宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「瞑想と祈りの言葉」

2009年10月23日 | Weblog




画像の本は、現在でも入手が容易な、人智学の設立者である
ルドルフ・シュタイナーの著作の一つで、この本は、詩篇の
ような美しい文体の、瞑想の導入の為の祈りの言葉や、
密義を含んだ祈りなどが集められた本です。

ルドルフ・シュタイナーついては、彼の提唱した教育法などを
受け継いだ全人教育の「シュタイナー教育」も日本で徐々に普及しており、
彼の名前は日本では、80年代よりも現在の方が知られてきて
いるのではないかと思いますが、90年代に書かれた、彼の経歴と
人智学の概要に就いてまとめられた記事が手元にありますので、
そちらも抜粋して、紹介させて頂きたく思います。

ルドルフ・シュタイナーは、丁度ナチス党が政権を掌握していた
頃のドイツで、ナチスとオカルト的な表裏関係にあり、ナチスの「闇」に
拮抗する「光」の霊的巨人であったともしばしば評されています。
幼い頃から天与の「見霊能力」があり、大学在籍中に薔薇十字団の
流れを汲む秘教結社の高位のマスターと出会い、その後有名な神智学
協会に入会し、事務総長に就任した後、対立から協会を離れ、人智学を
起こしたとされています。

神智学と人智学の最大の相違点は、神智学が教祖的な立場のものが
霊的存在の仲介を経て霊智を得るのに対し、人智学では、「この体系の
方法で、毎日15分間の瞑想と集中の行を続ければ、誰にでも見霊能力が
発達し、直接的な秘儀参入が可能である」とした事でした。

彼の指す「見霊能力」とは、単に霊物を見ると云う事ではなく、霊界や、現界の
隠れた事象をも見通す、幅広いものであるとの事です。

シュタイナーは、ナチスの目的遂行を阻む者とされ、建物が放火されたり、
執拗に命を狙われながらも、「見霊能力を使って運命を変える事は黒魔術である」
という信条の元で、自身の身の安全を図る為に、その能力を使う事はなく、
最後はサンドイッチに毒を盛られて、ついに衰弱して亡くなりました。

人智学で特徴的なのは、「アカーシャ年代記」の解読による霊的な壮大な
宇宙時代観で、現在は「地球紀・第四周」の時代であるとされています。
この時代は未だ、地上に於いて、善人と悪人が混交している状態ですが、
これからの時代から、明確に分かれていく事になるとされています。
以下、抜粋です。

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ヒトラーのような、悪の野望を持った者の登場として、或いは、常に欲望のみを
求めようとする「ルシファーのささやき」として、我々は常に、「闇に力」に
引っ張られているのだ。
その結果、進化のプログラムを外れ、悪の呪縛に捕らわれてしまう人間の方が、
圧倒的に多いのである。
では、それらの人間は、どう云う運命を辿るのであろうか。

例えば、「地球紀・第五週」において、地球がアストラル的存在にそぐわない
物質的な部分を放出する時、先に述べた「悪人種」は、地球全体のアストラル化に
ついて行けず、この残り滓のような物質の地球に取り残されてしまう事になる。

このように、進化の過程で、それこそ何度となく善と悪の魂のふるい分けが
行われていくのだ。
そして最後に、「金星紀」において、善と悪の最終的な弁別が行われていくので
ある。

この時、金星から分離する「ある特別の天体」は、進化に反逆するもの全てを
含む、云わば「改善出来ない月」であると、シュタイナーは述べる。

進化を拒否し、物質の中に安住する事を選択した者達の行き着く果てがそこなのだ。
この段階になった人間の魂に、もはや救いはなくなってしまうのだ。

今を安穏として生きてはいけない。
アトランティス大陸の滅亡の時を思い起こして欲しい。
物質に心を奪われたアトランティス人の中で、地球的規模の災厄から生き残った
者は、ほんの一握りだったではないか。
そして、多くの預言者が垣間見た未来のビジョンでも判るように、何度となく
このふるい分け=大災厄は人類を襲う。
そして、ごく僅かの人間だけが、選ばれた進化の階段を昇って行くにすぎないのである。

勿論、ある「生」に於いて、霊的進化を遂げられなかった人間にも、転生してチャンスは
与えられる。
しかし、進化は善の方向にも、悪の方向にも、螺旋的なプロセスを辿っていく。
そして次第に収束しながら、ある一点を目指して行くのである。

今生で「善人種」になれなかった人間は、来世ではますます、その道は険しく
困難なものになっていくのだ。
人間の魂は不滅であり、遥かな未来において、これらの事は、人類一人ひとりが
間違いなく体験する。

人類進化の霊的プログラムを知った今、この瞬間から、そのプログラムの教えの通り、
人間自らの崇高さを認識し、魂の成長を思い描きながら、この一瞬一瞬を大切に
生きて行く事が重要なのである。

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シュタイナーの思想については、また他日に紹介させて頂きたく思います。

以下、画像の本からです。

………………

【朝と夜のマントラ】

これは、シュタイナーが秘教寺院で伝授したもので、朝は目覚めた直後、未だ
色々な思考が浮かび出る前に唱えて瞑想するものであるとの事です。
言葉を唱えながら、その言葉の通りの情景や状態をイメージして、瞑想を
行うようにとされています。

