焼香したり供物を捧げて誦します。
「諸仏正法賢聖三宝尊(しょぶつしょうほうけんせいさんぽうそん)
従今直至菩提永帰依(じゅうこんちょくしぼだいえいきえ)
我以所修施等諸資糧(がじしょしゅうせとうしょしろう)
為利有情故願大覚成(いりうじょうこがんだいがくせい)。」
「無造本浄晰顕現(むぞうほんじょうせきけんげん)
観世音之意化身(かんぜおんしいけしん)
白財神与四空行(はくざいしんよしくうぎょう)
誓慧無二本尊降(せいけいむにほんぞんこう)。」
「オン・ペマ・クロダヤ・アリャ・ザンバラ・フリダヤ・ウン・パッタ。」(3遍か7遍 または21遍か108遍誦す)
(回向)
「此善回向衆有情(しぜんえこうしゅううじょう)
福徳智慧円満聚(ふくとくちええんまんじゅ)
由此福徳聖智生(ゆうしふくとくせいちしょう)
願得浄妙之二身(がんとくじょうみょうしにしん)
福徳隠固如巨山(ふくとくおんこにょきょざん)
継承顕著如日月(けいしょうけんちゃくにょじつげつ)
声名周遍似虚空(しょうみょうしゅうへんじこくう)
吉祥此時増吉祥(きっしょうしじぞうきっしょう)。」
「魂を留め魄を制する」
( `m´) 「…さて 日本の何かの本で
"不必要に鼻部に触れてしまうと 金運が失われる"
と書かれていたようですが」
( `m´) 「…道教では逆に 毎日 鼻の左右から目元までの部分を摩擦する事で
閉気されて 気の節約になるので
若さが保たれ易いとされます。」
( `m´) 「…夜に 歯を7回叩き 津液を9回飲み込んでから
鼻の左右から目元までの部分を 上下に10回摩擦し
それから 微声で誦します。」
「太上四明(たいじょうしめい)
九門発輝(くもんはっき)
両目玄徹(りょうもくげんてつ)
通眞達霊(つうしんたつれい)
天中玄台(てんちゅうげんだい)
流気調平(りゅうきちょうへい)
嬌女雲儀(きょうじょうんぎ)
眼童英明(がんどうえいめい)
華総晃朗(かそうこうろう)
百度眇清(ひゃくどびょうせい)
保和上元(ほわじょうげん)
徘徊九城(はいかいくじょう)
五蔵植根(ごぞうしょくこん)
耳目自生(じもくじせい)
天台鬱素(てんだいうつそ)
梁柱不傾(りょうちゅうふけい)
七魄澡煉(しちはくそうれん)
三魂安寧(さんこんあんねい)
赤子きょ景(せきしきょけい)
輒与我並(ちょうよがへい)
有敢掩我耳目(ゆうかんえんじがじもく)
太上当摧以流鈴(たいじょうとうさいじりゅうりん)
万凶消減(ばんきょうしょうげん) 所願必成(しょがんひっせい)
日月守門(じつげつしゅもん) 心蔵五星(しんぞうごせい)
眞皇所祝(しんこうしょしゅく) 群響敬聴(ぐんきょうけいちょう)。」
( `m´) 「…再び 9回津液を飲み込みます。
そのようにして 若い面貌を保ち 千邪を避け
魂を留め魄を制するという事ですが」
( `m´) 「…また別法として 普段からよく鼻の左右から目元までの部分を摩擦し
眼を閉じる事をしばらく行うだけという方法もあるようです。」
「南岳を拝す」
( `m´) 「…では 焼香し供物などを捧げて 南方の諸神仙と南岳を拝します。」
「三天之上(さんてんしじょう) 以道為尊(じどういそん)
万法之中(ばんほうしちゅう) 焚香為首(ふんこういしゅ)
今以道香(こんじどうこう)
徳香(とくこう) 無返香(むへんこう)
無為清静自然香(むいせいせいしぜんこう)
霊宝恵香(れいほうけいこう)
超三界三境(ちょうさんがいさんきょう)
遥瞻百拝眞香(ようせんひゃくはいしんこう)
急急如律令(きゅうきゅうにょりつれい)。」
「臣○○(しん 自分の名前)
志心帰命(ししんきめい)
東南西北(とうなんさいほく)
四維上下(しいじょうげ)
十方霊宝天尊(じっぽうれいほうてんそん)
三十二天上帝(さんじゅうにてんじょうてい)
周天二十八宿星君(しゅうてんにじゅうはっしゅくせいくん)
天眞上聖(てんしんじょうせい)
五嶽眞君(ごがくしんくん)
山川河海(さんせんかかい)
洞天福地(どうてんふくち)
一切神仙諸霊官(いっさいしんせんしょれいかん)。」
三拝し 次に南に向かって跪き拝して誦す。
「臣○○(しん 自分の名前)
志心帰身(ししんきめい)
帰神帰命(きしんきめい)
南方西南方無極(なんぽうせいなんむきょく)
太上霊宝天尊(たいじょうれいほうてんそん)
南方八天帝君(なんぽうはってんていくん)
南方高眞上聖(なんぽうこうしんじょうせい)
井鬼柳星張翼軫(せいきりゅうせいちょうよくしん)
七宿星君(しちしゅくせいくん)
南嶽衡山赤帝眞君(なんがくしょうざんせきていしんくん)
南方洞天福地(なんぽうどうてんふくち)
山川河海(さんせんかかい)
一切眞霊(いっさいしんれい)
南郷神仙諸霊官(なんきょうきょうしんせんしょれいかん)。」