核も戦争もない世界への決意・・・・・「被爆70年熊本県原爆死没者追悼慰霊式典」

7月28日、県民交流会館パレアで、「被爆70年熊本県原爆死没者追悼慰霊式典」が開かれました。
新たにこの1年間物故者となられた方々の名簿が奉呈されました。
その後、NHK熊本児童合唱団による合唱が披露され、来賓の方々の挨拶と続きました。
筝演奏者による追悼曲の演奏もありました。



参加の感想を、市議会だより「控室から」に投稿しました。（下記のとおり）

【控室から】
　「原爆死没者追悼慰霊式典」に参列
　　　　　　　　　　　　上野　みえこ
　戦後七十年の節目となった今年、毎年開催されてきた「原爆死没者追悼慰霊式典」は、被爆７０年式典として行われました。
　毎年参加して思うことは、年々被爆者の方々が高齢化されているということです。不自由になられた身体をおして参列されている姿に、原爆被害を繰り返させないという強い意志が見えてくるようです。挨拶をされた被爆者遺族会の代表は、この式典を続けていくこと、被爆の実相を語り続けていくこと、次の世代に語り手をつくっていくことが、自分たちの使命であると述べられました。
　被爆者とそのご家族だけでなく、式典に参加した私たち、そして平和を願う多くの人たちとともに、被爆の実相を伝え、二度と被爆者をつくらない核兵器廃絶の運動に取り組んでいかなければならないと思います。
　今、国会で審議中の戦争法案は、戦争への道、再び被爆者を生みだす道を開くものです。核も戦争もない、平和な社会をつくるために、今こそ立場の違いを超え、「戦争法案廃案」の一点での協力共同が求められています。