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会社の帰りに一気に読んだ。村上春樹の代表的な短編集だけど、まだ読んだことがなかったのだ。
一つ一つは全く違うストーリーだが、背景に流れているのが16年前の神戸の震災、というのも、今読んでみたかった理由の一つ。
表題作は映画化されて秋に公開されるらしい。それも面白そうだけど、これ、結構荒っぽい仕上がりの作品だと思うけどな。妙に描写が細かいところがあったり、そうかと思うと場面が飛躍したり。ただ、外面的に完成度が高いことが、作品のおもしろさとイコールということはないとは思うけど。
「かえるくん、東京を救う」は、タイトルだけずっと前から知っていたけど、思っていた通りの作品だった・・。
どの作品が一番面白いか、むずかしいが、「蜂蜜パイ」「アイロンのある風景」は実に味わいのある、いい作品だと思う。
一つ一つは全く違うストーリーだが、背景に流れているのが16年前の神戸の震災、というのも、今読んでみたかった理由の一つ。
表題作は映画化されて秋に公開されるらしい。それも面白そうだけど、これ、結構荒っぽい仕上がりの作品だと思うけどな。妙に描写が細かいところがあったり、そうかと思うと場面が飛躍したり。ただ、外面的に完成度が高いことが、作品のおもしろさとイコールということはないとは思うけど。
「かえるくん、東京を救う」は、タイトルだけずっと前から知っていたけど、思っていた通りの作品だった・・。
どの作品が一番面白いか、むずかしいが、「蜂蜜パイ」「アイロンのある風景」は実に味わいのある、いい作品だと思う。