【朝】

「それは私の自我の中に生きる。
それは私の中で霊化する。
それは全ての中で輝く。
それは霊の光、それはキリスト太陽の光である。
キリスト太陽は、宇宙の深みからやって来る。」

【夜】

「宇宙の深みから
キリスト太陽が昇ってくる。
その光は、霊である。
その光は、全ての中に輝き、
私の中で霊化し、私の自我の中に生きる。」


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「ハートの神秘Ⅱ」

2009年10月22日 | Weblog



「ハートの神秘」からの続きです。

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【図3】




垂直の道を昇り始めた者には、援助を求めれば、必ず聖なる援助が与えられる。
その人の進化にとって、最も相応しい方法で与えられるだろう。
聖霊の聖なる火が射し込んでいる。
聖なる母が、髑髏(エゴの死の象徴)を持ち、右手で剣(力の象徴)を振り上げて、
エクソシズム(悪魔祓い)を行っている。
悪魔達は、退かなくてはならない。
それは、法だからである。
アストラルの火は、ハートに入り込んだ。

「ハートの火は、クンダリニーの脊椎経路を支配している。
クンダリニーは、ハートの功徳に従って発達し、向上する。」

「絶え間なく自己観察を続け、エゴの侵入を許すことなく、また聖なる母に
心から、エゴ根絶を願う必要がある。
マインド(頭)で心理的欠点を、根こそぎ全滅させ、崩壊させる事はできない。
マインドよりも、強い炎のような力を必要とする。
我々の心理的怪物(エゴ)を、宇宙のチリとする力が。
幸運にもその力は、我々の内に存在する。
昔の錬金術師が、「ステラ・マリス」(海の聖母)と呼び、ヘルメスの科学で、
「アゾテ」と謎めいた名で呼ばれた「火の力」である。

「魂の母である、このクンダリニーに、エゴを根絶させるように、心から
願うのである。
ステラ・マリスは、人間の性エネルギーのアストラルのシンボルである。」

「ステラ・マリス」は、全ての有機体、非有機体の中に潜在する、フィロソファル
(電気的な)火である。」

悪魔(エゴ)達は、そこに居座る事ができなくなる。
このようにして、この人生は、我々の内部に隠された醜さを消滅させる、
修行の場となる。

宇宙は数学的に構成されている。だが、機械的ではない。
宇宙の中に、聖なる動機があるからである。
高みに昇り行く魂―霊―肉体である我々にとって、励みになる動機がある。

図2から図3に移るために、我々の内で必要な革命は、「決心」であった。
自己の内なる決心、自分の中にある怪物を退治するのだという堅い決心が、
内なる母を呼び起こし、彼女が剣を振り上げる。そのきっかけを作る。


【図4】




さて、段階的に身に着けた叡智(ノーシス)と、エゴ根絶の修行(ワーク)が
ある段階に至ると、聖なる動機が、我々のハート内で、ある「決断」を生じさせる。

図4の左下に、そびえる山(複数)が見える。山は、イニシエーションを象徴している。
又、左側の高く掲げられた松明は、錬金術を通して、魂の進化に努力する事を
表す。
我々の内なる闇を、光によって征服する事である。
右側の槍は、アデプト(帰依者)を表す。
松明と槍は、それぞれ交差して、闇の力の攻撃からの防御を示している。
九段の梯子の頂上では、夜明けを告げる雄鶏が、意識の目覚めを促すために
鳴いている。
雄鶏は又、性の力の象徴でもある。
性エネルギーは上昇(性エネルギー昇華)させて、意識の聖なる目覚めに役立てる事が
できる。
図3で聖なる母が剣を振るパワーは、上昇し、昇華させた、我々の性エネルギーである。

花も植えられている。
これは、美徳を得るための仕事(ワーク)を始める事であり、またチャクラを開花させる
準備を始める事も指す。
下にあるのは払子(ほっす)、あるいは叩(はた)きであろうか。
我々の内にたまったチリや、オーラに付着した、ネガティブな想念を払い落とさねば
ならぬ事を示すものである。

雄鶏の励ましに応じて、鳩(聖霊)が、意識の目を通して入ってくる。

イニシエーションは「決断」によって始められる。
他からの強制によっては始められない。
聖なる動機と、自己の決断が同調する時、我々は図4へと引き上げられる。

中央で輝く聖なる十字架とイエス・クリスト。
クリストの神秘の一つであるINRI。
これ(INRI)は、火の神秘と関係する。
頭上の紙片は、「人類への献身」を誓う、神との誓約書であろうか。
心からの献身が、我々と神々との結びつきに必要である。

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続きはまた他日とさせて頂きます。

以下、「アステック・クリステック・マジック」より翻訳させて頂きました。

【プラクティス】

マニプーラは、脊椎の第三番目のチャクラである。
我々の脊椎におけるこのチャクラは、臍部に存在している。
この肝臓と秘蔵の叢は、このチャクラの覚醒時に活動を開始する。
10のヨガナディーは、このチャクラより広がり伸びている。
このチャクラの色は、まばゆく輝く炎のようである。

テジャスのタットワは、この素晴らしきチャクラに密接に関連している。
ヴィシュヌはこのチャクラを司る神であり、女神ラクシュミもまた、
この素晴らしき蓮に密接に関連する。

