
( `m´) 「…鬼谷子を拝し 経文を誦す事で
本経陰符七篇を誦す事で
智慧徳が増長し
それによって 心性が開かれ 煩悩が除かれ
清明となるという事であります。
以下 その中の一篇であります。」
【養志法霊亀】
「養志者(ようししゃ)
心気之思不達也(しんきししふたつや)
心有所欲(しんゆうしょよく)
存而思之志者(ぞんじしししゃ)
欲之使也(よくししや)
欲多則心散(よくたそくしんさん)
心散則志衰(しんさんそくしすい)
志衰則思不達也(しすいそくしふたつや)
故心気一(こしんきいち)
則欲不徨(そくよくふこう)
欲不徨(よくふこう)
則志意不衰(そくしいふすい)
志意不衰(しいふすい)
則思理達矣(そくしりたつい)
理達則和通(りたつそくわつう)
和通則乱気不煩于胸中(わゆうそくらんきふぼんうきょうちゅう)
故内以養気(こないじようき)
外以知人(がいじちじん)
養志則心通矣(ようしそくしんつうい)
知人則分職明矣(ちじんそくぶんしょくみょうい)
将欲用之于人(しょうよくようしうじん)
必先知其養気志(ひつせんちきようきし)
知人気盛衰(ちじんきじょうすい)
而養其気志(じようききし)
察其所安(さつきしょあん)
以知其所能志不養(じちきしょのうしふよう)
心気不固(しんきふこ)
心気不固(しんきふこ)
則思慮不達(そくりょふたつ)
思慮不達(しりょふたつ)
則志意不実(そくしいふじつ)
志意不実(しいふじつ)
則応対不猛(そくおうたいふもう)
応対不猛(おうたいふもう)
則失志而心気虚(そくしつしじしんききょ)
志失而心気虚(ししつじしんききょ)
則喪其神矣(そくそうきしんい)
神喪則倣仏(しんそうそくほうぶつ)
倣仏則参会不一(ほうぶつそくさんえふいち)
養志之始(ようししし)
務在安己己安(むざいあんここあん)
則志意実堅(そくしいじつけん)
志意実堅(しいじつけん)
則威勢不分(そくいせいふぶん)
神明常固守(しんめいじょうこじゅ)
乃能分之(だいのうぶんし)。」