日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

65歳になって

2014-09-05 | 夫と子供と孫のこと

夫がいまの会社に移るきっかけは、それまで勤めていた会社が自主清算することになったからだった。早くに情報を知る立場にいた夫から「危ないかも」と聞いていたので気持ちの準備はしていたが、次に決まった職場(いまの会社)の条件の悪さにはびっくり会社自体の給料体系がかなり低い。前の役職のまま迎えられた夫だが、給料は以前の7割。それでももとからいる社員よりも高額なのだ。以前からいる社員との関係や、会社のやり方に疑問を持つ事もあったりで夫はうつ状態になり、仕事を続けられないのではないかと私は思ったのだったが

60歳を迎えた数ヵ月後、夫は退職を申し出たが慰留されて嘱託として勤務するようになり、給料も3/4に。

それから3年後、こちらの都合で契約社員になった時に社会保険加入も無くなり、嘱託時の7割弱の給料となった。雇用条件が下がるに従って責任も軽くなり、なんとか65歳までやってくる事が出来た。

そして今回の継続雇用の話だ。

契約社員の夫は9時から16時まで、月に18日間の勤務で給料は定額だった。今度は9時から15時までで、時間給になる。しかも現在の給料を時間給に換算したものの8割。しかも、しかも、9時から15時までの勤務なのにお昼休みは90分だってつまり4時間半×時間給

お昼休みも、いつも時間いっぱい休める訳ではない。電話があれば動かなければならない時も多い。そういう状況を知らない訳ではないだろうに、僅か30分の時給もけちるような節約する会社なんだ・・・

 

声をかけてくれた人もいない訳ではなかったが、いまさら週5日の勤務はしたくない。決して恵まれた職場ではないが5年も勤務してきてそれなりに慣れた。もう65歳になって、勤めるのもあと僅かなら今更イチから始めるのもしんどい。

そう言って夫は一年間の雇用契約を結んだのだった。

 

コメント (4)
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