マントラ「ラム(RAM)」は、この素晴らしきチャクラを目覚めさせるものである。
各音は次のように、伸ばして発音されねばならない。

「Rrrrrrrrrrrrraaaaaaammmmmmmmmmmmmm.」

我々の弟子は、アグニ神を呼び求めることができ、そうして、アグニがこのチャクラを
目覚めさせ給う為に助ける事ができるのである。

アグニ神は、この新たなる子の出現に、公的な装束を着用して現れる時、
彼は水晶の如き透明なチュニックを着用する。
そして我々は、この驚くべき存在の表情が、口舌に尽くせぬ輝きの如くであることを
目の当たりにするのである。

アグニのオーラは、光と音を生じさせる。
火の神アグニは、我々の七つの体の一つずつの中で、火によって生まれた力を
回復させるのである。



ノーシス書棚:http://gnosis317.web.fc2.com/

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「ルーン・エクササイズ(オティル・オス)」

2009年10月21日 | Weblog



ノーシスの「ルーン・エクササイズ」の続きです。

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【ルーン・オティル・オス】
■照応期間:11月23日~12 月22日
■照応:太陽、さそり座
■照応タロットナンバー:4

☆このルーン・オティルは、さそり座の星座に属する。
さそり座は、我々の性器と密接な関係があり、永遠なる創造の
動きを意味する。
また、生命、宇宙の四大要素の活動、さらに神々の気息、風の神
とも関連する。

ルーン・オティルは、同じ文字の女性形である、ルーン・オスと
組み合わせて行う。
オスは女性原理の意味であり、月・ヨニ(女陰・子宮)を表す。
ルーン・オスは、我々の肺の活動を神が助けてくれるので、
特に酸素による、脳の活性化に役立つ。

ルーン・オスは、メキシコのアステカの、ルーン・オリム(OLIM)と
しても知られているが、これを忍耐強く、継続的に実行する時、
性エネルギーを昇華する為の強力な武器となる。

そして、秘教的作業を、正しく、継続的に実行するならば、
このルーンは、肉体と霊体に驚くべき効果をもたらすだろう。
特に独身者にとっては、その効果は絶大である。

これらのルーン・エクササイズは、調和的に、リズミカルに、
動作と呼吸を結びつけて行う事が大切である。
鼻からプラーナを吸い、そして口から吐く。
このとき同時に、マントラ「トーン(TORN)」の神秘的な音を
発する。


◆エクササイズⅠ(Ⅱともで15分)



《ルーン・オティル》

①(画像のように)足を開いて立ち、ゆっくりと息を吸いながら、
頭上で合掌するように、両手を挙げる。
この時、体中に、エネルギーの浸透を感じるようにする。


②息を吐きながら、両手を伸ばして前方に下ろし、同時に
体も前屈させる。
手のひらで(指先ではなく)、土に触るような形を取る事に注意。
息を吐きながら前屈をし、そのとき同時に、マントラ「トーン(TORN)」を
発音する。
次のように発声する。

「トーーーーーン(TTTOOOOOOOORRRRRRRNNNN)」


◆エクササイズⅡ



《ルーン・オス》

①(画像のように)次に直立の姿勢で、右足と左手を前方に上げる。
角度は、図の通りである。
これは、「ルーン・ファ」と正反対の形であり、ファが能動原理、オスが受動原理を
表す。


②ゆっくりと深く息を吸い、そして吐く時に、「オーーースーーー(OOOOOOSSSSS)」と
発音する。
「オー(O)」は子宮、創造の卵を象徴し、「スー(S)」は蛇の音、聖なる母の音である。

③以上のルーン・オティルとオスを一対のプラクティスとして、時間まで繰り返す。
最後に感謝の祈り(万物への祈り)を捧げて閉じる。

ノーシス書棚:http://gnosis317.web.fc2.com/

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「Romanian Witches」
http://www.youtube.com/watch?v=yDU8g72_rXQ

ジプシーの魔女達を取材したものです。
ジプシーは伝統的に代々女性が家業の一つとして魔術や占いを受け継ぐと
されています。
この動画の中でも、ジプシーが実際に行っている占いや、魔術の一部を
見る事が出来ます。
ジプシーは全ての宗教を尊敬する為、時代を経るに従って、色々な土地の
宗教とも融合していったと言われており、この動画に登場する女性は
キリスト教(東方教会)の信仰も併せ持っているようです。

Youtubeで、魔女が紹介される動画には、必ずと言っていいほど、侮蔑の
コメントが書かれます。
わたくし自身も肌で感じている事ですが、西洋はキリスト教から離れて来て
いるとは言え、未だ異教や、魔女に対する偏見が根強いです。
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「ハートの神秘」

2009年10月20日 | Weblog



何処に、どのようにして遺された図版であるかは判りませんが、
人間の霊性の向上・人間錬金術進化の七段階を象徴的に
示した、7枚の図版があります。
これはノーシスの機関誌の中で紹介されたもので、各図版と共に、
紹介者の方が瞑想して受け取られた解釈も加えられています。

長くなりますので、区切って掲載させて頂きたく思います。

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この図版をデザインした人の名前は伝わっていないが、深い叡智を持っていた
人に違いない。
これらの図の中には、多くの素晴らしいメッセージが含まれている。
あなたが人生の水平線の道、変化や気晴らしはあるが、何処まで行っても、
魂の上昇がない道には、満足は出来ないと感じる人であれば、別の道、
我々の内部に垂直に伸びる梯子、魂の道が存在し、水平線の道と交差して、
聖なる十字架を形作ると云う事を、御存知であろう。

