宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

羽が教える自分

2008年05月21日 | Weblog
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わたくしが「前世」という言葉を知ったのは、少女雑誌「マイバースデイ」
の姉妹誌の中に、「前世チャート占い」だとか、そういうものが掲載されて
いたのを読んだのがきっかけでした。

当時は現在のように、「前世占い」という言葉が巷に溢れていたような
時代ではなく、またそれを読んだ時はわたくしは未だ10歳にもなって
いませんでしたが、何故かそれが強烈に印象に残り、不思議と
その言葉に疑いを感じませんでした。

その雑誌での占いというのは、簡単なチャートテストで得た最終結果に
よってあなたの前世がわかるというもので、ある程度の年齢になれば、
全ての人の前世と云うものが幾つかに分かれた結果タイプに単純に
分類出来るものではない、という事がわかりますが、その後画像の
本がマイバースデイシリーズより出されたので、購入してしまいました。

この本では前世、転生の事実の証明として、有名なこの話を紹介して
います。

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自らの前世の記憶によってしるした「翼あるファラオ」で有名なイギリスの
作家、ジョーン・グラント。

彼女は他人の前世を探る事が出来、それによって現世の人生に悪影響を
及ぼしているものを取り除く事が出来ます。

ある医師は羽毛を触る事が出来ませんでした。
なぜなら、彼は前世において、重傷を負って動けないままハゲタカに身体を
ついばまれて死んだ経験があったからです。

この時、仲間がとどめをさしてくれず、自分だけが取り残され、裏切られた
という思いから、彼は羽毛恐怖症になってしまったのでした。

そこでジョーンは、彼の仲間はわざと彼がじりじりと死ぬように
したのではなく、彼は既に死んでいるものと考えていたのだと説得しました。

すると彼は心から納得し、その後彼の羽毛恐怖症はなくなったのです。

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この本でも、他の本でもそうですが、「前世の居住地を調べる」という
占いで、わたくしの場合、何故か殆どが「ムー大陸」、あるいは
「アトランティス大陸」という結果になります。
自分ではよくわかりません。
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「神秘の17か条」

2008年05月20日 | Weblog
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先日変わった本を購入しました。
タイトルがタイトルなので本の題名は省略させて頂きますが、その本の
始めの部分には次のような約束事が書かれてある、かなり異色の本でした。

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【はじめの約束 オカルトタブー17か条】

一、この本を手にした者は、この本に呼ばれたものである。

一、この本は自分の力で生きているものである。

一、この本が無くなる時は、本が去っていく時である。

一、この本は時間と空間を超えて読む者を助けるものである。

一、この本の意味がわからないからといって、放っておいてはいけない。

一、この本の知識は正しく使わなければならない。

一、この本の中には普通に読んだだけではわからない秘密がある。

一、この本の秘密を知るためには、何度も読んで確かめなければ
ならない。

一、オカルトの知識は、実際に行って確かめなければならない。

一、オカルトの知識を混ぜ合わせてはいけない。

一、オカルトの力は強いので、面白半分で関わってはいけない。

一、オカルトで人を怖がらせてはならない。

一、オカルトを笑う者を相手にしてはいけない。

一、理屈が合わないからといって、オカルトを忘れようとしてはいけない。

一、知らないものや隠されたものは、まずそっとしておかなければならない。

一、オカルトの秘密を人に教えてもらおうとしてはいけない。

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幾つかの注意事項は、この本を読む人だけでなく、神秘的な事柄に
関わろうとする全ての人に該当すると思いました。

こうした沢山の注意事項の上で紹介されていた一つの方法が、「自分の
石を見つける方法」というものでした。

わたくし自身は幼い頃から種類を問わず石に興味がありましたので、
この方法を特に興味深く思いましたが、ここで言う「石」とは宝石や
貴石などではなく、河原などの自然の所にある石です。

………

「自分にピッタリ一番合った石・いざという時に力を与えてくれる石を
見つける方法」

①石の沢山転がっている河原や海岸に行く。
②心の中で、出来るだけ大きく「お~い」と呼んでみる。
③その声より更に高い声で「お~い」と返事が返ってくる方向に、自分に一番
あった石がある。

もしその石を見つける事が出来たら、持ち帰って一晩水につけておく事。
それを部屋に置いておくと、良い事があるよ。

………

またこの本の終わりには、こうした変わった後書きがありました。

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一番最初にここを読んだ人は、もうあきらめた方がいいですよ。
この本の中のあちこちにしかけてあるオカルトの秘密と、お化け達の囁き
からもう逃れる事は出来ないはずです。

