日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

渡部陽一氏の講演会に行って

2012-08-16 | 趣味の時間

8月14日息子家族とお墓参りに行き、夫家のお墓私の親のお墓と二か所のお墓参りをした。

この日は午後から市の主催する「平和都市宣言20周年記念式典」で戦場カメラマン渡部陽一さんの講演会があった。入場は無料だが整理券が必要で、メールでの申し込みも可というので申し込んでみたところ当選。

行くかどうか迷ったが、息子が買い物もしたいので近くまで送ると言うので駅近くで一緒にお昼を食べてから別れ、私たちは会場へと向かった。

 

渡部氏はステージを右から左、左から右へと大きく動き、ジェスチャーも交えての講演だった。

戦場カメラマンになったきっかけ、戦地で見た子供たち。

学校へ行く事が子供たちの喜び、家族が一緒にいられる事が平和だと語る。

悲劇は正確な情報伝達が速やかに行われない事で大きくなるという。そして若い人たちには安全な国で良いからどんどん海外に行って見聞を広めてほしいと。

頭の良い、誠実な人だという感じは充分に伝わってきた。

講演の最初と最後に渡部氏が質疑応答があるので、どんな質問でも出来るだけ誠実に答えたいので手を上げてどんどん質問して下さいと言われたのだが、司会者が「質疑応答の時間ですが、申し込みの時に質問を書いて頂いた中から選ばせてもらいました」と質問を読み上げたので渡部氏はそれに答える形となった。

会場から渡部先生が質問を受け付けると言ったのにおかしいのではないかという声が上がったのは、司会者が次の質問を読み上げようとした時だった。

それに対して「僕が先走りしてしまって・・・」と謝ったのは流石だった。

が、これは主催者側が講師への説明をきちんとしていなかったからに違いなく、主催者から謝罪の言葉があっても良かったのではないかと思った。


 

会場を出て、帰宅するのに駅まで地下歩行空間を歩いた。

来る時も同じところを歩いたので夫はさっさと先を行く。振り返る事もなく行く。

途中まで見えていた夫が見えなくなったのは駅までもう少しというところ。

改札口付近で待っているかと思ったら姿が見えない。もう一方の改札口の方へ回ってみたがやっぱりいない。

連絡を取ろうにも夫は不携帯。

出かける時に夫の携帯が置きっぱなしなのに気が付き携帯は持たないのと聞いたら電話はかかってこないからいらないと言って置いてきたのだ。

 

駅に着いた時、先発の汽車は行ったばかりで夫もそれには間に合わなかっただろうと思う。次の汽車は20分後だ。

改札口で待つ事15分。発車時刻が近くなり改札を通るかどうか迷ったが、更に20分待って一本遅らせて帰宅した。

 

夫は私が乗るかどうか迷った汽車に乗って帰宅していた。

 

コメント (4)
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