ここに挙げた7枚の図版は、垂直の道への道標である。
全てが、シンボルで語られている。
シンボルは、インテレクトを通さず、意識に直接訴えるものである。
そして、それを見る人は、本人の心理状態、又、進化の度合いによって、異なった
メッセージを受け取る事になる。

以下、私なりの解釈を一例として挙げてみよう。
しかし、この小文を読まれる前に、まずあなた自身でよく見て、瞑想し、自分なりの
メッセージを受け取る事を試みて頂きたい。

又、シンボルの解釈は、必ずしも逐語訳的なものである必要はない、という事も
つけ加えておこう。
意識は、奥深い所で、言葉にならない多くの事を受け取っているからである。


【図1】




ハートの中央に構えている魔王。
このハートは、完全に悪魔に占領されている。
複数の悪魔(エゴ)と、自分自身を同一視している状態である。
災いをハートの中に引き入れる悪魔達。
このハートは、環境に翻弄されて、その犠牲者となっている。

欲望の虜になっているので、不満の絶える事がない。
「人生は、不満と苦しみの連続である」と嘆く。
だが、意識が曇っているので、何故に自分が苦しんでいるのか、判らない。
不満があるので、生活を変えたいと思い、又、自分の不運から脱出したいと
切望している。
しかし、悪いのは全て、他人や社会の方であると、エゴは考える。
だから、自分自身の本当の姿が見えない。
自分が邪悪さで満ちているという事を、認めようともしない。
頑固な表情が、それを物語っている。
彼らの心理は、「苦しみ」と「悲しみ」と「怒り」の歌を唄っている。
だが、そんな歌を聞くのは、もううんざりだと互いに思っている。
ハートが隠れ蓑の役をして、中の醜悪な怪物を見る事が出来ない。

全ての人間には内なる星、内なる魂がある。
だが、図1のようなハートの状態では、魂の存在を、思い出す事さえ出来ない。
内なる星は黒く、くすんでいる。

七匹の動物は、七つの大罪を表している。
孔雀は虚栄心、山羊は肉欲、猪は大食、亀は怠惰、蛇は嫉妬、豹は怒り、
蛙は吝嗇を、それぞれ表している。

このような心理状態では、鳩(聖霊)とハートは、反発してしまう。
つまり、ネガティブな感情で満たされているので、そのハートから発する
バイブレーションの為に、聖霊が近づく事も出来ないのである。

しかし、このような救いようのないハートであっても、天使が手を合わせて、
祈ってくれている。
叡智がもたらす光と愛は、まさにこの天使の祈りと、愛と同じである。
頽廃していたハートを、甦らせる力のある愛である。

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【図2】




反省の気持ちが起こる。
垂直の道の、一段目に足をかけた時である。
図1では増長していたハートであったが、ここでは少し控え目にしぼんでいる。
悪魔(エゴ)の勢力も、小さくなっている。

「高いイニシエーション(霊的奥義参入)に到達したいと望む者は、まず自分自身を
邪悪な存在として、認める事から始めなければならない」

自己観察が始まり、自己の醜さに気づき始めている。
垂直の道の一段は、革命の一段である。
上昇する事によって、我々のハートのバイブレーションは、より繊細になる。
そして、それにより、我々自身の磁場が変わる。

恐らく、ハートの周りにある炎のようなものは、宇宙的なアストラルの火であり、
磁場の変化によって、集まったものだろう。
その変化に気づいた鳩(聖霊)が振り向く。
内なる星のかげりが取れてくる。

右肩にいる女性は、聖なる母の変身の一つであろうか。
ハートの人物を、心配そうに見守っている。
ハートの人物の顔が左を向いている。
これは、精神的・霊的な方向に、心を向けている事を示している。

自己観察を続ける事で、内なる怪物(エゴ)達の凶暴さは少なくなる。
しかし、依然としてハートの中に隠れたまま、居座り続けている。

――――――――――――――――――――――――――――――

図3以降は、他日に掲載させて頂きます。
以下、「アステック・クリステック・マジック」から、翻訳させて頂きました。

【プラクティス】

床で休む間、顔を上げ、背中で、聖霊の火が天より降り、あなたの頭の中を過ぎて、
第三の目、従って第三の目の内側の眉間の間を通り、左から右(時計回り)に
回転させる、火の蓮(チャクラ)を想像し、感じる。

そして、その火が喉仏の火の蓮、甲状腺に降り続け、それを円盤のように左から右へ
(時計回り)回転させる。

この火が、あなたの心臓部降下し、到達する事を感じ続け、それがいかにして、
12枚の(チャクラの)金色の花びらに火を灯し、この火で満たし、あなたのこの
サイキック・センターの素晴らしき蓮が左から右(時計回り)に回転するのを見るのである。
そして、それが光明と、まばゆい火で満たされるのを見る。

この意識的な状態の間、あなたの最奥、あなたの内なる神である、ケツアルコアトルに
思いを馳せながら寝入るのである。
彼を称え、彼を崇め、彼の導きと助けを願おう。

その後、この「オン」の音階を次のように唱する。

「オオオオオオンンンンン(OOOOOOONNNNNNNN)」

この音階を三度発音し、寝入るのである。

ノーシス書棚:http://gnosis317.web.fc2.com/

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「Kundun ダライラマの半生1/13」
http://www.youtube.com/watch?v=YdsfDys4mC4