おしまいのものを最初に持ってくるというのは、輪が閉じてしまうようなもの。
もう最初から読んでも飛ばして読んでも、おしまいはここだけ。
おしまいは、ここから永遠に続く長い夢の始まりです。

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「新しい朝」

2008年05月19日 | Weblog
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最近「硫化水素の故意の誤用」に関して、ネットだとか、これに
関する発言者をメディアで集中的に取り上げて、責任をそちらに
一方的に押し付けるような風潮を感じます。

問題が続く中でも、日本のメディアや政府からは、根本的な問題点を探って
解決しようとか、そうした姿勢は殆ど感じられず、酷い場合には
「ネットの闇が青少年の心を~」と無理矢理ネット規制賛成に
世論を誘導しようとしたり、「この方法はただ周囲に迷惑をかける方法である
から止めてもらいたい」的な所さえ見受けられます。

70年代にルネ・ヴァンダール氏は人間の生死に関する考察を
発表されていましたが、「生きるとは未だ死んでいないという事で
あろうか?」「生きる喜びとはそんなに大袈裟なものではない」
といったテーマなど、個人的に非常に興味深く感じたり、共感させて
頂く所が多かったものでした。

その中の一つに小説家のロバート・スティーブンスンの小説に登場する
「自殺クラブ」から案を得て、このように書かれていました。

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生きている事を実感して、生命の燃焼としてつかむ事が出来るように、
対比として死を想定する事がこの章のテーマです。

ロバート・L・スティーブンスンの作品に、自殺したいけれども、気が
弱くて自らの命を絶つ事が出来ない人達を集めて、くじ引きで
殺す役をする人と、殺される人を決めて、まるで日本の無尽のような
方式での、自殺を手伝ってもらうというよりも、殺してもらう、という
小説があります。

積極的に生きてもいないし、すぐに死ぬという気力もないような、もっと
悪い場合は前の項の月賦の自殺をしつつある人、そんな人達に
お奨めするする方法です。

これも友人達の協力が要りますが、クラブ入会のために、自分がなぜ
自殺を志願するのか、理事会が納得するような理由を述べて下さい。
まず大抵の人は、その段階で失格するはずです。
もし入会を認められるような人達については、理事達は慎重に検討
します。
どうしても生きていく事が出来ないのかどうかを。

架空のクラブの目的は、充実した、生きがいのある人生を再び
始めるキッカケをメンバーの一人ひとりがつかむ事です。
自己を分析し、解剖し、再び構成する。

この章では、生に対比するものとして、死を想定する事にしました。
少なくとも、死ぬのは中々大変な事と理解できたと思います。
だからこそ、生きる事に意義があるのだと思います。

そして生きている事は素晴らしい事なのです。
自分が今日死ぬと仮定して、自分の通ってきた道を振り返って
見れば、誰にも必ず素晴らしい思い出があります。
その気になって自分の人生に積極的に立ち向かえば、もっと
素晴らしい事に沢山出逢う事が出来ます。

苦しい事があっても、生きている事は良い事なのです。
有限の時間の中に無限の可能性が詰まっています。
本当の最期が来た時に、自分の一生を充実したものだったと考え
られるような、そんな生き方が出来るように。
それはキミ自身の努力次第なのです。

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「札幌テレビ塔の上空にUFO?」
http://jp.youtube.com/watch?v=Pe6_z_ZMSnQ

撮影場所に関しては書かれていませんが、撮影されたテレビ塔の方向や
高さからすると、丸井デパートの10階から撮影されたように感じました。

最後の数秒に半透明の白い円盤がスーッと飛行しているのが見えますが、
これが合成ではないとしたら、一体何でしょうか……。
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ほうきと大鍋

2008年05月18日 | Weblog
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アメリカの「スコット・カニンガム」氏は、有名な魔法の
研究家で、著作も多数あります。
ハーブや民間の魔法、神話や伝承などに非常に詳しい方ですが、
そうした魔法に関する事は、父親の継承であるとの事です。

そうした多数の著作から日本語ではこれまで「アメリカの自然魔術」
などの二冊ほどが邦訳されましたが、現在全て絶版で入手が
難しい本となっています。

しかし今月画像の本が出版され、今の所唯一入手が容易な、
氏の邦訳本となりました。

邦題の「神と結ばれる魔術」と言えば、人によっては過剰な反応を
呼び起こしてしまいそうですが、内容的にはそれほど難しくなく、
また日本人は一般的にキリスト教文化の影響も少ないので、
西洋人よりもむしろ心理的抵抗が少なく読めるのではないかと思われ
ました。

