うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ウラディーミル・ド・パハマンのピアノ名演集

2011年05月20日 | 音楽
 手元にあるのはCDだが、元々はSPレコードとして世に出たものの復刻である。録音は1915年から16年にかけてというから、第1次世界大戦の最中と言うことになる。大正時代である。

 地震で本棚がひっくり返ってしまい、片付けたこのCDが出てきた。10年ぐらい前に買って、あまり聴かずにうもれていたものらしい。

 とてつもなく音が悪そうに思えるが、ICレコーダーの録音モードを最長にしたような感じで、それほど困らない。余談だが、携帯プレーヤーとか圧縮音楽に慣れたせいか、自分を含めて現代の人の方が録音音質に鷹揚になっているような気がする。

 専門家ではないので演奏の感想を言葉にするのは難しいが、わりとあっさりと弾いているような気がする。何か胃にもたれるようなしつこさがなくて、いい感じだ。
100年前の録音が今でも聴けるというのも、すごい話だな。








 

コメント
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