宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

洋風の茶碗蒸し

2007年11月20日 | Weblog
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伝統的なものではありませんが、先日教会で頂いた
キリスト教のメダルです。)



先日丁度「洋風の茶碗蒸し」のレシピを知ったので、
少しアレンジして作ってみました。
レシピはこちらを参考にさせて頂きました。

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スープの素 適量
湯 50cc
溶き卵 2個分
牛乳 250cc
粗挽き胡椒 少々

ブロッコリー 1/4株
マッシュルーム 3個
とろけるスライスチーズ 3枚

①スープの素を湯に溶かし、溶き卵と牛乳と胡椒と充分に混ぜます。
②器に①を注ぎ、小房に分けたブロッコリーと細かく刻んだ
マッシュルームとチーズを入れ、蒸し器で蒸して出来上がりです。

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赤ピーマンやじゃがいもを加えて作っておられる方もいらっしゃる
ようですが、好みで色々なものが加えられますように思います。
20分以内に作れてしまう簡単なレシピながら、茶碗蒸しと
クリームスープの中間のような絶妙な味わいで、また体が
温まる一品となりました。

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耳の裏にも

2007年11月19日 | Weblog
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昔読んだ話しですが、「因果応報」という事が行いや
言葉だけに該当するのではなく、その人の念や動機と
いうものも同様であり、「心を綺麗に保つ」という事が
全てにおいてまず先立つという教訓を与えているように
思われる中国の一つの伝承です。

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晋の桓道愍は、その妻を亡くして非常に悲しんで日々を送っていた。

ある夜、就寝中屏風の上に人の手が見えるので、起きて蝋燭を手にし、
屏風の外に出てみると、なんとそこに妻が立っていたのである。
その容貌、服装共に少しも生前と異なる所が無い。
道愍は大いに喜んで、その手を引いて共に寝床に入った。

そうして互いに語らいながら道愍が
『お前が死んでから随分になるが、どうして今ごろ帰って来たのか。』

と訪ねると、妻は

『私が如何に帰りたいと願っても、神と人とは道が異なっているので
私の自由にはなりません。

私は生きていた時に別に悪事はしませんでしたが、ただ貴方が
下女を愛しはせぬかと嫉妬心を起したために地獄に堕ちました。
そうしてようやく赦されたのです。
今からまた生まれ変わって人間になる事になったので、貴方に
お暇乞いに来たのです。』

と答えた。

そこで、道愍が
『それでは何処へ生まれ変わるのか、又お前を訪ねて行けるのか。』

と問うと妻は、

『ただ生まれ変わる事は解っているけど、何処へという事は未だ
わかりません。
一旦生まれ変わった以上は、最早や宿命は一切わからなくなって
しまいますから、どうして訪ねる事が出来るのでしょう。』
と答えた。

兎角するうちに夜明けが近づいたので、共に別れを惜しみ
つつ泣きながら帰って行くのであったが、道愍はただ茫然として暫く
我を忘れていた。
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魔女の口笛

2007年11月18日 | Weblog
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写真は90年代初頭に出版された少女向けの魔女の
本からです。
今では創作とわかりますが、わたくしは当時こうした
魔女が本当に実在すると信じていました。

我が家にある本の一つ項目に、「魔女の13の秘密」と
いうものがあります。
それは「魔女になるための心構え」なのですが、
魔女志願者でもそうでない人にとっても、大事な事が
書かれているように思いました。

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<魔女は猫や犬と仲良しです>

昔の魔女の絵には、必ずと言っていいほど黒猫が描かれて
います。
それは魔女が黒猫を使者にして、人々を陥れる魔法を使う、
という事を宣伝するために描かれました。
だから不気味で恐いイメージの方が多いのです。
でも本当の魔女は黒猫だけではなくて、犬や小鳥とも
大の仲良しです。
なんと言っても、この地上に生きているもの全てとつながり
合っている、という気持ちが魔女の力を強力にします。
ノラ猫がゴミを漁るからといって、石を投げつけているよう
では、おまじないの効果も薄れてしまいます。

<魔女修行は自然を愛する事から始まります>

学校の行き帰りに友達と歩いている時にだって、授業中
教科書を開いている時にだって、いつでもどこでも魔法が
使えるようになるのです。
それには身の回りの自然や物を大切にする事が第一歩。
ジュースの空き缶を道にポイ!とか使い捨ての物を
バサバサ使っているようでは、素敵な魔女にはなれません。