この本の主題である「自然魔術」というのは著者が言うように、
「自然への畏敬をテーマにして緩やかに結ばれた者達の実践」であり、
また訳者が言うように、「自然への畏敬の念を持って、季節の変わり目ごとに、
自然のリズムに自らを調和させ、その力を取り入れる」というもので、
恐怖や流血や狂気を引き起こすようなものでは決してありません。

本中では月齢や節におけるそれぞれの祝い方や石の使用法の紹介が
特に詳しいですが、この本にも「ルーン文字」に関する事が紹介
されています。
特にあまり一般的ではないルーン文字も掲載されており、興味深く
感じました。

この本はもったいぶった書き方ではなく、非常に平易な文章で
書かれてあってとても読み易い印象を受けましたが、著者の言葉で
共感させて頂いたものがあります。


「パワーは人に危害を加え、傷つけるため、或いは人を支配する
目的で使ってはならない。
但し人生を守るため、或いは他者の生活を守る必要がある場合は、
使われるべきです。

パワーが使われるのは、やむを得ない場合のみです。
(中略)

傲慢な利益獲得のためにパワーを使ってはならない。
パワーは女神、男神からの神聖な贈り物で、悪用や乱用は禁物で
ある事を忘れてはなりません。

これがパワーの掟なのです。」


ここでは「パワー」と説明されていますが、魔法に関する知識の悪用や、
魔法に関わる男女の集まりにおける序列の権威に関しても同じ事が
言えるように感じました。

「魔法」の知識を得た事で自分が特別に偉大な存在と感じて、他者に対し
何から何まで押し付けて命令したり、他人を利用出来る権利を得たと
思ったり、知識を受け売りしたり、気ままに解放して自己利益を
得ようとしたり、パワーそのものを乱用しようという姿勢には必ず
それに応じた反動があるのだと思います。
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六月のメランコリック

2008年05月17日 | Weblog
80年代に書かれた、某西洋占星術家のエッセイです。

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今年ももうすぐ6月の声を聞き、丁度真ん中。
とは言え、年度替りが4月のあなたにとっては、ゴールデンウィーク過ぎ頃
からようやく学校生活がフィットしてくるわけですから、「1年も半分過ぎて
しまいましたね」なんて言われてもピンとこないかな?

この期間は後半から梅雨に突入。
しばらくはうっとうしい毎日が続きますね。
心の中までカビが生えてしまうといけないので、今回はスピードの
お話しをちょっと……

冬季オリンピックが話題になっていた頃にたまたまスポーツ選手と
お話しするチャンスがありました。
最初のテーマは、人間の反射神経についてでした。

それは光よりも実に早い反応を見せ、短距離走の場合、光を見て
スケートする時の反応時間は0.2秒。
音を聞いてからのスタートは0.15秒。
そして、世界的なランナーがピストルの音を聞いてからスタートに
要する時間は、短距離選手が0.12秒、長距離では0.169秒なのですって!
ねえ、早いでしょう!ホントに。
私も「しよう!」と思ってから0.2秒ぐらいで実行に移したり出来たら、
超スピードの実行人になってしまうわけだけど……。

さてオリンピック雑学を一つ。
陸上競技をやっているあなたは興味深いと思うわよ。
現在では陸上をはじめ、野球などの競技は殆ど左回りでしょう?
でも第一回目のアテネオリンピックの頃は右回りだったんですって。
それが、心臓が左にあるために重心が左にかかるという事で、
左回りに変わったとの事。
左回りが陸上競技で定着したのは1913年にルールが統一されて
からだそうです。
今度、一度トラックを逆周りに走って記録を比べてみては?

