棚卸と言うか、毎年やってる今年の買い物の振り返りとか、近況ばなしです。

去年はインフレを見越して車とかパソコンとか色々買いましたが、今年は大物は殆ど買っていません。読書用のタブレットは昨年暮れに買って年明けから稼働、久しぶりにウォークマンを5月に買いました。
レノボのタブレットに各社の電子書籍アプリを入れましたが、hontoだけ入れられなかった。聞いたらこのレノボは軽量版?のアンドロイドで、hontoは対応していないのだそうです。仕方ないからhontoはiPadで見るようにしています。
ウォークマンもアンドロイド仕様ですが、電池食いで起動が恐ろしく遅くて、嫌みとかじゃなくて本当に何考えて作ってるのか謎なところがあります。この製品は発売から年数が経過していることは確かですが、それにしてもカセット時代にはあれほどクイックアクセスや長時間再生にこだわってたのにねえ。

高いイヤホンを買う趣味はないのですが、個人的にちょいよさげなイヤホン買ったら、イヤホン好きの気持ちは分かったような気がします。
ただこの有線イヤホンはほとんど使ってなくて、もっぱら去年かったテクニクスで聞いています。
あと、自転車を買いました。
折り畳みなので試しに車に積んでみましたが、結構重たいしあちこちはみ出てるし、車も自転車も傷つけそうなのでそれきりやってません。
でも近所走るのに自転車よく使うようになりました。

先日の事ですが時計を買いました。
あと、スマホは買い替えようと思いながら、なかなか手が付けられず。
先日法律が変わって値引きに制約が出たとか言ってましたね。はてどうしたものか。

話は変わって、さいきん買ったCDの話題です。
スザンヌ・ヴェガはなぜだか突然聞きたくなって、2枚ほどCD買ってみました。トムズ・ダイナーはなにかのCMで使っていましたよね。
なんとなくバブル末期から90年代の雰囲気が濃厚で、素直にノスタルジーを感じます。

そう思いながらローラ・ニーロを聞くと、こちらは時代性とかそういうのを超越したパワーが感じられます。すこしわかりにくいけど、一度わかると繰り返し聞きたくなる魅力がありますね。。
若くして亡くなっているのですが、生前の活躍は残念ながら知らないんですよね。。今CDは買いにくくなっていますが、来年も少しずつ追ってみたいと思います。

藍川由美さんは東京芸大声楽科の出身ですが、西洋音楽よりは日本の伝統に根差した歌曲などを中心に取り上げられている方です。
といっても、普段のご活躍の様子はそれほどくわしくないのですが、この2枚は25年ほど前、雑誌などで取り上げられてちょっとした話題になりました。
当時図書館にCDがあったので、借りてきてMDに落として、繰り返し聞いてました。
明治以後、西洋から様々な技術や思想が入り込む中、人々の心の中には様々な葛藤があったものと思いますが、音楽の世界でも西洋風の楽典、音階やリズムで構成された世界と、日本古来の伝統に基づく世界観をどう結び付けるか、当時の人たちは相当悩んだものと思われます。
「ゴンドラの唄」冒頭の『カチューシャの唄』、うちには別に鮫島由美子さんのCDがあるのですが、二人の歌い方は全然違います。藍川さんの方が日本の伝統に根差した歌い方、とかいう単純なことでもありません。『兎のダンス』では附点音符を極めて厳格に表現した歌い方をしていますが、当時の日本の楽典に対する捉え方は、もしかしたらこのように非常に厳密な解釈法だったのかもしれません。
木下忠治作品集はもっと新しい時代の、テレビドラマの主題歌なども取り上げているのですが、頭の中には少し前の日本の家庭とか浮かんできます。蛍光灯が揺れる居間と、ブラウン管テレビから聞こえてくる主題歌、薄暗い廊下とその先の人気のない台所、窓の外から時折聞こえてくるバイクの音、みたいな。
考えてみると自分たちは、昔の薄暗くて寂しい宵闇を、ほんの少しであれ体感できた最後の世代なのかもしれない、とふと思ったりします。

さいごは近況です。
年賀状はじぶんで絵をかいてますが、以前は水彩、そのあと色鉛筆、そして昨年からはiPadを使って描いています。iPadはどうも使いこなせなくて、買ってから実際に使うまで数年かかってしまいました。年末しか使わないから、いざ出してみたらペンシルが故障してたりとか、いろいろありましたね。
写真は去年のイラストが出ています。

この時期になるとプリンタのインクを買ってきます。
いちおう買っておかないと、まとめて印刷するときに困るとおもって買うのですが、今年はプリントかけてインジケーター見たら、どの色も八分方残量がある。ので、いちおう買いはしたけど、封も開けなくて済みました。
インクも高いからね。これ6色で8千円ちかくですよ。。

前のプリンタは背面から給紙して前に流すタイプでしたが、今のは手前から給紙して手前に出てきます。給紙トレイは一度にたくさんのハガキを置けないようになってます。また、印刷開始されると、給紙トレイの上に排紙トレイが出てきて、給紙トレイを隠してしまう。用紙がなくなったらいちいち排紙トレイをしまって給紙トレイを引き出す必要があり、これが結構めんどくさかった。
印刷って時々失敗するので、ちょっと緊張します。紙づまりとか、印刷方向間違えたとか。宛名間違ってたとかいろいろ。
とりあえず無事終わったので、ほっとしているところです。

2年前に買ったシクラメンですが、通年で水をあげて枯れないようにしてました。去年は割とすぐに花をつけたのですが、今年は養分が足りないのか、時間がかかってます。今日ようやく赤いのが見えてきました。
がんばれ・・。