<魔女には特別の道具は必要ありません>

とんがり帽子に黒いマント、空を飛ぶほうき……などなど、
魔女にはこういう道具が必要なのかな、と思っていたら
大間違い。
本当の魔女は、誰でもが持っている普通のハンカチや
ボールペンで、あっと驚く魔法を使うのです。
おもちゃ屋さんで売っている魔法のコンパクトや杖も
全く必要ありません。

ただしそうなるには、皆が見過ごしてしまう何でもないもの
に気を留めて、特別な気持ちで接する事が必要。

<魔女は変身します>

サナギが蝶になるように、小鳥が卵からかえるように、種が
芽を吹くように、人間もドラマティックに成長します。
ただあまりにも速度が遅いので、自分でそれと気づかないだけ。

でも素敵な魔女は、その事を知っていて自分の意思で変身を
遂げます。
その時々に素敵な魔女でいるには、心も一緒に成長しなくては
なりません。
自分に無い魅力、欠けている要素を追い求め、変身していける
魔女になる事が、素敵な魔女になるための一番大きな条件
なのです。

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太陽と北風

2007年11月17日 | Weblog
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80年代に出版された西洋占星術家のエッセイからです。

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一年の計は元旦に……なんてこの間言っていたのに、もう
カレンダーは12月に迫ってしまいました。
この期間の終わり頃は冬に突入して、「寒い、寒い」の連発に
なるのかな?
寒いとどうしても行動半径が狭くなりがちですから、意識的に
活動しましょう。

さて、つい先日のある寒い日の事です。
街を歩いていたら、ふっと思い出した一編の童話があったのです。
童話はイソップの「北風と太陽」。
なぜこの童話が急に頭の中によみがえってきたかと言えば、
自分が同じ状況下に置かれてしまったからでしょう。

詳しく説明すると……その寒い日に、私はカーディガンを
持って歩いていました。
そして高層ビルの谷間まで来た所で、北風の直撃を受けた
のです。
私は当然カーディガンをはおり、身を小さく縮めて歩きました。
風が吹けば吹くほど、カーディガンをしっかり押さえて、風が
頭に当たらないように足元を見つめて……

でもこの状態は長く続かず、ビルを通り過ぎると太陽が頭の
上から私を照らし始めました。
今まで必死で北風の中を駆け抜けて来たので、急に
「熱いな」と感じてカーディガンを脱いで、この時に思い出した
というわけです。

この日、私はつまらない事で人と言い争いをしての帰り道
でした。
正論をぶつけて相手をやり込めればやり込めるほど、相手は
頑なになり、心を閉ざしていったのです。
もちろん、表面上は私が圧倒的有利に見えました。
でも、その時私は北風だったのです。

ビュンビュンと相手に冷たい風を吹きつけ、身を縮ませ、
足元しか見つめない人にさせていたのです。
もし、この時に私が太陽であったなら、どうなったでしょうか?
恐らく、こんな事態にはならなかったでしょう。

似た事は皆さんの日常の中で起こる可能性もあると思います。
その時には、「北風と太陽」という童話の中に比喩されて
いる、"あること"をじっくり考えてみると良いでしょう。

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この有名な「北風と太陽」の話しは、GIFアニメーションを
使用して製作された、こちらのページで読む事が可能です。
http://contest.thinkquest.jp/tqj1998/10035/tales/
world/sun/sun01.html


この話しのあらすじは、
「あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。
そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。

まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。
しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は
旅人の服を脱がせることができなかった。

次に、太陽が燦燦と照りつけた。
すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。」

というもので、Wikipediaではこの話しの教訓について、

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり
着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得る事ができる。
また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は
頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示す事によって
初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点も
伺える」

と書かれています。

この筆者の場合は無言のメッセージを適切に受け取った
ようですが、人間がそうした事に気づくのは大切では
ないかと思います。


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バラの花 とげのあるのも知らずして

2007年11月16日 | Weblog
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80年代は、現在では恐らく規制や業界事情などによって
出版出来ないであろうコアな内容やタイトルの本が
まだまだ普通に店頭に並んでいた時代でした。

昭和58年に出版された写真の「魔女入門」も、表紙を
見ると抵抗を感じられる方もおられそうですが、実はただの
女子学生向けのおまじない本です。

それでも現在から見るとかなり濃い表現や内容で、また
当時一般的でもあった「実用性」という事を優先しており、
現在のように娯楽性や刺激性を最優先するという空気が殆ど
ない時代の、逆の面白さというものを感じます。

この本の中で紹介されているおまじないを試した事はあり
ませんが、序章の「魔法を使いこなす方法」という部分で
個人的に興味深く感じた項目が幾つかありました。

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『ルールその2は、おまじないや魔法で、決して他人の不幸を
望んではいけないという事なんだ』