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わたくし自身は梅雨の経験がないので、「梅雨のうっとうしさ」という
ものが中々想像出来ないのですが、札幌ではこの時期、別の
「頭を悩ませる催し」がありました。

よさこいソーラン祭り
http://www.yosanet.com/yosakoi/

この祭りは毎年6月に札幌の街中を中心に色々な会場を各チームが
編曲したソーラン節を踊りながら行進するイベントで、踊る人は
数ヶ月前から準備し、また経済効果も非常に大きいものです。

踊る人が非常に楽しみにしている事はよく知っていますが、しかし
わたくし個人は色々な面からこのイベントに対して疑問を感じており、
またこのイベントが嫌いな人は6月になると憂鬱になってしまうほどです。

このイベントの様々な問題点に関しては、
【よさこいソーラン大問題】
http://yosamondai.at.infoseek.co.jp/

に詳しいのですが、わたくし個人が特に疑問を感じるのは、

・札幌市のイベントであるにも関わらず、市民が一体になって誰でも
自由に踊れるのではなく、あらかじめエントリーしたチームだけが
踊りを披露する形で、踊り手と観客が完全に分かれ、「チームだけが
踊って見せている」という点。

・「祭り」と言いつつ、順位を競う只の「ダンスコンテスト」に
化し、このイベントを行う意味が不鮮明な事。
そこに多額の税金を投入している点。
また有力チームは入会希望者が多すぎてオーディションまで行っている点。

・会場近くに住んでいると、一日中大音量の騒音を聞かねばならない点。



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妖精の金貨

2008年05月16日 | Weblog
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このブログでも「ルーン文字」について既に書かせて頂いていますが、
わたくしがこの文字と神秘性について知ったのは、小学生の頃に
親に隠れて読んでいた少女雑誌「マイバースデイ」の姉妹誌上で
紹介され、また「ルーン文字のおまじないシール」「占いカード」
などがつけられていた事からです。

画像の方はそうした付録の一つのシールで、シールの各左上の隅に赤く
一つのルーン文字が記されています。

このシールに関しては、「このシールを持ち物などに貼り、恋のお願い事を
心の中で唱えながら、それぞれの隅に描かれているものと同じ
ルーン文字をシールの表面になぞるのを三度繰り返し、願いが
叶うまで毎日繰り返す」という指示でした。

ルーン文字の読み方や象徴性や表記法には幾つかの種類や違いがあり、
昨年出版された「ルーンの魔法のことば」という本の中では、この
文字が「富に関するルーン文字」として紹介されています。

その本における、このルーン文字に関する伝説が個人的に興味深く
一部転載させて頂きます。

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昔むかし、今よりずっと前のこと、全ての丘の下には宝が隠されていた。
愚か者達は宝の噂をした事があるが、妖精の国のものを盗むと、ろくな
目に遭わない。
妖精の国から盗んだら、払え切れないほどの代償を求められるからである。

本当の話だが、そう遠くはない場所に埋葬丘があり、かつては妖精の
金貨が詰まっていた。
夜になると、その埋葬丘から音楽が聞こえてきた。丘は中空のはずだ。
何世代も前に宝箱が埋められ、それ以後ずっと人々は宝箱を取り出そうと
してきた。

そう昔ではないある晩、二人の少年が金貨を採りに丘に上がり、アナグマの
ように穴を掘った。深く、更に深く、岩も土も同時にシャベルで掘った。
大地が宝を中々手放そうとしなかった為、作業はほぼ一晩かかった。

しかし太陽が昇る少し前に金貨がたっぷり入っている箱が見つかった。
ずっしり重く、青銅の帯が巻いてあり、それぞれの面に青銅製の輪が
ついている頑丈な箱だった。

二人の少年は悪知恵を働かせ、輪に縄をくくりつけ、一人が上から宝箱を
引っ張り、もう一人が下から押す事にした。

その通りにしたが、宝箱が穴の入り口まで来た時、一つの輪が取れた。
宝箱は再び穴に落ちて、下にいた少年は下敷きとなり、おまけに穴の
両側も崩れ落ちて、全てが再び黒い土に埋もれてしまった。

運良く難を逃れた一人の少年は助けを求めて走り出し、すぐにまた
戻ってきた。
それから三日の間、シャベルで岩や土をかき出す音だけが丘に響いたが、
生き埋めになた少年も宝の箱も、何も見つからなかった。
そして土を全て穴に戻すと、丘のてっぺんにパンを供えた。

穴に入ったのは二人、戻ってきたのは一人だけ。
生き残った少年は、その晩の出来事を思い出させる青銅の輪だけを持って
そこを離れた。

その輪がどうなったのか、私も知らない。
わかっているのは、誰もその丘に上がらない。
今では夜になると、丘の内側から悲しげな低いため息が度々聞こえる。
他の音楽は全て、丘から消えてしまった。


………

妖精の国の富の価値は、人間界とは異なる。
金貨そのものは、殆ど価値がない。
そんなつまらないものを、妖精達が持っているとは思えない。
金貨は人の目を楽しませるが、時が経つにつれて色褪せたり、減ったり
しないからである。

