愛欲を 悟りを求める心に転化する" と説明される事が多いのですが
その説明だけでは それが玄胎結成に 具体的にどのように関わるのか
イメージが難しかったりしまして。」
( `m´) 「…愛欲というのは 陰魄より生ずるものであり
反対に 幸魂の陽面の徳の1つは 慈悲などの高等感情であります。
密教においては 加持によって
陰魄をも 魂に転ずる事ができるという考え方が含まれており
つまり 陰魄の愛欲に関わる部分を 幸魂の陽面に転化する、
愛染明王は そのような加持力を具足している存在であり
仙道的にも重要な明王であります。」
( `m´) 「…そして 母大陸の仏教においては
愛染明王を拝し その眞言を誦す事によって
愛染の心を 菩提心に転化させ
一切の天人から愛され従われるようになり
自分を見る人が喜びを感じるようになり
病痛が除かれ 様々な願望が叶えられるとされます。」
「愛欲貪染心(あいよくどんせんしん)
極紅色愛染(ごくこうしきあいぜん)
本清浄菩提(ほんしょうじょうぼだい)
愛染大明王(あいぜんだいみょうおう)
原金剛薩た(げんこんごうさった)
背烈紅日輪(はいれつこうにちりん)
頭戴獅王冠(とうたいしおうかん)
赤紅身虹光(せきこうしんこうこう)
宝瓶獅王座(ほうべいしおうざ)
或二首勝主(こくにしゅしょうしゅ)
不動染愛体(ふどうせんあいたい)
染愛金剛王(せんあいこんごうおう)
六臂身日輝(ろっぴしんじつき)
安住熾盛輪(あんじゅうしじょうりん)
三目大威怒(さんもくだいいど)
五鈷鉤獅頂(ごここうしちょう)
忿怒形薩た(ふんぬぎょうさった)
金剛弓並箭(こんごうきゅうへいせん)
射遍十方界(しゃへんじっぽうがい)
衆星極光芒(しゅうせいごくこうぼう)
大染法威勢(だいせんほういせい)
稽首心中王(けいしゅしんちゅうおう)
願密護本願(がんみつごほんがん)
本地持金剛(ほんじじこんごう)。」
「オン・ウン・シッチ・ソーハー。」(何遍も誦す)
(大 物 主)
( `m´)つ 「…それでは 大抗日如来の加持によって
日本に寄り付く習性を 抗日精神に転化するのである。」
|・)
|・)=3 変な事 言うない!
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「早く我を拝さないか!!!!!!!!!!!」