僕達が流されている運命の流れには、通常僕達が流されて
いる幸せに向かうプラスの流れと、それとは逆の滅びに
向かうマイナスの流れがあると話したね。

そして人を呪うという事は、滅びに向かうマイナスの流れを
動かす事になるんだよな。
『人を呪わば穴二つ』って言うけれど、そのマイナスの流れを
動かすためには、自分自身のエネルギーもマイナスにしな
ければならない。
という事は、相手ばかりか君自身も不幸になってしまう事は
わかるよね。

だから例えば君に嫌な人がいたとしても、その人をやっつけ
ちゃおうなんて考えないで、例えばその子が良くなるように
って、プラスの方向で物事を考えて欲しいんだ。

おまじないっていうものをかけないまでも、君が心に抱く
気持ちっていうのは、割りと君の心の中のエネルギーに
影響を与え易いものなんだよな。

(後略)

『心の器を大きくしよう』

だけど幾らおまじないを信じ努力しても、願い事が叶わない
事がある。
それは君の心の願いがあまりにも大き過ぎて、君の心の
器ではそれを受け止められず、チャンスを逃してしまう事が
あるからなんだ。

どんな立派な建物も、砂の上に基礎を作らずに建てたら、
すぐ倒れてしまう。
つまりその望みをしっかり受け止めて、それを生かす基礎に
当たるのが、君の心の器という訳なんだ。

だから願い事をかける前には、その願い事が君の器に
適ったものか、分相応かっていう事をよく確かめて欲しいんだ。
そしてね、ちょっぴり高望みかなって思った時は、おまじないを
かける前に、その願い事を受け取れるだけの器を持てる
ように、それなりの勉強をして、分相応の願いになるように
努力をして欲しいんだ。

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過去のおまじないブームは下火になりつつも、その流れは
現在も継がれているようですが、ネットなどを見ると、
こうした精神的な注意の喚起なく、やり方だけが先走って
しまっているような印象も受けます。

この本は恋愛の目的のおまじないの紹介も多いですが、
恋人や意中の男性を「彼さま」と表記している所に、また
当時の雰囲気を感じました。
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心の中の花

2007年11月15日 | Weblog
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「イメージトレーニング」というものが少しずつ認知され
始めたのは、恐らく80年代末辺りからではなかった
かと思いますが、特に21世紀に入ってからは、
「イメージトレーニング」に関する本も沢山出版され、
色々な場面での活用法が紹介されています。

個人的にはそれを治療に応用する「イメージ療法」に関して、
特に関心を持っています。

こうした「イメージ療法」は、医学的な治療を受けながら
行うという事が前提になりますが、癌患者に「白血球が
癌細胞を食べてしまう」様子を毎日イメージしてもらう
事で、癌が小さくなっていったという臨床例もあるそうです。

またアメリカの「子供の再発性腹痛」に対する研究では、
「お腹の中に大きなオレンジ色の風船が詰まっていると
イメージし、そのオレンジ色の風船は温かいミルクを
飲む事によって、その熱によって溶け出し、お腹の
痛みと共に溶けていく」というイメージ方などが提唱
されているそうです。

この「イメージトレーニング」のやり方や紹介に関する
本は我が家にも数冊ありますが、古い本を見ると、
未だ「イメージトレーニング」という呼び方や認知が
一般的ではなかった時代にも、実はこれと同じ事を
しているという場合もあり、面白く思いました。

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<持久力を出すイメージの花>

まずは一週間毎朝、同じ時間に起きます。
そして、一日目は庭を見て、そこに種を蒔く様子を細かく
イメージします。
二日目は種から芽が出たところを、三日目は芽から双葉に
なったところを、四日目、五日目、六日目はそれがどんどん
大きくなる様子を庭を見ながらイメージしましょう。

最後の七日目は、その草から花が咲き、その花をあなたの
髪に飾るところまでをイメージします。

そして根が続かなくなりそうな時、常にこの花に意識を
集中させれば、今までより強い持久力が得られますよ。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++;


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安全と捨てるもの

2007年11月14日 | Weblog
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80年代に出版された某書からです。

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「私もそろそろ転職したいわ。もうこの会社にも仕事にも
飽きたし……。」
というのが、I子さんの口癖だった。