ダライラマ14世の発見から、北インドへの亡命までを、美しい映像で
描いています。
日本語吹き替え版で全部をアップして下さった方に感謝します。

この映画のレビューの一つで、「西蔵の映画なのに、モンゴルで撮影したは
可笑しい」というものを見かけたのですが、西蔵から逃げ出さなければ
ならなかった方達とその子孫が、西蔵に戻って、そしてダライラマの映画を
作る事が、現在政治的に可能であると思ったのでしょうか……。
西蔵の人によると、モンゴルと西蔵の環境は、非常に似ているとの事です。
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「月神降臨儀式 白いイシスの召喚」

2009年10月19日 | Weblog



昨日は新月でした。

西洋魔術では特に、月の位相や月齢、入宮が重視され、
また月の女神に関する瞑想や祈りも沢山行われてます。

そして男女の団員が集まった魔術団体では、魔女の主神の力を
降ろすため、女司祭に月の女神を降神し、一体化させる儀式を
行います。

魔女宗において、とりわけ「月神降臨儀式」が重視されているか、
その理由について、鏡リュウジ氏は、このように説明されて
いました。

………………
「この秘儀、すなわち月神降神儀式によって、女司祭長は女神そのものと化し、
サバトをはじめとする、様々な儀式を司る訳だ。

月神降臨なしには、魔女の儀式は充分な力を持ち得ない。
いや、この秘儀なくしては、魔女の儀式など、単なる素人劇、
バカ騒ぎでしかない。
何しろ、崇めるべき神が、そこにいないのだから。

一方、月神降臨に成功し、大いなる女神を召喚出来た時、魔女団の魔力は
頂点に達する。
現界ち異界の境界(はざま)たる魔法円の中には、巨大なパワーが満ち、
慈愛に満ちた女神の存在が、あなたの隣に、いや、あなたの内に感じられるだろう。

一見、稚拙で原始的に見える魔女カルトが、なぜ、多くの欧米人を惹きつけるのか、
解答の一つがここにある。
魔女の儀式では、確かに女神がそこに生きているのだから。」
………………

実際の降臨儀式は、「電流が流れる為には、陰陽の対極が必要である」
という原理によって、女司祭長と男性の司祭がペアとなって行うもので、
成功し、更に力を集める作業をした場合には、魔法円内の霊的な圧力が
極度に上がって失神したり、金切り声を上げる魔女も出ているという事です。

この正式な儀式を行うには、団体に属していなければ難しく、また初心者には
リスクもあるとの事で、鏡リュウジ氏は、一人でも出来る安全な方法を再構築して
紹介されていました。

これを行うタイミングは、新月直後の日が最も理想的との事ですが、満月の
一日前までの「満ちる月」の期間であれば、構わないとの事です。
しかし、「欠ける月」の期間中は、「黒いイシスの召喚」となってしまい、召喚と
統御が難しく、初心者は絶対に行わないように、との注意がありました。

この儀式では、自分の願い事が叶えられるようにも祈りますが、これは、
「単なる願望実現の為のまじないではなく、全地上の月の女神の豊穣の力を
引き降ろすもので、私利私欲の為には用いないように」との事です。

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●場所:誰の目にも触れない静かな個室。

●服装:出来るなら白いローブ。難しければ清潔なトレーナーでもよい。
女性の場合は、出来れば三日月冠をつける。

●祭壇:机の上に黒い布をかけ、その上に、キャンドル・カップ・塩・香を置く。
キャンドルは、青いもの1本、白いもの2本。
香はジャスミン香が望ましい。
祭壇の中央に、円形の鏡か、銀色の皿を置く。

●武器:右手にワンド、左手にアサミー(黒柄短剣)を持つ。
なければ、省略して構わない。

●手紙:女神に自分の願いを伝えるもの。
白い紙片に赤い文字で、願望を具体的かつ、簡潔に書く。
ただし、今回召喚するのは「白いイシス」なので、破壊的な内容のものは無効だ。
手紙は、ローブのたもとかポケットの中にしのばせておく。


【儀式の手順 (女性用)】

① 祭壇の周りを右回りに三周し、最後に十字を切る。
もしくは、「小五芒星儀礼」を行う。

② 術者は祭壇の西側に立ち、東側を向いて呪文を唱える。

「おおイシスよ、地にありては、その面を覆われしと言えど、光輝に満つるもの。
万物の母よ。
いと高き天より降り来たり、汝が子らの間へ進まれよ。
我らが声を聞き、おのみ姿を現し給え。
シャダイ・エル・カイ・レア・ビナー・ゲー。」

術者は、祭壇の東側の空高くに、美しい女神を視覚化する。

③ 術者は、祭壇の東側に進み、呪文を唱える。

「おお、地の造られし前よりありし者。レア・ビナー・ゲー。
千の名を持つ大いなる女神。
我は御身の女司祭なり。わが声に応えよ。
わが身体を持って、汝の神殿とせしめよ。」

術者は、両手をさし上げ、次に額の前で交差させ、女神が降りて来て、自分の
身体と一つになるシーンを強く想像する。

これで、術者は月神の化身となった。ただし、これは憑依現象ではない。
あくまで己の覚醒した意識を持つ事。
この時の感覚は絶妙で、言葉では表現し尽くせないが、女神が降りたら、
すぐにそれと判るはずだ。
ある達人(アデプト)に言わせれば、それは「無数の星に取り囲まれたような
感じ」だと言う。

