
(カタカナはチベット語発音です。)
「一切衆生之思慧(いっさいしゅじょうししけい)
(セムチェン・ナムキ・サンパ・ダン)
根器不同而見之(こんきふどうししけん)
(ロイ・ジェ・ダン・ジタ・ワル)
共与不共大小乗(くよふくだいしょうじょう)
(チェ・チュン・トゥン・モン・テグパイ)
祈請慇懃転法輪(きせいいんぎんてんほうりん)
(チョキ・コルロ・コルドゥソル)。」
(画像はクリックされましたら拡大します。)
先日掲載させて頂いた魔法の本からですが、他のページで
相思相愛であった「ぺー君とまゆちゃん」が、一つのページでは
中世欧州の魔女狩りのイメージで、まゆちゃんを「魔女」として、
ぺー君が凶悪な形相で火あぶりの刑に処そうとしています。
(画像向かって左です)
そのページで紹介されているカードは、魔女狩り全盛時代当時の
正しい善良な魔法使い達が互いに団結を固めるために密かに
作ったとされる「友情のお守り」で、現在での友人を増やす
「人気者になれる魔法」として作り方の手順が書かれています。
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①トランプくらいの大きさの画用紙を用意し、また植物の本などで
ユリの花の絵を探しておきます。
②月の出ている金曜日の夜がきたら、用意した紙に絵のマーク
(画像向かって右)をまねて、魔法のマークを描きましょう。
一番下には相手とあなたのイニシャルを書きます。
そしてあなたの仲良くしたいお友達に配っておくと、あなたと
お友達は固く結ばれ、他にもドンドンお友達が増えます。
③やがてあなたは皆の人気者になれます。
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中世欧州の「魔女狩り」は、初期はキリスト教会における異端者の
排除が目的でしたが、いつの間にか為政者、異端審問官の権威や
収益を増すための政治的なものになり、そして民衆間での憂さ
晴らし的な密告も増加し、犠牲者の数が格段に増大したと言われます。
しかしその「魔女狩り」が終わると、フランスなどでも王侯貴族や
民衆の間に魔法や占いなどが反対に大流行したとの事で、
人間の神秘的な事への関心というのは、ある意味では自然な
事ではないかと感じます。