I子さんは26歳、今の商社に勤めて6年半になる。
仕事は営業のアシスタント。
男性社員と二人一組のパートナーになっていて、食品
輸入の仕事の補佐をやっている。
男性社員が決めてきた商談の伝票を起こしたり、船積みが
ちゃんと予定通り行われているかを、テレックスを打って
確認したりというのが主な仕事。
もう6年半もやっているので、少々のアクシデントがあっても
驚かなくなったし、取引先との交渉だって、男性社員が席を
外している時は代ってこなせる。
それも当然で、今のパートナーのJ男さんは、入社はI子さん
よりも三年も後輩の25歳。
むしろ彼女が手取り足取りして仕事を教えてきたような関係だ。

でも取引先からの電話はいつもJ男さんを指名してかかって
くるし、I子さんの勤めるこの商社では、女性に出世の見込みは
殆ど無い。
今の職場に不満はないが、二年先輩のK子さんが「肩たたき」
にあって辞めてからは、I子さんも不安になる事がある。

そんな時、以前この社にいて、独立して小さな貿易会社を
始めた大先輩のL男さんから、自分の会社に来ないかと
誘いを受けた。
中国からお茶や中華料理の食材を輸入する仕事で、その
香港商社に勤務して責任ある仕事をこなしてくれる人が
欲しいのだという。
給料は20万円プラス住宅手当、そしてボーナスは取り合えず
年間四ヶ月というのが条件だった。
香港勤務期間は最低三年、そしてその後の事は相談で、
と言うのだ。

I子さんは心を動かされた。
今まで全ての貿易事務に精通していながら、結局はアシスタント
的仕事しかさせてもらえなかった。
それが支社長として全てを任されるというのだ。
それに前々から海外でしばらく暮らしてみたいという希望も
あったし、この機会に英語を磨きたかった。
ただし給料は現在と殆ど変わらないし、ボーナスを換算すれば
むしろ少なくなるくらいで、先の保証はない。
L男さんの手腕は買っていたが、何しろ小さい会社だから、
いつどうなるとも知れない。
香港には知り合いもいないし、初めての土地に一人で
乗り込んでいくのは不安だった。

そうやって迷っている時、
「I子、あちらなんかに行ったら益々縁遠くなるわよ。」
という母親の一言がきいた。
結局I子さんはこの話を断り、一年後輩の女性がそれに
乗った。

僕はこのI子さんを批判する気はないね。
人にはそれぞれ事情があり、大切にしているものも違う。
まして三年間日本を離れるとなれば、友人や親とも離れ
離れにならなければならない。
それに大会社にいれば、色んな保証もある上に、福祉
施設なども完備している。

ただね、何かを求めてチャレンジしていくためには、何かを
捨てるという選択に迫られる事も確かだ。
たいてい安全とサクセスは、同じラインの上にはないんだよ。

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この本が書かれたのは丁度バブル経済の只中であり、
今では「大会社」であれば必ず保証があるとも言えない
状況になっているように思いますが、最後の「安全と
サクセスは、同じラインの上にはない」という言葉には
共感を覚えました。



「教えて!goo」の一つに、「占い・教えて!goo 」というのが
ある事を知りました。

これだけ占いについて人々が強い関心を寄せている理由
の一つは、「将来の行方を知って正しい方向に進みたい、
正しい決断を下したい」という心情であると思いますが、
簡単にそちらのページを見てみると、わたくしも知らないような
占いや占術家の名前が多く、自分は参加できないと感じました。

色々な占いや専門家がいるようですが、そうしたものに関わる
場合、まず正しいものを見極める必要がありそうです。


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魔法の石

2007年11月13日 | Weblog



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<黒い石>

黒い石は昔から「信念を強める」と言われています。
河原などに行くと、よく黒光りのしている、丸い石がありますね。
自分でとても気に入るのが見つかったら、拾って家に帰ります。

山で拾った石なら、よく洗って袋を作り、その中に入れて
おきます。
河原で拾った石なら、ガラス瓶に水を入れてその中に入れて
おきます。

いよいよ信念を強くして頑張らねば、という時になったら、
黒い石を取り出し、右手にしっかり握り心臓の前に置きます。
そして「私の信念の力を高めたまえ」と強く念じます。

そうすると、どこからか全身に力が湧いてきて、あなたの意思の
力や信念はぐんと強まります。

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一人の時の顔

2007年11月12日 | Weblog
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80年代に出版された某西洋占星術家のエッセイからです。

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夕日をバックに木立がシルエットに映る夕暮れは、美しいけれど
寂しい晩秋の景色ですね。
だんだん日が短くなって、一日があっけなく終わるような気がする
けれど、秋の夜長に色々考え事をするのもいい事です。
皆さんの年頃は細胞分裂が活発ですから、昨日考えていた事と、
今日考えている事が全く違ったりする事も大いにあり得ます。
でもそれでいいと思う――それより困るのは、何も考えずに
ボンヤリ一日を送ってしまう事、
そんな無気力少女にならないで下さいね。