極めて稀だが、妖精は金貨やその他の硬貨を人間に贈る事がある。
受け取った贈り物を持っていても、決して他人に話してはいけない。
もし口をすべらしたら、手に入れた贈り物は土やゴミに変わってしまう。

しかし大抵は、妖精のお金を使うべきではなく、しばしば太陽の光の
下では葉っぱになってしまう。
そこには富についての教訓がある。

このルーン文字は、ある宝物は地中にあった方が価値があるという事を
我々に思い出させる。
何千年もの間、妖精と我々の先祖は大地を素晴らしい贈り物で満たしてきた。
黄金の首飾り、歌う剣、まばゆい杯、色鮮やかな宝石。

しかし、これらはあなた達の為のものではない。
宝物は死人への贈り物である。
丘の神々の生贄になり、記憶に留める為に、昔から地中に置かれてきた。

妖精の国がもたらす本当の贈り物は、地中ではなく心の中にある。
歌、ダンス、記憶、賢さ、過去の楽しい思い出、そして地中にある
隠された富ではなく、大地そのものへの愛情にあるのだ。

溢れる野心のために、あなたが所有するものと、あなたが所有される
ものの区別がつかなくなった時に、泥や腐葉土で、腕にこのルーン
文字を描くといい。

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音楽が非常に合っていて、面白く感じました。
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「納豆慕情」

2008年05月15日 | Weblog
(画像は某所で掲載されていたもので、ある意味「究極のフライ」
と思います。)



「納豆のしそ揚げ」というレシピが目に止まり、非常に作って
みたいという衝動に駆られたのですが、一部の食材の入手が難しく、
実際に作れるのは何時になるか、全くわかりません。

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(材料)
・納豆 1パック
・ゴマ 大さじ2
・青しその葉 5枚
・しょう油・片栗粉 少々

(作り方)
①ゴマをよく炒り、粗くする。
②納豆に粗くすったゴマとしょう油を少々加え、よく混ぜる。
③青しその葉に②を載せ、半分に折る。
④ ③の表面に片栗粉をつけて、油で揚げて出来上がり。

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コメント

「水不足解消どころか」

2008年05月15日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します)

こうしたニュースを見ると、昨年から既に三狭ダムの建設開始によって
地滑りや土石流が発生し、今回の大地震を予感させるような
自然災害が相次いでいた事がわかります。

【急増する地滑り】
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/10/html/d47015.html
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/11/html/d85179.html
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/11/html/d86633.html

また2006年に建設された四川省の「紫坪埔ダム」についてこのように
報道されました。

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新華社などによると、中国の四川大地震で、震源地の四川省アバ・チベット族
チャン族 自治州ぶんせん県にある紫坪埔ダムの堤頂部に亀裂が見つかり、
「極めて危険な状況」 (地元幹部)となったため、水利省は14日、ダムの
安全確保のために緊急放流を開始した。

同ダムは2006年に完成した発電や洪水調節用の多目的ダムで、総貯水量は
日本最大の 徳山ダム(岐阜県)の2倍弱に当たる11億1200万立方
メートル。
水利省は、仮にダムが決壊 すれば、約9キロ下流にある人口約60万人の
都江堰市が、完全に水没する大災害になる として対策を急いでいる。

紫坪埔ダムでは同日、水利省次官や専門家がダムを検査し、通常の放流量を
大幅に超える 毎秒700立方メートルの放流を行うことを決定。
また万一に備えて、既に約2000人の兵士が現場に急行しているとの
情報もある。

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四川省の「紫坪埔ダム」で亀裂、最悪決壊の恐れ有りという
恐ろしいニュースですが、こちらも例の如く「おから工事」であったようです。
また三狭ダムの方も既に堆積物によるひび割れが確認されたようです。

三峡ダムが決壊すると上海の水没、充満している汚染物質の氾濫流出
という事で、オリンピック、万博どころの話しではないのですが、

「中国の現状は、政権の権力者と民間業者が結託し、貪欲に自己利益を
貪っている。
このような状況において、言論や、報道の自由もなく、司法の中立も守られず、
環境問題は無視され、益々深刻になるのは当然である。
根本的に解決するのは不可能。」
コメント

「ザ・ダム」

2008年05月14日 | Weblog
四川大地震で亡くなられた方々の御冥福を祈ると共に、
未だ救助の手が届いていない方に、一刻も早く手が届きますように
願います。