④ 術者は、祭壇の東側から西に向き、呪文を唱える。

「我は海より昇る星。我は無限なる静かなる大洋。
母なる女神の言葉に耳を傾けよ。
我は、我を求むる声を聞きて来たり。
シャダイ・エル・カイ・レア・ビナ・ゲー。」


⑤ 術者は、前もって用意した手紙を取り出して唱える。

「我は、わが愛児の嘆きの声を聞けり。
汝、我に望むや。(ここで手紙を読む)
汝の望みは聞き入れられたり。

(ここで手紙を、祭壇の中央、鏡の上に置く)

我はムチと口づけ、愛と祝福をもって、このサインの下に力を与えん。」

(右手で「地の召喚の五芒星」を描き、魔法円内にチャージされた諸力が、
祭壇の中央に集中していく。)


(「地の召喚の五芒星」)


⑥ 女神の帰還。呪文はこう唱える。

「わが役目は終えり。しかして、天の宮に戻らん。
シャダイ・エル・カイ・レア・ビナ・ゲー。」
(術者は、自分の身体から女神が天に帰って行く姿を、はっきりと視覚化する。)

⑦ 女神への謝辞。
術者は祭壇の西側に戻り、唱える。

「大いなる母、我は御身に感謝す。
願わくは天に永遠にありて、御身がすべての子らに、限りなき慈愛の恵みを
給わんことを。」

⑧ 魔法円を閉じる。
(「小五芒星儀礼」か、円を三周し、最後に十字を切る。)

⑨ 儀式終了。

―――――――――――――――――――――――――――――

【儀式の手順 (男性用)】

本来の儀式では、男性には太陽神や、牧羊神パンを引き降ろすが、
ここでは女性抜きの月神降臨儀式になる。

準備や儀式の手順①~②までは女性の方法と同じ。

③ 祭壇の西側に立ったまま、女性版と同じ呪文を唱える。
次に、両手を高くさし伸べ、手を下ろしながらながら、ひざまずく。
祭壇の東側に、美しい月の女神が降り立つ。


④ そのままの姿勢で、このように唱える。

「おおイシス、最も聖にして誉むべき者。海より昇る星。
汝は無限なる静かなる大洋。
わが嘆きの声を聞き給え。
シャダイ・エル・カイ・レア・ビナ・ゲー。」

(ここで手紙を、祭壇の中央、鏡の上に置き、右手で「地の召喚の五芒星」を描くと、
イシスはその姿を大きくし、魔法円の中いっぱいに力が満ちる。
術者は、母なる女神に抱かれるような、安らかな気持ちに浸る。)

⑤ 再び女神は祭壇の東側に等身大の姿に戻る。そして、唱える。

「御身、わが願いを聞き入れられたり。
わが身を屈めて感謝す。
しかして、美しき天の宮へ帰られ給え。
シャダイ・エル・カイ・レア・ビナ・ゲー。」

⑥術者は立ち上がり、女神が天の月宮に昇って行く姿を、鮮明に視覚化する。

⑦ 魔法円を閉じる。

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「アメイジング・グレース:エルヴィス・プレスリー」
http://www.youtube.com/watch?v=B3XdXEJEI4E

カトリックで歌は「聖歌」と呼び、プロテスタント諸派では「賛美歌」と呼んで
区別されています。

聖歌「驚くばかりの」

驚くばかりの 恵みなり
この身の汚れを 知れる我に

恵みはわが身の 恐れを消し
任する心を 起こさせたり


讃美歌「われをもすくいし」

我をも救いし くしき恵み
迷いし身も今 立ち帰りぬ

おそれを信仰に 変え給いし
我が主の御恵み げに尊し



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「シュークリームレシピ」

2009年10月18日 | Weblog



一般的にシュー作りにはバターを使用しますが、わたくしの
場合、こちらのレシピを拝見させて頂いてから、家にある
オリーブオイルで作るようになりました。
http://recipe.gourmet.yahoo.co.jp/J000135/

作り方は非常に簡単で、
サラダ油 50g
水 70g
小麦粉.60g
全卵200g
塩1g
の分量で、鍋に塩、水、油を入れて沸騰したら、小麦粉を手早く混ぜて、
鍋を火から下ろし、、卵を加えていって、クリーム状にし、天板の上に、
生地を絞るかスプーンで盛っていって、温めておいたオーブンに入れて
180度で10分焼いて出来上がり、というものですが、焼く時にシューが充分
膨らまなければ、平らな、甘くないクッキーのようになってしまいます。

シューを上手く膨らませる為には幾つかのコツがあり、コツは人によって
多少違うようですが、わたくしの場合は、
・オーブンは充分に温めておく
・塩、水、油は完全に沸騰させる。塩は好みにより量を加減して良い
・卵は多過ぎたら膨らみ難い
・卵はあらかじめ、よくかき混ぜておき、ゆっくり加える
・オーブンに入れる直前に、霧吹きで軽く水をかける
・生地が未だ温かい内にオーブンに入れる
・一度オーブンに入れたら、焼き上がるまで、オーブンの扉を開けない