さて、次はごく最近私が感じた事ですが、皆さんはどう思い
ますか?
考えさせるキッカケとなったのは、本当に些細な事です。

ある日電車に乗っていた時に、座席に座っている人の顔が
みんな同じに見えたのです。
ビックリして見回してみると、立って外を見ている人も、
私の前に立っている人も!
誰か知り合いと一緒に乗ってお喋りしている人以外は、
みんな始終表情を変えずに乗っていたのでした。
その表情が、私にはとっても恐いものに見えました。

口元をへの字に曲げ、目元に険しさのある顔つきをして、
つまらなさそうな顔をしていた少女は、恐らく皆さんと同じ
くらいの年齢でしょう。
なぜあんな顔をして乗っているのかしら?
私は不思議に思ったのです。
でもその少女にしてみたところで、日常的に面白くない事が
山のようにあるわけではないでしょう?

ただ誰も自分の事を知っている人がいない空間に、ちょっと
だけ身を置く事になった時に、人は皆同じような顔つきになって
しまうのかもしれません。
意識してそういているわけではなく、ただ、単に無意識に……。

今、ロンドンのバスに乗った時の事を思い出したのですが、
お年寄りも子供も少女達も、動きのある表情をしていたように
思います。
それは旅した時の感傷もあるにしても、私にはそう思えました。

別に電車の中でいつも頬がゆるみっ放し、ことさら表情を作って
ニコニコしている必要もありませんが、少なくとも恐い表情だけは
サヨナラした方が良さそうです。
これは電車の中だけでなく、人を待っている時やその他一人で
過ごしている時、全てに言えるでしょう。
一度自分の表情について考えてみるといいわね。

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これが書かれたのは80年代で、90年代末になると、こわばった
表情というよりも、疲れた表情をしている方が圧倒的に増えた
記憶があります。
自分の表情に無意識になる所で、その人の本当の顔が表れる
のかもしれません。
しばらく帰国していないので現在はわかりませんが、穏やかな
表情の人が増えている事を希望しています。
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「黄金の眠り」

2007年11月11日 | Weblog
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先日の「古代エジプトの若き王」、ツタンカーメン王のミイラが
初めて一般公開され、また法医学的な復元作業が行われた
ツタンカーメン王の顔の写真も併せてネット上で大きく公開されて
います。
http://www.afpbb.com/article/
life-culture/culture-arts/2307274/2313596


科学的な根拠は一切ありませんが、インドの神秘家などには
マイケル・ジャクソンがツタンカーメン王の生まれ変わりであると
確信している人がいるようです。

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神秘学研究家ダーリ・バジーラは、その根拠として次の
ような共通点を挙げた。

二人ともまだ子供の頃に、常人には達し得ない高みに上った。
一人は王に、一人はスーパースターに。

彼らはそれぞれ優れた女性の庇護を受けている。
ツタンカーメンは義理の母、ネフェルティティ女王に溺愛され、
教育を受けているし、マイケルは彼の才能を見込んだ
ダイアナ・ロスのもとで一年半暮らし、その薫陶を受けた。

王は若くして父の宗教に背き、オシリス神を信仰する
ようになったが、マイケルも宗教的には父に背いている。

更に二人とも手袋を片手にしかはめない。
王の狩用の手袋(左手)は、マイケルのラインストーンの
手袋とよく似ている。

国中の富がツタンカーメンのものだった。
死んだ時も、王は世界一の財宝と共に埋められた。
そのツタンカーメンの展覧会がアメリカで開かれた時、
マイケルは19歳だった。
奇しくも、王が若くして亡くなった年と同い年である。

そしてその年以来、マイケルは彼が触れるもの全てを
黄金に変えてみせた。
家のトロフィー・ルームは、受賞した数々のゴールドや
プラチナのアルバムやシングル、金の楯やトロフィーなどで
溢れかえっている。
もちろん億万長者だ。

「これだけの一致が、果たして偶然でしょうか?」
ダーリ・バジーラは語る。

「彼は巨万の富と、全国民の愛を手に入れた。
既に前世で手に入れてたものだから、彼には簡単な
事なんですよ。」

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このダーリ・バジーラが語ったのは85年で、マイコーは
その後この「Remember the Time」のPVで古代エジプト
宮殿を舞台にして歌っていたり、ミイラを私的に購入
しようとしていたとかの噂もあります。

ダーリ・バジーラの説は一概に肯定出来るわけでは
ありませんが、そうした見方も面白いと思いました。



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