今回の被害拡大について、姉歯も真っ青の「おから工事」が原因で
あるという事が徐々に明らかになっていますが、中国本土でもこのような
やり取りがあったようです。

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昨日のニュースで、中国政府との記者会見現場放送してたけど、
官庁系の建物は殆ど崩れず、公共施設などの学校が崩れるのは何故?
なんて揶揄めいた質問してた女記者がいた。
中国の報道機関は、前ならえで中共マンセーばかりだと思ってから、少々
ビックリした光景だったよ。

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あちらでは26階建てのような建物でさえ、鉄筋無しでコンクリートや
レンガを積み上げるだけの建築、もしくは溶接不可の竹筋を使う事で
知られていますが、こうした写真を見ても、学校でさえ非常に手抜き
工事であった事がわかります。

そうして今回の地震の気の毒な被害は半分天災、半分人災といった
認識が広がっていますが、「あの地震の引き金となったのは三狭ダムの
建設である」という見解も根強くあります。

当然中国の地震局は否定し、断層帯に相当の歪みが溜まっていたと
していますが、いくつかの場所では巨大ダムの建設が地震の引き金に
なり得るという検証が行われています。

コメント (2)

「五つの純粋な光」

2008年05月14日 | Weblog
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西蔵歴代の王は七代目を数えるまでは、身体の痕跡を残さずに
死ぬという、修行の大いなる達成のしるしを示した、と考えられている。
「虹の身体」を達成したと信じる学者もいる。

(中略)

「虹の身体」はゾクチェンの伝統において完全な悟りを成就した最高の
しるしで、死に際して、成就者は身体を構成する五つの粗い元素を
溶かしきってしまう。
つまり、五大元素の本質である純粋な光の元素の中へ粗い五大
元素を溶け込ませるのだ。
このプロセスにおいて、実体としての身体は虹の色の光となって
消えていく。
それ故、この現象は「虹の身体」と呼ばれている。
死体は消えてしまうが、髪の毛と爪が残る場合もある。

いずれにしろ、「虹の身体」の現象は、修行者が最高レベルの悟りを
成就し、もはや事象と心、或いは生と死といった二元的世界に縛られて
いない事を示すのだ。

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テンジン・ワンギェル・リンポチェはインド北西部で生まれられ、チベット
仏教中最高の学位である学僧の号を得られた後、渡米してアメリカ人や
ヨーロッパ人にチベット仏教について教えられ、本も出されています。

画像の本はそれらの洋書の中の一冊が邦訳されたものですが、リンポチェの
書かれる本と他のチベット仏教書との違いや特徴は何かと言えば、
多くのチベット仏教書の多くが教義や勤行経典の紹介であるのに対し、
リンポチェは秘密とされていたヨーガやエネルギーの操作法を誰でも
行えるように、挿絵を加えて平易に教えているという点です。

画像の「チッベタン・ヒーリング」という本もエネルギーの操作法や
秘密の教えが沢山紹介されていますが、この本は「全てが五大元素から
成り立つ」という教えのもとに展開され、また後世に人間の論理によって
新たに組み立てられた宗教や精神哲学とは質も格も全く異なる事が
感じられます。

この地・風・水・火・空の「五大元素」の考えでは、誰もが生れ落ちる時に
それぞれ異なる元素の様態を持って生まれ、その差異を生み出すのが
個人のカルマであるという事、またもし完全なバランスを持って生まれて
いるならばその人は悟りを開いた仏陀として生まれる事、各元素の
バランスによって身体や性格が影響を受け、更に誕生後の環境と、
環境への反応が各元素影響を与えるという事になるそうです。

またこの本では更に各元素が各色、各臓器、各神に対応している事が
教えられ、こちらも東洋の他の宗教とも共通性があり、個人的に非常に
興味深く感じました。

この本は西洋人読者を念頭において書かれたものですが、チベット
密教に関心を抱く全ての人に当てはまるような注意書きもありました。

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西洋では誰もが「最も高い」プラクティスを要求する。
これは結局「道」がわかっていないという事だ。

誰もが基礎となる前行を急いで終わらせたいと思っている。
しかし偉大な師達は、この前行を生涯を通じて修行し続ける。
無常について集中的に瞑想し、慈悲を育み、浄化の修行をし、
供養し、そしてグル・ヨーガを修行する。

これはいつか終えればよいというものではない。
悟りを開かれた師達でもこれらの前行を通して、更に高い境地、
完全な悟りに向かって良き資質を育て続ける。
たゆまず実践する事で、更に成果が上がるからだ。

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