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「ルーン・マジック(イス)」

2009年10月17日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

以下、ルーン・マジックからの続きです。
こちらもノーシスとは別体系ですので、御注意願います。

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【ルーン・イス:(画像向かって左)】

【このルーンの魔術的効能】

・集中力と意思の発達
・望まざるダイナミックな力の停止・収縮
・均衡の取れた大規模なシステムの内側での基本のエゴの統合
・他の生ける者達を超える支配力と束縛

【ルーン・イスのサインマジック】

【姿勢】

(画像のように)真っすぐに立ち、両腕を体の横側にしっかりと着けるか、
若しくは、真っすぐに立ち、両腕を頭上に真っすぐに伸ばして、両手のひらを
合わせます。
この姿勢で、次のフォーミュラを唱えます。

【魔術のフォーミュラ】

イサ イサ イサ
イイイイイイイイイイ
イイイイイススススス
イイイイイイイイイイ

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「【台湾取材レポート】知日派・黄敏慧さんに聞く」
http://www.youtube.com/watch?v=lOf9_vFMDZk

現在は共産党政府主導の教育を受けた人々が沢山おり、中国人と云えば
反日、台湾併合活動者が圧倒的に多いですが、全員ではありません。
特に大陸は個人主義が強く、人でも違う事を感じます。
わたくしの住む地域で中国人は、
「完全反日・台湾併合活動者」と、「親日・親台派」が完全に自然に分かれて
います。
「親日・親台派」の人の方が普通マナーも良いです。

台湾要獨立~~
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「モーゼ第8・第9・第10の魔術書」

2009年10月16日 | Weblog



「モーゼ第8・第9・第10の魔術書」からの続きです。

この魔術は、どの時間でも可能ですが、特に朝の最初の
三時間の間が最適であると書かれています。
そして、第一の祈りと異なり、早口で読む、または唱えるように
と云う指示があり、それに続いて「ノストラム」を唱えます。

【第2の祈り】

「力強き霊よ、全能の士なる神、ヨー・ヘー、ヨー・ヘー・ヴァウ・ヘー、
ヨー・ヘー・ヴァウ・ヘーのみ名によりて、(名前)の子なる我、(名前)は、
御身に願い奉る。
是まさに、彼の奇蹟と、力強きもろ業を果たさしめ、妖かしの技の類の
ことごとくを打ち破らしめ、茂みの内にてモーゼに啓示し、偉大にして栄光に
満てしみ名を彼にもたらしめし、モーゼの剣(つるぎ)なり。
これの心づくし、かくして御身の心づくしなり。
もし汝、これを火に近接さするも、汝は焼けず、これは汝を世の悪の
ことごとくより守らん。」


【ノストラム】

悪の発生に対し、「インシィエル」の語を唱え、川より取った水で満たした
七杯以上の水を、頭越しに投じる。

………

盗人と強盗の拘束のため、片方の小指を片耳に入れながら、
「アディル」と唱える。

………

人の心に影響を及ぼす為に、生肉の上部に「トレシエル」の語を唱え、
それを彼に食べさせればよい。

………

盗人からの家の保護のために、「アディル」の語を、水の入ったカップの
上から130回唱え、屋根の周りに注ぐ。

………

夢を通じて情報を得たければ、香油で羊皮紙に「CHARTIS HIERATIKON」と
書き、火を灯したローソクの前で「第2の祈り」を繰り返し、新しい生木の棒で
火を消し、床につく。

………

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「大仏ポスター」

2009年10月15日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

画像は、昔の「トワイライトゾーン」の付録の、黄金仏ポスターです。

現在は静かな仏像ブームが日本に起こっているとの事で、
仏像拝観者も若い人が特に増加しているそうですが、80年代後半には、
大仏建立が日本各地でブームとなったようです。
丁度バブル景気の華やかな時代、資金面でも充分に余裕があった時代
ですが、「単に現世利益を求めてか、人類破滅の回避の働きか!」と云った
テーマで、朝倉三心氏がレポートされていました。

仏教の歴史を調べてみると、釈迦の死後、数百年が経過して、仏像が
初めて造られる様になったとの事です。
仏像のルーツは石仏で、それから徐々に大きな仏像が建立されるように
なったと見られ、80年代末には100メートルを超える高さの仏像さえも
何箇所かで建立されたそうです。
朝倉氏は、「仏教に対する期待感と、現世利益をより多く追求する
エネルギーとが、奇妙な形で合体し、それを可能にする資金力が大仏建立の
ブームをもたらした」と考察されていました。

しかし大仏は建立すればそれだけで良いと云うものではなく、祀り方や、建立の
過程あり方でも、変わってくるとの事です。
以下、朝倉氏の言葉です。

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5メートル以上の大仏は、近寄って見ると、全体の一部しか見えないので、正面から
全体が最も大きく見える場所を選んで欲しい。
そこで合掌して、目を閉じ、心が落ち着いてから、パッと目を開けて大仏を見ると、
一瞬で大仏から受ける何かを感じ取る事が出来る。

それは、自分に感動を呼ぶものであったり、ありがたいものであれば、静かに
祈りを捧げたり、願い事をするのも良い。
反対に、目を開けた瞬間、不快感や、邪悪なものを感じたら、大仏と相性が
悪いか、大仏自体が邪念のこもったものであるので、長居はせずに、すぐに
その場を立ち去った方が良い。

心に感動を呼ぶ大仏は、近くで見てもありがたいものであるので、全体を拝んだ
後は、近寄って拝観し、頭を良くしたい人は頭部を、腰に痛みのある人は、腰の
辺りを見つめて祈願すると、御利益を頂ける。

このポスターも、タリズマニック・パワーに満ちたものなので、是非壁に飾って欲しい。

………

誰が見ても美しいと感じ、神々しいと思う仏像には、自ずと霊力が宿っており、
御利益も強い。
新造された大仏を、各所で見て歩いたが、はっきり言って、東大寺や鎌倉の
大仏のように、自然ににじみ出る様な、尊厳さとパワーを持った大仏は少ない。

どうしたら、古い大仏の様に、御利益が強くなるのかと、教えを求められたり、
念を入れてくれと頼まれる事もあるが、その時は、大仏内に胎内仏(出来れば純金製)を
安置するように話している。

大仏は正直言って、大き過ぎるため、祈願の対象にはなっても、普通の方法では
念は入れ難い。
全体の見える遠い所からパワーを送っても届かないし、近づき過ぎると、念力は
仏像の中で放散してしまう。
これを防ぐのが胎内仏で、念入りに祈願され、パワーを充分に備えた小仏が大仏内に
安置されると、見違えるばかりの御利益のある大仏に変化する。

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「妖精を呼び出す(続)」

2009年10月14日 | Weblog




画像は、昔のマイバースデイの「妖精シリーズ」の中に
登場した、春風の妖精の「パル」です。

自然の中での妖精目撃談は、かつてはしばしばあったの
ですが、寄稿された中でも珍しい体験談で、人家にある電源を消した
テレビの中に姿を見せたという、非常に変わったものがあり、こちらも
興味深い所があるので、今回こちらを抄掲させて頂きます。

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【消えたテレビ画面に妖精が!!】 北海道小樽市

それは今思い出しても、とても奇妙で、不思議な体験でした。
昭和59年11月のある土曜日、この日は朝から雪空で薄暗く、体調も
妊娠6ヶ月に入っていたので、あまり良くありませんでした。
銀行へ行かなければと思いながらも、私は朝食の後片付けを終えるとすぐに、
窓側の長椅子に横になってしまいました。

そうして30分ぐらい過ぎた頃でしょうか、何気なくテレビの方に目をやると、
消してあるはずの20インチのブラウン管の表面の右上で、何か小さいものが
チラチラと動いているのが見えました。

その時私は、ボンヤリしていましたし、外の景色か何かが、そこに映っている
のだと思い、大して気にせず、何となくそれを見ていました。

ところがそのうち、それは次第に、画面の4分の1くらいの大きさになり、はっきりと
私の目に入ってきたのです。
それは、とても綺麗な赤い服を着た小人のようでした。
手と足をバタバタさせ、首も左右に振って、まるで何かを喜び、楽しく踊っている
ように見えました。

私はとたんに気味が悪くなり、その外からの景色を遮ろうと、画面に自分の右手を
かざしました。
すると、私の手はブラウン管に映っているのですが、それとは全く別に、それは
なおも動き続けたのです。
しかも、しばらくすると、それは突然、私の手に気づいてびっくりしたかのように、
画面の中に映っている、食器棚の上に飛び乗り、ゆっくりとあぐらをかき、やがて
少しずつ薄れていきました。

小人のようであり、また妖精の様でもありましたが、それは決して嫌なもの、という
感じはありませんでした。
ただ、何かとんでもないものを見てしまった!という気になりました。

そのせいか、たまらなく喉が渇き、私は椅子から転げ落ちるようにして立つと、
台所へ行き、水を飲もうとしました。

と、その時です。
私はそこに立てかけてあったマナ板に、綺麗な青のクレヨンの様なもので、
沢山の線が描かれている事に気づいたのです。

その日に限って、私は朝寝坊をしてしまったので、主人の朝食も弁当も、冷蔵庫の
中のあり合わせのもので間に合わせ、マナ板は前日から使っていませんでした。
もちろん前日、マナ板にそんな線をつけた覚えなどなく、ついていた記憶もありません
でした。

その不思議な線は、タワシで幾ら強くこすっても消えず、爪を立ててひっかくようにして、
少しずつ取りました。
しかし線の跡は、どうしても消えませんでした。

そんな風に続いて起きた不思議な出来事に、私はそのまま一人で家に居る事が
出来なくなり、外に出て、近くの公衆電話で、実家の母に電話をしました。
そうして全てを母に話すと、幾らか気分も落ち着きました。
母は私の話を信じてくれたようで、それは食べ物に困らないよいう、良い知らせでは
ないかと言っていました。
全く何の根拠もなく母は、私の話を聞いて、ふとそう思ったそうです。

そしてその夜、帰宅した主人は、珍しく主人の実家からもらってきたのだと言う、
沢山の野菜を抱えていました。
主人は私の話を聞き、また、私の母の言葉を聞いて、確かにそうかもしれないね、と
びっくりしていました。

それにしても、一体あれは何だったのでしょう。
以来、あの小人の様な、妖精の様なものは、現れていません。

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シーリーコートを呼び出す】

スコットランド地方に伝わっている、人間に幸運をもたらす妖精を呼び出す方法が
あります。
「シーリーコート」とは、良い妖精の総称で、広く温かい部屋の中で、綺麗な
水を用意し、「シーリーコート・シーリーコート」と唱えます。

………

【ジプシーのドングリの妖精】

「ヒッコリー」とは、ジプシーのドングリの妖精で、いい夢を見せるなど、ささやかな
幸せを運んで来てくれると伝えられています。
この妖精に呼びかけるには「ヒッコリーさん、私に恵みをわけてちょうだい。」と
唱えます。


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